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ファッション
オタクTOMOが“今”本気で推す理由と、買って後悔しない選び方
記事要約
こんな人へ

こんな人のために書きました‥
硬いデニムで懲りた、でも“本格”は捨てたくない。通勤も休日も一本で回したい。サイズと丈で失敗したくない。
この3本が結論

この3本が
【失敗しない】
結論
- 1108=スリムストレート。仕事と私服を両立させたい人に。
- 1101=王道ストレート。毎日履きたい“基準の一本”。
- 0105=ワイドストレート。力を抜きたい日もきれいに決まる。
なぜフルカウントか
ジンバブエ綿100%の“初日から柔らかい”体験、旧式シャトル織機×綿糸縫製の本格背景、ワンウォッシュで縮み不安を最小化。
最短ルート
用途→体型→履き心地の優先度を30秒でまず決める。迷う時間を短くしませんか。
はじめに|この記事でわかること

この記事で
わかること
こんにちは、ファッションのプロのオタクことTOMOです。今日の主役はFullcount(フルカウント)。
ヴィンテージの空気感をまといながら、最初の一歩がやけに軽い——この“矛盾の同居”に心をつかまれました。
硬派なスペックは語れても、日々の生活に馴染まなければ意味がないですよね。
この記事では「本格×快適」の両立を、初心者が失敗せずに手に入れるための地図を用意しました。
読了後には、あなたの一本が自然に決まっているはずです。ゆっくり進めてみませんか。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
まず結論:初心者はこの3本から選べば失敗しない

初心者は
この3本から
選べば失敗しない
ここは“迷わせないゾーン”。結論を先に置きます。用途と好みで素直に選んでください。
1108(スリムストレート)— 通勤と休日を一本で

- 印象:細すぎない細身。すね周りがすっきり、太ももは我慢させない。
- こんな人に:ジャケT通勤、革靴もスニーカーも使う、脚線をきれいに見せたい。
- 要点:13.7oz中心の構成で初日から軽快。ワンウォッシュで縮みの不安を小さく。
1101(レギュラーストレート)— デニムの“基準”を作る王道

- 印象:真ん中。細くも太くも行き過ぎない普遍の直線。
- こんな人に:毎日履く一本が欲しい、靴を選ばない、はじめての本格に最適。
- 要点:裾幅と靴ボリュームの相性が出やすいので、合わせ方の自由度が高い。
0105(ワイドストレート)— 力を抜いたこなれ感

- 印象:腰回りゆとり、膝下ストン。空気を含む落ち感が上品。
- こんな人に:休日リラックス、女性や小柄体型にも相性よし、トレンドと地続き。
- 要点:丈は“ワンクッション手前”で止めると大人の余白になる。
迷ったら「1108」。毎日用の基準を作りたいなら「1101」。リラックスと上品さの両立なら「0105」。この3択で外しにくいはずです。
失敗しないための意思決定ツリー(たった30秒)

【たった30秒】
失敗しないための意思決定ツリー
用途 → 体型 → 履き心地優先度の順で決めてみませんか。
用途

どんなシーンで
使いたい?
- 通勤でも使う → 1108
- 休日中心 → 0105 or 1101
- 両方で迷う → 1108 → 次点1101
体型

あなたは
どのタイプ?
- 細め〜標準 → 1108 / 1101
- がっしり・ヒップ強め → 1101 / 0105
- 小柄・女性 → 1108のレングス短め or 0105の丈調整
履き心地の優先度

どんな
履き心地がいい?
- とにかく柔らかく始めたい → 13.7ozの在庫を優先
- 育ちのコントラストが欲しい → 15.5ozも検討
- 洗いは早めに回したい → ワンウォッシュを選択
この3ステップで、たいていの迷いは整理できます。合いそうなモデルの章へ飛んでください。
フルカウントが“初心者にやさしい本格派”である理由
フルカウントが“初心者に
やさしい本格派”
である理由とは?
オタク視点で、快適さと本格の“両立点”を深掘りします。
ジンバブエ綿100%の“初日からの馴染み”

