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ヒロシ(以下、ヒ):最近Amazon見てたらこんな美味しそうな牛タン見つけて注文したから、お裾分けするね!最近焼肉食べたいと思ってて、せっかく買うなら間違いないもの買いたいたくてね。これは有名Youtuberも絶賛の大トロ牛たんだから間違いと思ってね!実際に家で焼いたら、厚切りで焼いたら超柔らかくて超ジューシー!!本当に美味しかったよ!!!
サトシ(以下、サ):見た感じで既に美味しそうだもん。この厚切りタンをどう食べようか。想像するだけでお腹空いてきた!!あー見ているだけでよだれが出ちゃう!!たまに家族全員でキャンプ行くようになったから、外で食べるのも家族みんなで楽しめていいかも!!家族みんな喜ぶよ!ありがとう!
ヒ:話は変わるけどちょっと前にユニクロ行ったんだけど、ユニクロって本当にオシャレになったと思うよ。
サ:確かにね!もちろん値段が魅力ではあるけど、シルエットや素材、色どれも進化を続けているよね。
ヒ:昔はユニクロってオシャレなイメージなかったけど、気付いたら商品自体が良くなってきた感じなんだよね。そのキッカケってなんだと思う??
サ:色々あるとは思うけど、やっぱりジルサンダー自身とコラボした「+J」がキッカケだと僕は思うよ。そこからユニクロがどう洋服をデザインすればいいのかを学んだから、今ではオシャレと言われるようになったと思う。
ヒ:当時、確かに凄く話題になってユニクロに長蛇の列ができてたね。ジルサンダーってそんな凄い人なの?
サ:じゃあジルサンダー本人とジルサンダーというブランドについて超簡単解説していくよ!
ヒ:よろしくお願いします!!
サ:まずは簡単に歴史から。創業者ジル・サンダー(Jil Sander)は、ニューヨークで女性誌ファッションジャーナリストをしていた敏腕OLだった。その後、会社を辞め、1968年に、ドイツ・ハンベルクにセレクトショップをオープンします。そのセレクトショップ内で、ジルサンダー自身のデザインした服を販売していたことが、ブランドの始まり。
ヒ:デザインの有名な学校を卒業してとかをイメージしていたけど、セレクトショップから始まったブランドなんだね。
サ:因みにジルサンダーは通称で、本名はハイデマリー・イリーネ・ザンダー(ドイツ語:Heidemarie Jiline Sander,)である。
ヒ:今までずっと本名だと思っていた笑笑。ジルサンダーの特徴はどんなところなの??
サ:ジルサンダーの最大の特徴は、”ミニマル”なデザインにある。高品質な素材、精度の高いカッティング、極限までそぎ落とされたミニマルなデザインは、創業当時から変わらない。まさに「Design Without Decoration(装飾のなきデザイン)」をコンセプトの通り、洗練された、繊細で美しいシルエットのミニマルなデザインが特徴なんだ。
ヒ:つまり色、素材、カッティング、全てをそぎ落とし洗練された印象がジルサンダーのミニマリズムの真骨頂と言えるってことね!
サ:そして、1973年に、パリ・プレタポルテ・コレクションに進出し、デビューを果たしますが、彼女のデザインが時代の流れには合わず、1980年に撤退。1985年に、活動拠点をミラノへと移し再出発。その2年後、1987年にミラノコレクションに参加して、そこで脚光を浴びることになり、一気にトップブランドの座へのぼりつめることになるんだ。
ヒ:有名なブランドだから順風満帆に成長していったと思いきや、ミニマルなデザインが受け入れられず、苦労した過去があったんだね。
サ:その後プラダグループに買収され素材の品質を落としたくないジルサンダーとコスト削減を優先するプラダグループが原因の対立により、2000年秋冬を最後にジルサンダーはデザイナーを辞めることになる。2003年、再度ジルサンダーがプラダグループの呼びかけで、デザイナーに復帰するも、2004年には、プラダとの対立を理由にジルサンダーは再び辞任します。このようなことがあり、ジルサンダー本人を「鉄の女」と呼ばれるようになる。
ヒ:ジルサンダー本人が自分のこだわりは絶対に曲げないことを象徴する良い言葉だね。その後はどうなったの?
サ:ジルサンダーがいない時期は、ラフシモンズやロドルフォ・パリアルンガがクリエイティブディレクターを歴任し、現在ではルークメイヤー夫婦が就任。
ヒ:有名なデザイナーが歴任してきたんだね!ルークメイヤー夫婦ってどんなキャリアを積んできたの?
サ:ルーク・メイヤーは、「シュプリーム」のヘッドデザイナーと自身のブランド「OAMC」のハイストリートカルチャーの経験を持ち、ルーシー・メイヤーは「ルイ・ヴィトン」、「バレンシアガ」、「ディオール」でのラグジュアリーやオートクチュールの経験をジルサンダーに活かしている。「ミニマル」さと、「ストリート」と「ラグジュアリー」の要素が融合したことでさらに幅広い層に人気が出た。
ヒ:ストリートな雰囲気は確かに感じる!今のジルサンダーはミニマルの中にストリートやラグジュアリーといった、トレンド要素が組み合わさっているんだね。
サ:そうそう!ジルサンダー本人が追求してきた無駄のないシンプルなデザインをベースに、現在のデザイナーの個性が上手く混ざり合うことで、今まさに世界が注目すべきブランドとなっているのだと思う。
ヒ:ジルサンダー自身の偉大さとそれがユニクロで身近に買えること凄さを強く感じたよ。
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