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正直、“STILL BY HANDって地味?”と思ったあなたへ

その疑問に
お答えします
最初に正直な話から。
私も昔は「静かな服=地味」と思っていました。
ところがここ数年、街で見かける大人の「印象が整っている人」を観察していると、ロゴでも奇抜さでもなく、縫いとパターンの精度で勝っている人が多いのです。
そこで目に留まったのが STILL BY HAND でした。
SNSでは「良さが写真だと伝わりにくい」という声もありますよね。わかります。画面越しでは微差が飛びやすいからです。
けれど、試着室の鏡の前で肩線の落ち方や襟の高さ、裾の逃がし方を見た瞬間、評価が反転しました。いわゆる映える服ではないのに、佇まいが整う。不思議です。
結論を先に言うなら、STILL BY HANDはダサくありません。
むしろ、理解が進むほど評価が上がるタイプ。今日はその理由を、プロ目線のオタク根性で分解していきます。よろしければ続けてみませんか。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
STILL BY HANDとは?ブランドの由来と世界観

STILL BY HAND――直訳すれば「いまだに手で」。
このブランド名を最初に聞いたとき、正直「ずいぶん控えめな名前だな」と思いました。
でも調べるうちにわかったんです。それこそが、このブランドの核なんです。
■ “手でつくる”という姿勢のリアル

デザイナーの柳優介さんが2000年代初期、わずか6着のシャツから始めたのがこのブランドの原点。
「手作業の積み重ねが服の表情をつくる」という信念で、今もなお日本国内の縫製工場や職人たちに依頼して生産しています。
つまり、STILL BY HANDの服は“メイド・イン・ジャパン”という言葉がブランドアイデンティティそのものなんです。
■ ユニークさのあるベーシックとは
ブランドコンセプトは「ユニークさのあるベーシック」。
ベーシックとは、日常で着られる服。
でもSTILL BY HANDの服は、ただの“無難”じゃない。
着た瞬間に「あれ、何か違う」と感じさせる微差の設計が入っている。
襟の立ち上がり、裾の長さ、袖のカーブ。どれもほんの少しだけズラしてある。
この“ちょっとの違い”が、結果として全体の空気を変えるんです。
■ 海外でも評価される理由

面白いのは、こうした日本的な控えめさが、ヨーロッパやアメリカのバイヤーに評価されていること。
「主張がないのに個性がある」という逆説的な魅力は、実は欧州のセレクトショップ(Garbstore、Mohawk General Storeなど)で非常に人気。
日本の“クラフトマンシップ”を静かに体現しているブランドとして、海外でも確かな地位を築いています。
僕が最初に店頭でシャツを手に取ったとき、ボタンを留めただけで「形が整う感覚」に驚きました。
デザインを“見せる”服ではなく、着て初めて伝わる服。
それがSTILL BY HANDの真髄なんです。
次は、世間で気になっているであろうトピック。
「結局、STILL BY HANDってダサいの?」――この疑問に、オタク視点で本音で答えます。
【結論】STILL BY HANDはダサい?

ダサいと
誤解される
3つの理由
正直に言います。
ネット上で「STILL BY HAND ダサい」と検索する人は少なくありません。
でもね、それって多くの場合、“見た目の静けさ”を誤解しているんです。
■ 誤解①:シンプル=地味と思われがち
STILL BY HANDの服は、ロゴもないし、色味も控えめ。
だからパッと見は“地味”。
けれど、袖を通した瞬間に気づくんです。
「形が整う」「立体的に見える」「上品に見える」。
この“見た目の整い方”こそが、ファッションのプロが評価する部分。
■ 誤解②:トレンドに乗っていない=古いと思われる
確かにSTILL BY HANDは、トレンドアイテムを乱発しません。
けれど、毎シーズン少しずつ進化している。
素材のアップデート、ステッチの改良、丈や肩線のわずかな変更。
“ベーシックを変えずに進化する”って、実は一番難しい。
それをやり続けているのがこのブランドなんです。
■ 誤解③:目立たない=個性がない