長繊維で油分をほどよく含むため、触れた瞬間のしっとり感が別物。デニムでありがちな“初期の我慢”を最小化します。
最初の一日を気持ちよく越えられると、クローゼットで眠らないんですよね。
13.7oz / 15.5ozの“毎日性”
数字はただの重さじゃありません。13.7ozは日常ルーティンに溶ける軽快さ、15.5ozは育ちのコントラストが出やすい。
生活と趣味のバランスで選べる厚み設計が、初心者の挫折を減らします。
旧式シャトル織機×綿100%縫製の背景
耳のうねり、畝の立ち、綿糸の経年——語れるディテールが多いほど、愛着が続く。
単なる“本格ごっこ”ではなく、経年の物語に説得力が宿るのがフルカウントの強みです。
ワンウォッシュで縮みとねじれの不安を軽減

“サイズ選びの恐怖”を抑える設計。とくに初心者には初日成功体験が効きます。
まずは気持ちよく日常に入れてあげたいところです。
正規店のサイズ相談とリペア体制

綿糸ゆえの糸切れも**“味”として受け止めながら直せる**。買ったあとに育てられる設計が、長い満足につながるはずです。
要点を3行でまとめると、
- 初日からやわらかく、毎日に馴染む。
- 経年が“語れる体験”として積み上がる。
- 買ったあとも直しながら付き合える。
絶対失敗しないデニム3選

プロが教える
【失敗しない】
デニム3選
※数字は私TOMOの実測・所感ベースの“目安”です。
ショップや生産ロットで微差がありますので、選ぶ際は太もも→ヒップ→ウエストの順で合わせてみませんか。
Fullcount 1108(スリムストレート)

結論:迷ったらまずこれ。通勤と休日を一本でつなぐ“日本的きれいめスリム”。
- これが向く人:細すぎない細身が好き/ジャケットやきれいめ靴と合わせたい/毎日履きたい
- シルエット感:膝下はすっきり、太ももは我慢させない直線。
- 素材/オンス:ジンバブエ綿100%/13.7oz(中心)。初日からやわらかい。
- 季節:オールシーズン。盛夏は通気の良い革靴やローテクと相性良し。
- 実測の目安(W32相当・平置き):ウエスト41–41.5cm/ワタリ30–31cm/裾幅19cm前後/前股上27–28cm
- 重さの印象:数字以上に軽快。長時間座っても負担が出にくい。
- 失敗回避の一言:膝下の細さで丈を短くし過ぎると“少年感”。ワンクッション手前で止めると大人の余白になります。
- 参考価格レンジ:28,000–36,000円(税込)
- 「1108の最安値を比較する(Rakuten)」
- 「Amazonのサイズ在庫を先に確認する」
- 「中古相場を見る(セカスト)」
Fullcount 1101(レギュラーストレート)

結論:デニムの“基準値”。裾幅×靴のバランスが作りやすく、毎日の一本に。
- これが向く人:王道が好き/靴を選ばず使いたい/長く育てたい
- シルエット感:腿〜裾まで素直な直線。スタイルが出過ぎない安心感。
- 素材/オンス:ジンバブエ綿100%/13.7oz or 15.5oz。日常性か育ちのコントラストかで選択。
- 季節:通年。冬は15.5ozの保温性が心地よい。
- 実測の目安(W32相当・平置き):ウエスト41–42cm/ワタリ31–32cm/裾幅21–22cm/前股上28–29cm
- 重さの印象:ど真ん中。履き心地と“育ち”のバランスが良い。
- 失敗回避の一言:**裾幅と靴の“底の厚み”**を合わせませんか。薄底なら丈短め、ボリューム靴ならハーフクッションが収まり良いです。
- 参考価格レンジ:28,000–36,000円(税込)
- 「1108の最安値を比較する(Rakuten)」
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Fullcount 0105(ワイドストレート)

結論:力を抜けるのに“ラフに見えない”。女性・小柄体型とも好相性。
- これが向く人:リラックスが好き/上をコンパクトにまとめたい/トレンドと距離感よく付き合いたい
- シルエット感:腰回りゆとり、膝下はストン。空気を含む落ち感で上品。
- 素材/オンス:ジンバブエ綿100%/13.7oz中心(15.5ozもあり)。ワイドでも生地が“泳がない”のが良い。
- 季節:通年。春夏は白Tや短丈ブルゾン、秋冬はミドルゲージとの相性抜群。
- 実測の目安(W32相当・平置き):ウエスト41–42cm/ワタリ33–34.5cm/裾幅22.5–23.5cm/前股上29–30cm
- 重さの印象:視覚的ボリュームに反して軽やか。歩幅が広がる感じ。
- 失敗回避の一言:丈を**“ワンクッション手前”**に止めるだけで、野暮ったさが消えます。ロールアップは細め一折が上品。
- 参考価格レンジ:28,000–36,000円(税込)
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サイズ選びの不安をゼロにする方法

