【本記事のリンクには広告がふくまれています】

結論:シーピーカンパニーはダサいのか?

街にもアウトドアにも馴染む
“語れる服”
先に結論から。ダサいかどうかは「文脈を着ているか」で決まります。
C.P. Company(以下C.P.)はロゴの大声じゃなく、歴史・染め・ディテールで語るブランド。派手に叫ばない分、文脈を知らない人には“地味”に映ることがあるんです。
けれど、レンズひとつ、色の奥行きひとつにカルチャーの厚みが詰まっている。そこにピンと来る層からは、むしろ「わかる」評価を集めます。
- 大前提:派手=おしゃれではない
- C.P.は製品染め×機能素材×レンズ/ゴーグルという“静かな雄弁さ”
- 文脈を掴むと、3年後に価値がじわじわ上がるタイプだと気づきます
あなたは、ロゴで主張する服と、近づくほど伝わる服のどちらが好みでしょう。後者なら、C.P.はかなり相性が良いはずです。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
ブランドのルーツとストーリー
C.P.の面白さは、創業者マッシモ・オスティに尽きます。70年代、ミリタリーやワークの機能性を日常着に落とし込む発想で、“製品染め”という革命をやってのけた人物。大量生産の色では出せない、素材ごとに異なるムラと奥行き。ここがまず唯一無二。
もうひとつは**“視界”をデザインに取り込んだ発想**。
モータースポーツや軍用防護のゴーグルから着想したフードのゴーグル、腕のレンズ。ギアとしての必然性から来ているので、飾りが記号に堕ちないんです。
さらに、UKのカジュアルズ/テラス文化との親和性が高く、サッカーのスタンドに根差した“通の美学”に刺さる。流行の一発屋ではなく、カルチャーの帯にずっと繋がっているのがC.P.の骨格だと私は思います。
代表的な特徴(他にはない強み)

他にはない
3つの強み
スマホで要点を拾いやすく、まずは三本柱から。
製品染めの奥行き

- 反物ではなく縫製後に染めるため、糸や縫い割り、ファスナー周りに自然な陰影
- 同じ型番でも一着ごとに表情が違う。時間とともに**“熟れる”**のが魅力
- 夜の街灯や電車の蛍光灯で、色の層がふっと浮く。この瞬間にハマる人が多いですね
レンズ/ゴーグルのシグネチャー

- 袖のLensは“ただのワッペン”と違い、ギアの出自がある
- フードのGoggleは被る/外すでムードのスイッチが入る
- “わかる人にはわかる”距離感。静かなアイコンが欲しい層に刺さります
機能素材のバランス

- NYCRA®-R(再生ナイロン×ストレッチ):軽い、動ける、色乗りが良い
- Pro-Tek/Chrome系:撥水・防風で日常天候に十分。山ガチ勢向けではないのでご注意
- 結果として、通勤〜週末の自転車〜公園まで一本で回せる。ここが都会生活の正解に近い
もし今、あなたのクローゼットが「ロゴ強め」「機能強め」に偏っているなら、C.P.の“静かに強い”路線はちょうどいいバランサーになりませんか。
年齢層・ターゲット像

C.P. Companyを街で着ている人、気になりませんか? ざっくり言うと、25〜45歳くらいの“街で使えるテック”志向の人たちです。

- 平日はオフィスで働きつつ、週末はフットボール観戦やフェスへ
- ストリートファッションの空気感を残しつつ、通勤服とも違和感なくつながる
- UKカジュアルズやテラス文化、スケートやヒップホップの文脈にシンパシーを持っている
特に面白いのは、「親子リンク需要」があるところ。
C.P.にはキッズライン“Under Sixteen”があって、父子で同じレンズ付きパーカーを着ている姿、かなり刺さります。(日本ではまだ未展開)
「若すぎないけど、まだ“通なカルチャー”を忘れていない層」が自然に惹かれるのも頷けますよね。
あなたはどのタイプでしょうか。もし「通勤〜週末アウトドアまで一本でこなしたい」気持ちがあるなら、きっとC.P.の服はしっくり来るはずです。
評判・口コミ

購入者の
リアルな声まとめ
ここはネットの声と、実際に私が見聞きした感触をまとめてみました。
良い評判

- 「色の深みが量産ブランドと違う。夜の街で映える」
- 「袖のレンズだけで“通”に見える。声かけられることもある」
- 「撥水・防風で、自転車通勤にも重宝している」
悪い評判