ここが一番の勘違いポイント。
STILL BY HANDの服は、“見せる個性”ではなく“漂う個性”。
つまり、主張しないことで生まれる存在感なんです。
わかりやすく例えるなら、派手な香水ではなく、近くに寄ったときにだけふっと香る上質なフレグランス。そんな服。
■ 結論

ダサくない
むしろ
わかる人だけが
選ぶブランド
だから僕はこう思っています。
STILL BY HANDはダサくない。むしろ、“わかる人だけが選ぶ”ブランド。
周囲に迎合しないからこそ、時間が経つほどに魅力が増す。
次は、実際にどんな声が上がっているのか。
楽天レビューやSNS、セレクトショップの評価など、リアルな口コミを集めてみました。
評判まとめ:実際の購入者レビュー&SNSの声

購入者レビュー&SNSのリアルな声
さて、僕がどれだけ語っても「それって主観じゃない?」と思う方もいるでしょう。
そこでここでは、楽天・Amazon・SNS・ファッションメディアから、実際の声を拾い上げてみました。
結論から言うと――“わかる人がちゃんと選んでいる”ブランド、という印象が圧倒的です。
■ 楽天レビューから見える傾向


レビューを読んでいて一番多かったのが、この言葉。
「着た瞬間にシルエットが整う」
これ、まさにSTILL BY HANDの真骨頂。
パターン設計(型紙づくり)の丁寧さが光っている証拠です。
他にもこんな声が。
「新品なのにこなれて見える」
「3年着ても型崩れしない」
「シンプルだけど上質、結局こればかり着てしまう」
つまり、見た目の派手さではなく、**“日常に馴染む上品さ”**に惹かれてリピートしている人が多い。
■ SNSでは「気づかれないおしゃれ」として人気
InstagramやX(旧Twitter)で検索すると、#STILLBYHAND の投稿が多いのは、セレクトショップスタッフや服好きユーザー。
スタイリングの系統で言うと、
- “COMOLIより少しきれいめ”
- “AURALEEより控えめ”
そんなポジションに落ち着いています。
ある投稿では、
「他の人には気づかれない。でも自分だけはわかる、この完成度が好き。」
というコメントもあり、まさにこのブランドの哲学を体現していますね。
■ セレクトショップスタッフの評価


セレクトショップのスタッフさんに聞いた話では、
「お客さんの“定番を更新したい”タイミングで選ばれることが多い」
とのこと。
つまり、“いつもの白シャツ・スラックス・ブルゾン”を買い替える際に、「どうせなら少し良いものを」という心理で手に取られる。
実際、そういう人が着ると、シンプルなはずなのに「なんか上品」に見える。
僕もそれを店頭で見て、正直羨ましかったです。
■ ネガティブ意見も、実はブランドらしさの裏返し

もちろん批判的な意見もあります。
「シンプルすぎてつまらない」
「サイズ感が少しゆるい」
「オンラインでは素材感が伝わりにくい」
これらも理解できます。
でもね、それってむしろ“本気で服をつくっている証拠”なんですよ。
派手なデザインや加工で誤魔化せないぶん、素材と設計で勝負している。
だからこそ、好みが分かれるんです。
総じて、STILL BY HANDは「わかる人に刺さるブランド」。
SNSでもレビューでも、“着てわかる良さ”を語る人が多い。
これって、長く残るブランドの条件だと僕は思います。
次は「どんな人がこの服を着ているのか?」――
年齢層やターゲット層を、リアルデータと僕の観察を交えて解説していきましょう。
STILL BY HANDの年齢層・ターゲット層は?