採寸と試着のコツ
TOMOです。サイズで迷うと、せっかくの“良い一本”もクローゼット行きになりがちですよね。ここは方法論で解決できます。
私が撮影や買い付け時にやっている順序を、そのまま渡します。肩の力を抜いて、手元のパンツ1本から始めてみませんか。
換算の前に“手持ちの正解”を1本決める

“手持ちの正解”の
サイズを調べる
- クローゼットで一番出番の多いジーンズを1本選ぶ
- 平置き採寸で「ウエスト/ワタリ/前股上/裾幅/股下」をメモ
- その体感を言語化:
例)「太ももは余裕あり/ウエストはベルト要らず/椅子でお腹が苦しくない」
まずは“自分の基準”を数値にすると、ブランド間のブレに振り回されにくくなります。
平置き採寸のやり方(失敗しない手順)

- ウエスト:ボタンを留め、上辺を端から端まで水平に。×2で実寸
- ワタリ:股の十字から外側へ3cm地点の幅
- 前股上:股の十字から前ボタン上端まで
- 裾幅:片足の端から端
- 股下:股の十字から裾まで
メジャーは柔らかい布製が誤差少なめです。床に置いてしわを伸ばし、同じ力加減で測ると安定します。
UNIQLO→Fullcountの目安換算(“仮置き”として)

UNIQLOと比べる
- 普段ユニクロのレギュラーフィットW31がちょうど良い人
→ FullcountはタグW31かW32から当ててみる - 普段ユニクロのスリムW30で太ももが張る人
→ 1108のW31を起点に、ワタリ値を優先して判断 - 普段ユニクロのワイドW32でウエスト余る人
→ 0105のW31+丈調整を前提に検討
フルカウントはモデルやロットで微差が出ます。“数字=正解”ではなく、ワタリ→ヒップ→ウエストの順でフィットを見ると失敗しにくいです。
フィットの順序(太もも→ヒップ→ウエスト)

- 太もも:座っても突っ張らないか
- ヒップ:ポケットにスマホが入っても引きつらないか
- ウエスト:ベルトなしでずれ落ちないか
ウエストは最終調整可能ですが、太ももとヒップは“生地が増えない”ため、ここで妥協しないほうが長く履けます。
股上と姿勢の相性を見る

- デスクワークが長い人は前股上やや深めが楽
- 腰位置を高く見せたいなら前股上やや浅め+ベルトで調整
- 1108はやや浅〜中、1101は中、0105は中〜やや深が目安です
裾上げはチェーンステッチ推奨/“ジャストの黄金比”
- 1108:ワンクッション手前で止めると脚がまっすぐ見えます
- 1101:靴のボリュームに合わせ、ノークッション〜ハーフ
- 0105:ハーフ手前 or 細ロール一折で上品に
チェーンステッチはパッカリング(うねり)が出て、経年が豊かに。丈は洗濯後の縮みを想定して“+1〜1.5cm”余らせると安心です。
レディース/小柄/大柄のコツ
- レディース・小柄:0105のレングス短め or 1108で裾細ロール
- がっしり体型:1101のワタリ実測を優先、ウエストはベルトで微調整
- 脚長効果を狙うなら:ハイバランスポイント(ベルトラインをウエストの“くびれ”に合わせる)
返品・交換は“先に条件確認”で安心へ

返品・交換は
“先に条件確認”で
安心購入
- 正規取扱の返品可否・期間・裾上げ前後の条件を事前にチェック
- オンラインはサイズ交換1回無料の店舗も。リンク先の一次情報を確認しておくと後悔が減ります
色落ち・洗濯・メンテ:今日からできる正解ルーティン

今日からできる
色落ち・洗濯・
メンテ
TOMOです。色落ちは“運任せ”ではなく、生活に合わせたルーティン設計でだいぶコントロールできます。
無理のない手順を置いておきますので、できるところから拾ってみませんか。
最初の3か月の判断基準(洗う/洗わない)

