ファッションの教科書 
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トモ:最近アクセサリーに興味が出てきて色々見ているんだけど、DAN TOMIMATSUっていうブランドが気になるんだけど、どんなブランドかよく分からなかったから教えてくれない？
サトシ:もちろんいいよ。じゃあまずはブランドのコンセプトから。ブランドから引用すると、
DAN TOMIMATSU は Designer 富松 暖 が標榜する ”心に作用するデザイン” をコンセプトに設立されたジュエリーブランドです。 ジュエリーは純粋な装飾品であり、物理的な機能を持ちません。 人はジュエリーが備えている人の心に働きかける作用を身に付けているといえます。 日々、必要に迫られる中で知覚されづらくなる身の回りの情景を映し、人の思いを宿す器となるジュエリーを制作します。 ジュエリーはその時代を生きる人々の価値観を象徴しています。DAN TOMIMATSU はジュエリーを通じて、“人にとっての真の価値とは何か” を問い続けます。
http://dantomimatsu.com
ト:商品はどんなものがあるの？
サ:大きく分けて4つのコレクションがあるんだ。
- UNBOUND
- ENLINK
- DISSOLVE
- EQU
サ:まずUNBOUND。身の回りにある留めるものをイメージして作られているコレクション。例えば輪ゴムをイメージして作られているブレスレットやテープをイメージして作られたリングがあるんだ。
ト:輪ゴムやテープは確かに身の回りにあるものだけど、それをジュエリーにするって他にないね！
サ:特に有名なrubber bandbraceletはデザイナーの祖母がよく腕につけていた輪ゴムをインスピレーションに生まれたんだよ。
ト:俺の祖母も、よく付けてたような気がする笑笑。職人によってひとつひとつ歪めているところに、こだわりとリアリティーを感じるね。
サ:次はENLINK。デザイナーのルーツである奈良の昔から伝わる「金糸」を使ったコレクション。昔ながらの「金糸」と、今のデザインという昔と今を融合させるように金糸が巻かれているデザインのもの。
ト:このコレクションは、デザイナーが自分のルーツというものを大切にしている価値観が伺えるね。
サ:次はDISSOLVE 。DAN TOMIMATSUによって新しく生み出された工芸技法を 用いて制作されるジュエリーコレクション。
昔に造られた金や銀の装飾品が長い年月の間地中に埋もれていた場合に、 地金に含れるその他の物質が溶け出し、消失する現象を意図的に作り出している。人工物であるジュエリーに、自然物の特徴を付与することでひとつひとつ異なるジュエリーを生み出している。
ト:人工と自然という矛盾する事柄をひとつのもので表現する他にないコレクションだね。ジュエリーに出来た空洞が、自然を感じさせてくれる個人的にこれが一番気になるかも！
サ:最後はEQU。ペアとなることを前提とした指輪のコレクション。すべてのサイズの指輪が同一の薄く長い板状の地金が巻かれる事によって制作され、どんな大きさであっても同じ地金の量、重さ、長さを必要量とし、価格も同じ。
ト:ペアリングに相応しい考え！ペアだからこそ二つの指輪が等しく同じ価値、重さを共有するようにデザインされているんだね。
サ:アイテムごとにシルバー、10金、18金、プラチナを使っているところも魅力だと思う。例えば、シルバーだと使い込むことで味が出てくるし、金だと経年変化しないから変わらない美しさがあるんだ！
ト:そんな特徴があるだね！自分がどういうジュエリーを使っていきたいかで素材は選ぶべきなんだね！
サ:DAN TOMIMATSUのジュエリーは、どんな洋服にも寄り添えるジュエリーだと思う。変わらない美しさのあり、本質的な美を感じれる唯一無二のブランドだと思うよ。
ト:実物をみに行きたくなったから、次の休みに取り扱っているお店に行ってみるよ！ありがとう！
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