実際にどんな人が
着ているのか?
僕が実際に取扱店(Style Department、EDIFICE、1LDKなど)で観察した印象を踏まえると、主な着用層は25〜45歳前後。
でも、年齢というより“価値観”で選んでいる人が多いブランドなんです。
■ 25〜35歳:きれいめカジュアルの移行層

この層は「学生ノリの服から卒業したい」タイミング。
でもスーツほどカッチリはしたくない。
そんな人たちが、最初に手に取る“上品な日常着”として選ぶのがSTILL BY HAND。
たとえば、AURALEEやCOMOLIをまだ買う勇気がないけれど、ユニクロより少し上の質を求めたい人。
この層には、シャツやブルゾン、スラックスが特に人気。
“週末でも会社帰りでも浮かない服”として活躍しています。
■ 35〜45歳:落ち着きを求めるリピーター層

仕事も生活も安定し、**“見せるファッション”より“自分に馴染む服”**を重視する世代。
この層には「派手さがない」「でも、なんか品がある」というSTILL BY HANDの空気感がどハマりします。
質感の良さ・シルエットのバランス・洗練された色味。
特にアウター類(3レイヤーフィールドジャケット、製品染めブルゾンなど)は、
「量販の服だと物足りないけど、ハイブランドは気恥ずかしい」
という微妙な心理にぴったりハマるんです。
■ 共通点は“ロゴより質”志向

STILL BY HANDを好む人たちに共通するのは、
- 派手なブランドロゴや流行よりも、服そのものの作りで選ぶ
- 着心地・素材感・縫製の丁寧さに敏感
- 日本製への信頼を持っている
という点。
いわば、“外見より中身で勝負する服好き”。
ファッションの“奥行き”を感じたい人に響いているブランドなんです。
次は、STILL BY HANDの魅力を実際のアイテムから掘り下げましょう。
定番アイテムごとの特徴と、オタク目線での「他と違うポイント」を語ります。
定番アイテム徹底解説:STILL BY HANDの“違い”はここにある

プロが解説
【知らなきゃ損】
定番品紹介
ファッションオタクTOMOとして、ここが一番語りたいセクションです。
STILL BY HANDの服は、一見どれも“シンプル”。でも、触って・着て・数回洗ってから気づく「仕掛け」がいくつもあります。
ここでは、人気定番アイテムを中心にその“差”を掘り下げます。
■ シャツ:縫製で“空気”をつくる

代表作のひとつが製品染めのシャツ。
一度縫い上げた後に染めることで、糸・生地・ステッチが微妙に縮み、自然な立体感が出ます。
いわば「着た瞬間から馴染んで見える」シャツ。
しかも、素材は尾州の高品質コットン。耐久性があり、洗うたびに柔らかくなっていく。
量販ブランドのシャツが「新品のピシッと感」に頼っているのに対して、
STILL BY HANDは「数回洗って完成するシャツ」。
この“時間とともに育つ服”という思想が、服好きの心を掴む理由です。
■ カットソー:シルエットが整う“何気ない魔法”

一見普通のTシャツ。でも肩線や脇の取り方が独特。着ると自然に肩が落ちて、身幅が整い、シワが寄らない。
つまり、**何も考えずに着ても「ちゃんとして見える」**んです。
素材も尾州天竺など、肌に馴染む国産ファブリック。
夏に着てもベタつかず、秋にはシャツのインナーとしてもサマになる。
■ アウター:3レイヤーやテクニカル素材の進化系

3layer field jacket(BL02243)は、まさにブランドの技術の集大成。
防風・防水性がありながら、ミリタリー感を抑えた“都会的なバランス”。
ポケットの位置、襟の立ち上がり、袖のカーブ――どれも機能的で美しい。高機能素材を使っても「スポーティすぎない」。
その“引き算の美学”が、STILL BY HANDらしさの象徴です。
■ パンツ:脚をきれいに見せるパターン設計