- 「サイズ感に個体差がある。試着必須」
- 「製品染め特有の色落ちに最初は不安」
- 「アウターは10万超え。勢いで買える値段じゃない」
でも、ネガティブも裏を返せば「本物だからこそ出る個性」なんですよね。
均一なサイズや色を求めるなら量販ブランドで十分。けれど、一着一着が“作品”になる服を求めているなら、このクセはむしろ魅力に感じる瞬間がきます。
あなたは口コミのどちらに共感しますか? 「高いけど、長く育てる価値がある」と思えたら、C.P.の世界に踏み込む準備ができているかもしれません。
シーピーカンパニーのメリット・デメリット

プロが教える
メリット
デメリット
どんなブランドにも「強み」と「クセ」があります。C.P.も例外ではありません。ここを押さえると後悔せずに選べます。
メリット

- 唯一無二の製品染め
→ 角度や光で色が変わる。まるで洋服が呼吸しているみたいに見える瞬間があるんです。 - レンズやゴーグルで差別化できる
→ 袖にレンズ、フードにゴーグル。シンプルなパーカーが一気に“通好みのギア”に昇格。 - 日常生活にちょうどいい機能性
→ 撥水・防風で雨の日の通勤もカバー。タフさと快適さの両立。 - Fix & Repairプログラム
→ 修理サービスがあるから、長く着て育てられる。コスパは見た目以上に高い。
デメリット

- 価格の高さ
→ パーカー4〜6万、アウター8〜15万。勢いで買うより「投資」に近い感覚。 - サイズ感の個体差
→ 製品染めの特性で、同じモデルでも微妙に差がある。試着か返品保証が必須。 - 色落ちの不安
→ ムラや経年変化を“味”と感じられない人にはストレスかも。 - 完全防水ではない
→ 山用のハードギアではなく“都会生活のテック”に最適化。
デメリットに見える部分も、実は「ファッションとしての味」に繋がっています。あなたはどちらに共感しますか?
競合ブランドとの比較

競合ブランドとの徹底比較
ここが一番よく聞かれるポイント。「ストーンアイランドと何が違うの?」ですね。
ストーンアイランドとの違い

ストーン
アイランド
との違い
- 兄弟ブランド的存在(どちらもマッシモ・オスティが関わった)
- ストーン:ロゴパッチで一目でわかる“ステータス”志向
- C.P.:レンズや染めで“わかる人だけがわかる”ギア志向
→ 派手に主張したいならストーン、静かに差をつけたいならC.P.。
アークテリクスやモンクレールとの違い

モンクレール
との違い
- アークテリクス:山でも街でも使える“アウトドアギアの完成度”
- モンクレール:高級ダウンの代名詞、ラグジュアリー志向
- C.P.:機能とデザインの中間地点。都会生活を中心に「丁度よく」働いてくれる。
じゃあ、なぜC.P.を選ぶのか?

C.P.が選ばれる
理由とは?
- ロゴや値段でなく、「カルチャー」「染め」「ギア感」に魅力を感じる人が選ぶ
- サッカー、音楽、ストリートカルチャーに根差した背景が唯一無二
一言で言えば、羽織るだけで“通”に伝わる、唯一無二の存在感があるから。
私は「誰が見てもわかるロゴ服より、近づいた人だけが気づく服」に惹かれるので、C.P.のほうが圧倒的に刺さります。あなたはどうでしょうか。
どんな人に似合う?どんな人には合わない?

似合う人
と
似合わない人
C.P. Companyは「万人受け」するブランドではありません。だからこそ刺さる人には深く刺さる。
似合う人

- 街でもアウトドアでも一着で繋げたい人
- 「わかる人だけにわかる」シンボルに惹かれる人
- カルチャー背景を大事にする人(サッカー、音楽、ストリート)
- 長く服を育てたい人(修理プログラムや色落ちを“味”と感じられる)
合わない人

- 流行の速さを最優先にする人
- ロゴや派手さで強く主張したい人
- 均一なサイズ感・色味を求める人
要は、「静かな文脈を楽しめるかどうか」。ここに共感できれば、あなたのワードローブにC.P.は間違いなく居場所を作ります。
着こなし&コーディネート事例

誰でもできる
【センス抜群】
着こなし紹介
ここはオタク目線で「ダサく見える例」と「映える例」をハッキリ書きます。
ダサく見えるNGコーデ

ダサく見えるNGコーデ
- ロゴ強めのスニーカーやキャップと合わせて主張がケンカしてしまう
- 全身黒×黒でまとめてしまい、せっかくの製品染めの色が死んでしまう
- オーバーサイズを狙いすぎてだらしなく映る
おしゃれに見える組み合わせ