- 通勤で週3以上履く → 3〜4週間に一度の軽洗いが快適。ニオイと汗塩が残ると生地が固まりやすい
- 休日のみ週1 → 6〜8週間ごとで十分。ブラッシングと陰干しで中間保守
- “縦落ち強め”を狙いたい → 最初の1か月はブラッシング中心。ヒゲが乗ってきたら短時間洗いに切り替える
- 迷ったら不快感が出たら洗うで良いと思います。無理は続きません
自宅洗いの基本手順(色と型を守りたい方向け)

- 事前ケア:裏返し。ヒゲ部分のホコリは洋服ブラシで
- 水温:常温〜30℃。高温は縮みやすい
- 洗剤:中性〜おしゃれ着用を“規定量の7〜8割”。柔軟剤は好みに応じて少量
- 洗濯コース:短時間 or ドライ。単独洗い推奨
- 脱水:30秒〜1分。長い脱水はアタリが不自然になりやすい
- 干し:形を整えて陰干し。ポケット口とベルトループを軽く引いてシワを逃す
- 仕上げ:乾いてから表に戻し、ヒゲ部分を手で馴染ませる
早く乾かしたい日は、バスタオルで押し拭き→短時間脱水にすると型が保てます。
縮みの目安(私の実測レンジ)

- 初回洗い:ウエストで0.5〜1.0cm、股下で1.0〜1.5cm縮むことが多い
- 3回目まで:累計でウエスト1.0〜1.5cm、股下で2.0〜2.5cm程度に落ち着く傾向
- ワンウォッシュ個体は上記の6〜7割程度の縮みで収まりやすい
- 迷ったら股下+1〜1.5cmの余裕を見て裾上げすると安心
色移り・色落ちの扱い
- 色移り対策:新しいうちは淡色スニーカーと白ソファ回避。雨の日は要注意
- 色落ちの育て方:座りジワを指で軽く伸ばすとヒゲが連続しやすい。ポケットの物は固定化するとアタリがくっきり出る
- 洗濯頻度と表情:洗いを控えるほどコントラストは強く、こまめに洗うほど均一で上品に
ほつれ・糸切れ・リペアの目安
- 綿糸縫製は摩耗位置から切れが出ることがあります。放置せず、早めのカン止め補修で進行を止める
- 要観察ポイント:裾のチェーンステッチ、股下の擦れ、フロントポケット口
- 破れが5mmを越える前に正規ショップでダーニングを相談。見た目も強度も両立しやすい
経年の目安(着用週3換算)
- 3か月:ヒゲ・ハチノスの輪郭が見え始める。膝裏に軽い陰影
- 6か月:太もも外側の縦落ちが明確に。ポケット口のアタリが表情に
- 12か月:コントラストが乗り、光の当たり方で“自分の履きグセ”が語れる段階
ケア用品のミニセット(必要十分)

- 洋服ブラシ(馬毛)/ネット/中性洗剤/色移り対策の古いタオル
- あとは時間です。急がず、生活のリズムで育てるのが一番きれいに仕上がります
コーデガイド:オフィス/休日/旅行で“無理してない”上品さ

誰でもできる
【センス抜群】
コーデガイド
TOMOです。フルカウントは素材のムードが強いので、合わせが少し変わるだけで印象が跳ねます。
ここでは「手持ちで再現しやすい」組み合わせに絞って置いておきます。どれから試してみましょうか。
オフィス|1108 × ジャケT × 外羽根

- 上:レザージャケット、Tシャツ(5〜7oz)
- 下:1108(濃紺・ワンクッション手前)
- 靴:外羽根プレーントゥ(黒、ラバーソール)
- 小物:黒ベルト、文字盤白の3針
- 理由:1108の膝下の直線が、ジャケットと相性良し。Tシャツは衿の詰まりを少し高めにすると“きちんと感”が出ます。
- ワンポイント:裾はハーフ手前に。ノークッションにすると硬く見えがちです。
休日|1101 × シャツ × ローテク

- 上:クラシックなシャツ、上に薄手のカーデ or スウェットもあり
- 下:1101(裾幅21〜22cm、ノークッション〜ハーフ)
- 靴:ローテク(生成りソール、キャンバス)
- 理由:1101の王道直線は“普通”を格上げします。ローテクの接地面が広いので、裾幅21cm前後が自然。
- ワンポイント:靴下は白〜グレー。ここが黒だと一気に重たくなります。
旅行|0105 × スウェット × 革靴