STILL BY HANDのパンツは、腰回りにゆとりを持たせながら裾に向かってスッと細くなる。このラインが秀逸。
タック入りでも野暮ったくならないし、スラックスでも堅すぎない。つまり、「仕事終わりにそのまま街へ出られる」万能型。
裾処理や生地の厚みまで計算されているので、スニーカーにも革靴にも自然に馴染みます。
「普通なのに、なぜか整う」――これがSTILL BY HANDの服に共通する魔法です。
その理由は、“派手さ”ではなく“構築”にある。
日本の縫製文化が息づく“見えないデザイン”こそ、ブランドの核なんです。
次は、そんな服作りの裏側――
「なぜここまで丁寧に作るのか」「どうやって産地や職人と連携しているのか」
その哲学と背景を掘り下げていきましょう。
STILL BY HANDが貫く「手仕事」の哲学と日本のものづくり精神

STILL BY HAND
のこだわりを解説
僕がSTILL BY HANDを語るうえで、どうしても外せないのが“作り方”の部分です。
見た目の控えめさの裏には、とんでもない緻密さと誠実さが潜んでいる。
■ ブランド名に込められた意味:「いまだに手で」

“STILL BY HAND”――直訳すると「まだ手で」。
この「まだ」という言葉には、デジタル化や大量生産が進む今の時代に対しての静かな抵抗が込められています。
「服は、人の手を通してこそ生きる」という考え方。
たとえばボタンホールの仕上げ、裏地の縫い代、襟の角度。そのすべてを、国内の熟練職人が一点一点調整している。
僕が尾州産地の生地を扱うメーカーを訪れた時、「STILL BY HANDさんは、細かすぎるくらい微調整の依頼が来る」と笑いながら語っていたのが印象的でした。
でもその“しつこさ”こそ、服に奥行きを与えている。
■ 国内生産へのこだわり:地域との共創

ほとんどのアイテムは日本国内の工場で生産されています。
尾州、泉州、福井、兵庫…といった産地の機屋や染色工場との連携によって、
「見た目がシンプルでも、肌触りや風合いで違いがわかる」服を実現している。
たとえば尾州天竺カットソーは、通常よりも糸密度を上げ、着た瞬間に“肩が落ちて体に馴染む”設計。
縫い目の位置も“着たときに縫製が目立たない角度”にずらしてある。
このあたりのマニアックさは、服好きの血が騒ぎます。
■ “見えない部分こそ丁寧に”という思想

ブランドの哲学は、「見せるデザインより、見えない設計を大事にする」。
だから裏側を見ると、他ブランドとの違いが一瞬でわかる。縫製の始末が美しく、裏のステッチすらデザインの一部になっている。
STILL BY HANDは、いわば「職人の技を、静かに着るブランド」。
誇張せず、語らず、それでも確かに伝わる。
そんな日本らしい美学が息づいているんです。
では次に、実際に着てみてわかった**「どんなシーンで映えるのか」**を紹介します。
通勤、休日、旅行――リアルな生活の中でどう使えるのか、徹底的に解説します。
STILL BY HANDを着るシーン別スタイル活用術

【すぐできる】
シーン別スタイル活用術
「STILL BY HANDの服、どんなときに着るのが正解?」
——これ、よく聞かれる質問です。
結論から言えば、**“どんな日でも馴染む服”**です。
けれど、僕TOMOが実際に着て感じたのは、「馴染むのにちゃんと主張がある」こと。
ここでは3つのシーン別に、どんなアイテムがどう活きるかを具体的に紹介します。
■ 通勤スタイル:清潔感で“できる人”に見せる

STILL BY HANDのシャツ×スラックスは、まさに“日常のアップデート”。
職場で「服に気を使ってるな」と思わせたいけど、わざとらしいおしゃれはしたくない。
そんなときに頼れるのがこのブランドです。
たとえば、製品染めのシャツに、テーパードスラックスを合わせる。
素材のハリが絶妙で、リモートでも対面でもきちんと見える。
ネクタイをしなくても、「丁寧に選んでる人」感が自然と出ます。
■ 休日スタイル:脱・無難なカジュアル