- **ニュートラルなパンツ(グレー、カーキ)**に製品染めのブルゾンを合わせる
- 通勤ならシャツの上にPro-Tekジャケット、小雨でも安心
- 週末ならフード付きゴーグルジャケット+細身デニムで都会的アウトドア感
- 親子リンクでUnder Sixteenと揃えると“通”にしか見えない存在感
要は、C.P.の服は「主役一点×引き算コーデ」が鉄則です。色とレンズが語ってくれるので、他をシンプルにしてバランスを取るのが正解。
芸能人・有名人の着用例

C.P. Companyは「わかる人が選ぶブランド」なので、全面的に広告でゴリ押しされるよりも、カルチャーシーンから自然に浸透していったタイプ。
- フットボール界隈
マンチェスター・シティと公式パートナー契約。選手やファンの間で一気に存在感を増しました。 - 音楽シーン
UKのグライムアーティストやラッパーがMVやライブで着用するケース多数。レンズ付きフーディは、まさにステージで映える一着。 - 日本のストリート
原宿や渋谷のスナップでもじわじわ浸透。感度の高いショップスタッフが着ていることが多く、「あの人が着てるなら間違いない」となる。
芸能人の“露骨な宣伝”というよりは、「カルチャーの延長で自然に着られている」のがC.P.のリアルな強みです。だからこそ“本物感”があるんですよね。
購入ガイド(どこで買える?正規と偽物問題)

どこが一番
お得で安心?
C.P.は人気ゆえに偽物も多い。特に「レンズ付きニット帽」や「ゴーグルジャケット」はコピー品のターゲットになりやすいので要注意です。
正規で買える場所


- 公式オンラインストア:本物保証あり。修理サービスやレンズ認証ページも整備。
- Amazon Fashion
:対象商品は「30日返品無料」。試着してから安心して決められる。 - 楽天市場
:ポイント還元やスーパーSALEと組み合わせればコスパ抜群。ただし店舗ごとに返品条件が異なるので注意。 - セカンドストリートや古着市場:価格は抑えられるが、レンズ認証で本物か確認することを強く推奨。
偽物対策

偽物対策
- レンズに付いている「正規認証コード」をチェック
- 価格が明らかに安すぎる場合は疑う
- 修理やアフターサービスを受けたいなら、正規ルート一択
「せっかく投資するなら、安心できるチャネルから買う」。ここを外さなければ後悔はしないはずです。
プロが選ぶオススメアイテム3選

プロが選ぶ
【失敗しない】
オススメアイテム
ここでは、C.P. Companyを初めて手に取る人にも安心して勧められる定番と、ちょっと“通”な選びを混ぜてみました。
ゴーグルジャケット(Mille Miglia)

- ブランドの代名詞。
- フードにゴーグル、袖にレンズ。
- 撥水・防風で通勤から小雨アウトドアまで万能。
- 初めてC.P.を買う人に一番おすすめ。
レンズ付きスウェット/フーディ

- 袖のレンズが一目でC.P.と分かる人気定番。
- アウターに比べれば価格帯は4〜6万円と手が届きやすい。
- 週末の街着にも、ジャケットのインナーにも活躍。
ナイロンベース素材“NYCRA®-R”のアウター

- 再生ナイロン+ストレッチで軽量かつ機能的。
- テック感と製品染めのムラ感が融合した唯一無二の存在。
- 動きやすさと耐久性を重視したい人に。
まとめ/結論
ここまでかなり長く語ってきましたが、C.P. Companyを一言でまとめるなら、**「わかる人にはたまらない、カルチャーを纏う服」**です。
- 製品染めによる深みある色合いと経年変化の楽しさ
- レンズやゴーグルという唯一無二のシグネチャー
- スポーツ、ミリタリー、ストリートを横断する文脈の強さ
- 他ブランドでは真似できないテック素材の機能性
もちろん「価格が高い」「サイズ感に個体差がある」「色落ちのクセ」など、簡単なブランドではありません。
でも、それを「味」として楽しめる人にとっては、これ以上ない相棒になります。
「ダサい?」と心配する声も聞きますが、それは**“文脈を知らずに着るとダサ見えする”**というだけの話。背景を理解して、シンプルにコーディネートすれば、むしろ“通好みのアイコン”として輝きます。
あなたがもし「通勤にも週末にも一本筋の通った服が欲しい」「人とかぶらない存在感が欲しい」と思うなら、C.P. Companyはまさにうってつけです。
次に手に取る一着として、候補に加えてみてはいかがでしょうか。
唯一無二の存在感を、次の外出で試してみませんか?
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。