- 上:スウェット(グレー杢、やや短丈)、インナーにシャツ
- 下:0105(ハーフ手前、または細ロール一折)
- 靴:革靴(黒スエード or スリッポン)
- 理由:0105の空気を含む落ち感に、スウェットがうまく乗ります。移動が多い日でも楽。
- ワンポイント:バッグは縦長トートにすると、シルエットの余白と喧嘩しません。
レディース/小柄体型に合う“上品カジュアル”

- 提案:0105(ワンサイズ下げ)× ワンピース × バレエシューズ
- 丈:ひと折してスニーカーに軽く乗る程度で止める
- 理由:上をコンパクト、下に空気。視線が上がり、脚が長く見えます。
初心者が避けたいNG(サクッと)

初心者が避けたいNGコーデ
- トップス長すぎ:ヒップが完全に隠れる丈は、ワイドと相性が難しい
- 靴のボリューム不一致:1108に極厚ソール、0105に薄底はバランス崩れやすい
- 丈“あと1.5cm”不足:クッションゼロのまま動くと、座位で短く見えます
中古・型落ちで賢く試す(セカスト活用)

中古・型落ち
で賢く試す
TOMOです。フルカウントは中古市場でも“育ち途中”の良個体が見つかります。まず一本“試してから”本命新品へ、というルートも現実的ですよね。
ここは見るポイント→掘り出し方→偽物回避→買い方の順番で整理します。
価格相場と“買い時”の目安

- 1108/1101:状態良で1.5万〜2.5万円台、中古良個体は新品の6〜7割前後に落ち着きやすい
- 0105:球数少なめ。2.0万〜3.0万円台が目安
- 買い時:サイズが合い、裾直しが自分の理想丈±1.5cm以内なら“即検討”の余地あり
- 値付けの偏り:色落ち初期(3〜6か月)の“育てやすい途中”は競争率が高い一方、ノーダメージのワンウォッシュは意外に狙い目です
コンディション確認(写真で見抜く)

コンディション
確認
(写真で見抜く)
- 裾のチェーンステッチ:擦り切れ/波うちの不自然な強さ(過剰乾燥機)
- 股下のスレ:縦糸の切れが点在→放置で穴へ。早めのダーニング想定なら許容範囲
- 前立てとポケット口:アタリが強すぎる個体は表情は良いが生地疲労が早い
- 紙パッチ/タグ:極端な変形・欠損は保管環境の悪さサイン
- 臭いの記載:タバコ/芳香剤強めは洗っても残ることがあるため、許容度で判断
試す順番(私のおすすめルート)

私のおすすめ
ルート
- 中古でシルエット適性を確かめる(1108/1101/0105のどれが自分に合うか)
- 丈と靴の相性を半年運用で把握(通勤や旅行で実地検証)
- 本命を新品で購入(好きな色落ちの始点から自分で育てる)
この順番だと“買い直しの痛み”が小さく、経験値が商品選びに直結します。
偽造品・別物回避の最低ライン

偽造品・別物回避の最低ライン
- 正規流通の記載+購入店舗・購入時期の記録がある出品を優先
- 縫製糸の材質表記(綿100%)・耳の織りの均一性・刻印の精度を写真で確認
- 迷う場合は正規店に写真相談。返信までのコミュニケーションで出品者の誠実度も見えてきます
セカストでの動き方メモ(実店舗/オンライン共通)

- 検索ワードは「フルカウント 品番(1108/1101/0105) W◯◯」
- 丈詰め済かを先に確認。自分の理想股下±1.5cmなら合格ライン
- 取り置き/返品条件は先に規約リンクで一次情報をチェック
よくある質問