休日は、つい「楽だから」とスウェットやデニムばかりになりがち。
でも、そこにSTILL BY HANDのライトアウターを羽織るだけで空気が変わります。
3レイヤーフィールドジャケットは、防風・防水なのに見た目がスマート。
無地のTシャツに羽織るだけで、シルエットが締まり、清潔感が増す。
さらに、パンツの形が絶妙だから、足元はスニーカーでも革靴でもきれいにまとまる。
「頑張ってる感ゼロで、結果おしゃれ」――これが休日の理想形ですよね。
■ 旅行・出張スタイル:快適さと上品さの両立

長時間の移動やホテル滞在中でも、シワになりにくい・動きやすい・写真映えする。
この3拍子を満たすのが、STILL BY HANDのセットアップ。ストレッチ混ウールやポリエステル混の素材で、カーディガンのように軽い。
リュックを背負っても肩が崩れない設計になっているのがポイントです。
「旅先でちょっとしたレストランにも行ける服」――それがこのブランドの本質かもしれません。
「どんなシーンでも馴染むのに、どんな場面でも浮かない」
これがSTILL BY HANDを“毎日着たくなる服”にしている理由です。
次は、ここまで読んでくれたあなたに、似合うアイテム選びのコツと失敗しない購入ポイントをお伝えします。
「どう選べば自分に合う?」が気になってきたら、続きを読みましょうか?
STILL BY HANDを選ぶときに失敗しないコツ

プロが教える
失敗しないコツ
服好きのTOMOとして言わせてください。
STILL BY HANDは、選び方さえ間違えなければ長く“相棒”になってくれる服です。
けれど、シンプルなブランドほど「微妙な違い」を見極める目が必要。
ここでは、僕自身が何度も買って気づいた“失敗しない選び方”をお伝えします。
■ ① サイズ選びは「ゆるすぎず、詰めすぎず」

サイズ選びは
ゆるすぎず
詰めすぎず
STILL BY HANDの服は、基本的にリラックスフィット寄り。
とはいえ、COMOLIのように大きめでも、Graphpaperほどワイドでもありません。
目安としては「普段着ているサイズのまま、少しゆとりが出る」くらい。
肩の落ち具合と袖の長さで印象が変わるので、初めての方は試着かサイズ表の確認を強くおすすめします。
■ ② 素材を“触る”ように見てほしい

画面越しでは伝わりにくいけれど、このブランドの肝は素材の表情です。
例えば、シャツなら「製品染め」や「高密度ツイル」、アウターなら「3レイヤー」「ナイロンタッサー」など、素材トピックが明確。
公式サイトや楽天の商品ページには、糸番手や混率まで記載されているものもあるので、
「どんな風合いが自分の生活に合うか」を基準に選ぶのがコツです。
■ ③ 色は「白・ネイビー・グレー」が最初の正解

STILL BY HANDの真価は、ベーシックカラーにあります。
特にネイビーやライトグレーのトーンが抜群。どんなパンツにも合い、シーズンを問わず使える。
「最初の1着」は、**派手色ではなく“空気になじむ色”**を選ぶのがおすすめです。
■ ④ 派手さを求めない
「何か一発で映える服が欲しい」と思うなら、STILL BY HANDは違うかもしれません。
でも、“見せないおしゃれ”ができるようになると、この服の真価がわかる。
いわば、“大人の引き算”を学べるブランドなんです。
■ ⑤ 正規取扱店で買う

このブランドは流通量が限られているため、サイズ欠けが早い。
楽天市場
やAmazon
でも正規店経由の販売が多いですが、もし迷ったら「style department」公式ストアや国内のセレクトショップ(EDIFICE、URBAN RESEARCHなど)から購入すると安心です。
服は、ただ買うだけでは“手に入れた”ことになりません。
自分に似合う一着を見極めて、長く着続けてこそ価値が出る。
STILL BY HANDは、その時間を楽しめるブランドです。
次は、気になる「価格帯」と「コスパ」のリアルな話をしましょう。
“ドメスティックブランド”の中で、なぜSTILL BY HANDが“手が届く贅沢”といわれるのか――。
STILL BY HANDの価格帯とコスパの真実

STILL BY HANDの価格帯とコスパの真実
さて、ここは気になるところですよね。
「結局STILL BY HANDって高いの? それだけの価値あるの?」という話。
僕の答えは明確です。
“高く見えるけど、長く着ればむしろ安い”。
■ シャツ:1万8千〜2万2千円前後


ぱっと見では「ちょっと高いな」と思うかもしれません。でも3年、5年と着続けてもシルエットが崩れない。
むしろ、着るほどに柔らかく、身体に馴染む。1シーズンで終わるファストファッションとは**“寿命が違う”**んです。
■ アウター:3万円台〜5万円台

3レイヤー素材のブルゾンやステンカラーコートなど、構造的にも高度なアイテムが多い。
この価格帯で国内縫製×高機能素材という組み合わせは、正直かなり希少です。
COMOLIやAURALEEの同等クラスと比べると約2〜3万円は安い。
つまり、「品質はそのまま、価格だけ控えめ」という立ち位置。
■ パンツ:2万円前後

腰回りの設計が絶妙で、座っても疲れない。
僕は正直、2万円でこの完成度なら“良心的すぎる”と思っています。
丈感も絶妙で、裾直しの必要がないケースが多い。
つまり「買ったその日から履ける」=手間もコストも削減できる。
■ 結論:コスパは「静かな優等生」

コスパは◎
「静かな優等生」
STILL BY HANDは、値段を見れば高め。
でも、時間で割ればむしろ安い。
そして、着るたびに“良さが更新される”ブランド。こういう服を持っていると、結果的に買い物の回数が減る。
つまり、“ミニマルに生きたい人の最適解”なんです。
ここまで読むと、「じゃあどこで買うのが一番いいの?」と気になるかもしれません。
次は、購入先の選び方と注意点をまとめましょう。
どこで買える?安心の購入ルートと選び方のコツ

どこが一番お得?
購入先って悩みますよね。僕TOMOの結論は「正規取扱を軸に、目的別で使い分ける」です。
用途に合わせて選んでいただけるよう、メリットと注意点を整理しました。
① 直営「style department」

- メリット:最新入荷・在庫の確度が高い。スタッフにサイズ相談ができ、意図や素材背景まで聞ける。
- 注意点:在庫が薄いことがある。遠方の方は来店ハードルがある。
- おすすめ用途:初めての1着、サイズ確証を取りたいとき。
② 正規セレクトショップ(全国)


- メリット:他ブランドと一緒に試着でき、相対比較がしやすい。バイイングの個性で“いい型”が見つかることも。
- 注意点:店舗により入荷数・型が異なる。人気サイズは早い。
- おすすめ用途:COMOLIやAURALEEと比較検討したいとき。
③ 楽天市場(正規販売ページ)


- メリット:ポイント還元・レビュー参照・返品条件が明瞭。スマホ完結で購入しやすい。
- 注意点:サイズ欠けが早い。発送元の“正規表記”を必ず確認。
- おすすめ用途:型番指定で探す、色サイズが決まっているとき。
④ Amazon(正規販売ページ)


- メリット:配送が早い。レビューが集まりやすく参考にしやすい。
- 注意点:並行やマーケットプレイス出品も混在しやすいので“出品者”を要チェック。
- おすすめ用途:急ぎで欲しい、配送優先のとき。
⑤ セカンドストリートなど中古

- メリット:廃番や旧型、名作の掘り出しが見つかる。価格も抑えられることが多い。
- 注意点:状態・サイズの当たり外れがある。色落ちや縮みは要確認。
- おすすめ用途:2着目以降で“型”が分かっている人、名作探し。
小さなコツですが、“型番+色名+サイズ”で検索すると、在庫と価格の比較が一気にスムーズになります。試してみませんか。
サイズ感・注意点・デメリットも正直に