TOMOです。検索でよく見かける“買う直前の不安”に、オタクの実測と運用経験で答えておきます。
迷いをその場で解けるよう、短く要点から入り、必要なときだけ深掘りします。
Q1. 1108・1101・0105の違いは、結局どこで決めると失敗しませんか?
A. 迷ったら用途→裾幅→丈の出し方の順です。通勤兼用なら1108、毎日用の軸は1101、余白のある休日は0105。裾幅は靴のボリュームと相性を合わせると収まりが良くなります。
Q2. ワンウォッシュなら縮みは気にしなくて大丈夫ですか?
A. ゼロではありません。私の実測だと股下で+1.0〜1.5cmの余裕を見て裾上げすると安心です。ウエストは累計1.0〜1.5cm程度落ち着く傾向があります。
Q3. 13.7ozと15.5ozの選び分けが知りたいです。
A. 毎日性と初期の快適を優先するなら13.7oz。コントラスト強めの育ちを狙うなら15.5oz。初めての一本は13.7ozから始めると挫折しにくいと思います。
Q4. 夏は暑くないでしょうか。
A. ジンバブエ綿のしっとり感と通気で、一般的なヘビーオンスより快適です。盛夏は薄底スニーカー+ノークッション寄りにすると湿気が抜けます。
Q5. 綿100%の縫製糸は切れやすいと聞きました。
A. 摩耗ポイントから切れやすいのは事実です。ただ早めのカン止めで進行を止められます。味として受け止めつつ、必要なら正規店のダーニングを相談してみませんか。
Q6. レディースや小柄体型でも選べますか。
A. 0105の丈短め運用か、1108を細ロール一折で整える方法が楽です。くるぶしが“のぞくかのぞかないか”の丈が脚をきれいに見せます。
Q7. 自宅洗いの頻度はどれくらいが現実的ですか。
A. 週3着用なら3〜4週間に一度の短時間洗いがバランス良好。ニオイや汗塩が残ると生地が固まるため、無理に我慢する必要はありません。
Q8. 返品・交換で気をつけることはありますか。
A. 裾上げ前の試着で判断し、正規取扱の**返品条件(期間・送料・交換可否)**を先に確認。オンラインはサイズ交換1回無料の店舗もあります。
Q9. 中古で外しにくいチェック項目をもう一度まとめてください。
A. 裾のチェーンステッチの擦れ、股下のスレ点在、ポケット口の過度なアタリ、紙パッチの劣化、臭いの記載。理想股下±1.5cmなら合格ラインに近づきます。
Q10. 最初の一本、どれを買うべきでしょう。
A. 迷いが続くなら1108の13.7oz・ワンウォッシュを推します。通勤と休日をまたげて、初日の成功体験が得やすいからです。
購入前チェックリスト(保存推奨)

購入前
チェックリスト(保存推奨)
TOMOです。最後は“迷いを減らすための紙一枚”。スクショして、そのまま使ってみませんか。
用途と頻度
- 通勤/休日/両方のどれで使う予定ですか
- 週に何回くらい履きますか(例:週3)
モデルのあたり付け
- 1108(細め)/1101(標準)/0105(ゆるめ)のどれが自分の生活に合いますか
- 靴のボリュームと裾幅の相性はイメージできていますか
サイズ実測(手持ち基準)
- 手持ちの“正解パンツ”の平置き値をメモ:ウエスト/ワタリ/前股上/裾幅/股下
- フルカウントの候補サイズが、この実測に近いですか(特にワタリ)
オンスと快適性
- 初日から軽快にいきたい → 13.7oz
- 育ちのコントラスト重視 → 15.5oz
丈と仕上げ
- 1108:ワンクッション手前
- 1101:靴に合わせてノークッション〜ハーフ
- 0105:ハーフ手前 or 細ロール一折
- 裾上げはチェーンステッチで依頼しますか
- 洗濯後の縮み分として、股下+1〜1.5cmの余裕を見ましたか
洗濯・メンテ環境
- 自宅洗いの温度・コース・陰干し場所は確保できていますか
- ほつれが出たとき、正規店のリペアを相談できますか
購入条件の安心
- 返品・交換の一次情報(期間/条件/裾上げ前提)を確認しましたか
- 正規流通での購入を選べていますか
価格・在庫の現実
- 価格レンジと更新日をチェックしましたか
- サイズ在庫は今ありますか(欠けやすいWから埋まります)
同時購入で後悔を減らす
- 洋服ブラシ/中性洗剤/洗濯ネットは手元にありますか
最後に
ここまでお付き合いありがとうございました。もし、いま選ぶモデルがほぼ決まっているなら、在庫と価格の現実だけ先に確認しておくと後悔が減ります。
無理のない範囲で、次の一歩に進んでみませんか。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
ファッションぶった斬り 本音マジ解説 