デメリットを
正直に語る
好きなブランドほど“弱点”も把握しておきたい。ここはオタクとして真面目にお話しします。
■ サイズ感:基本は“ややゆるめのレギュラー”

サイズ感の
基本は
ややゆるめの
レギュラー
- 普段のサイズで肩はすっと落ち、身幅に少し余裕。過度なオーバーではないので通勤にも使いやすい。
- 体格によっては袖丈が長く映ることも。腕が短めの方はサイズダウンかロールでバランス調整が安全。
■ ディテールのミニマルさは“好みが分かれる”
- 例:ポケットをあえて排したパーカーなど、意図的な引き算がある。機能重視派には物足りなく感じる場面も。
■ オンラインだと素材感が伝わりにくい

オンラインだと
素材感が
伝わりにくい
- 製品染めや高密度素材は、写真だと差が出にくい。レビューや着画、ショップブログを必ず参照したいところ。
■ 人気サイズは“とにかく早い”

- 2(M相当)3(L相当)は動きが速い印象。迷っている間に品切れになる確率が高い。再入荷前提にしないほうが現実的です。
とはいえ、これらの注意点は“設計思想の裏返し”でもあります。静かな上質さを選ぶなら、上記を理解したうえで付き合うのがいちばん心地よいはずです。
購入しないと後悔する理由(私の実体験ベース)

私が経験してきた
後悔を紹介
ここは少し感情寄りに。僕の失敗も含めて共有します。
- “次の週末でいいか”で逃す
迷って一度閉じる→翌週見たらサイズ欠け。STILL BY HANDは小ロットゆえ、同じ生地・色が戻らないことが多い。 - “似たのを他で探す”は遠回り
形は似ていても、着たときの整い方が違う。結果として買い直しになり、余計に高くついたことが何度もあります。 - いざ必要な日に“何を着ても決まらない”
会食・打合せ・写真を撮る予定の日。“とりあえず”の服では、最後の1%が埋まらない。その“差”が印象を左右します。
つまり、“今必要なベーシックを、上質で埋めておく”ことが、未来の自分を助けてくれるんです。僕はそれを、何度も痛感しました。
まとめ:「見せびらかさない上質さ」で、日常は静かに変わる
STILL BY HANDは、写真よりも鏡の前で価値がわかる服です。
ロゴが語らないぶん、設計と素材が語ってくれる。着るたびに「今日の自分、整ってるな」と思える回数が増えると、生活の質は確実に上がります。
- ベーシックを上品に見せる微差設計
- 日本の産地素材×国内縫製という安心感
- 新品でも馴染む、洗うほど育つ時間のご褒美
この三拍子がそろったブランドは、実はそう多くありません。
もしあなたが“派手さより完成度”に心が動くなら、STILL BY HANDは長い相棒になります。
在庫があるうちに、あなたの定番を見にいきませんか
ここまで読んでくださったなら、実物に触れるか、着てみるのが一番の近道です。
よければ、あなたのスタイルに近いルートから覗いてみませんか。
- まずは正規の最新ラインナップをチェック
→ 楽天市場
(正規取扱・ポイント還元)
→ Amazon
(正規出品・レビュー参照) - 直営・正規セレクトでサイズ相談をしたい
→ style department / 近隣の正規取扱店へ - 名作・旧型を探したい/価格を抑えたい
→ セカンドストリートなど中古で“型番検索”
迷いを減らす小ワザ:欲しい型が見えたら、「型番+色+サイズ」で検索して比べてみてください。最短で“自分の一着”に出会えるはずです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし「このアイテムはどう?」という相談があれば、遠慮なく教えてください。
TOMOなりの目線で、あなたに合う一着を一緒に探してみたいです。
- 選択肢① 楽天で一番お得なショップを探す

選択肢② Amazonの翌日配送で手にいれる
- 選択肢③ セカストで掘り出し物を見つける
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
ファッションぶった斬り 本音マジ解説 