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はじめに ─ この記事でわかること
こんにちは、ファッションオタクのTOMOです。
「ナンバーナインって最近また見るけど、正直ちょっとダサくない?」
「昔はキムタクが着てたけど、今でもアリなの?」
……そう思って検索したあなた、たぶん正直者です(笑)

この記事では、そんなあなたのモヤモヤを解消すべく、ナンバーナインというブランドの「過去・現在・そして買うべきかどうか」を本音で解説していきます。
扱う内容は以下の通り:
- ナンバーナインの基本情報と“ダサい?”と言われる理由
- SNSやリアルな評判
- 芸能人・インフルエンサーの着用例
- 実際に買ってみてのリアルレビュー
- サイズ感、着こなしのコツ、偽物対策まで
- 最後には“買わないことで失うもの”まで徹底的にお話しします
ちなみに、ぼくは2000年代からストリートブランドを追いかけていて、ナンバーナインも“宮下期”から知ってるガチ勢です。
だからこそ、良いところも微妙なところも、ぜんぶ包み隠さず書いていきます。
よかったらコーヒー片手にゆっくり読んでみませんか?
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
“解散宣言”と再始動のストーリー

ナンバーナイン(NUMBER (N)INE)を語るうえで、まず外せないのが「解散したブランド」という事実。
え、バンドみたいに“解散”ってどういうこと?って思いますよね? 実際、ブランドの創業者・宮下貴裕さんがそういう言い方をしたんです。
1996年にスタートして、2004年にはパリコレに出て、当時は「日本のロック・ストリートの象徴」みたいな存在に。
でも、2009年に宮下さんがブランドから離れると同時に、「NUMBER (N)INEは解散します」と発表されたんです。

……解散ですよ?ブランドが。
この演出、当時かなり衝撃でした。「服を売る」っていうより「バンドを演じる」っていうスタンスが、他とまったく違ってた。
で、2012年に再始動。運営は変わりましたが、アーカイブリバイバルやY2Kトレンドの波に乗って、いま再注目されているんです。
いま再注目される3つの理由
ここで、なぜ“今”ナンバーナインが再燃してるのか、ぼくなりに整理してみました。
① Y2Kトレンドのど真ん中
90年代~2000年代前半の「ちょいダサ×ロック」テイストが、いま逆に新鮮なんです。
ダメージ加工、チェーンステッチ、ルーズなシルエット…どれもナンバーナインの得意技。
② “着るだけで語れる”服
大量生産のファストファッションとは違って、ナンバーナインには“物語”がある。
あの刺繍ロゴや加工デニム、実は一着一着が語りかけてくるんです。「これ、あのアーカイブが元ネタかも?」みたいに。
③ インフルエンサーとTikTokの影響力
「#numbernine」ってハッシュタグ、見たことあります?
実はTikTokだけで5800万回以上視聴されてて、若い層にもバズってるんです。リアルな着こなしがどんどん広まって、人気が加速してる印象ですね。
と、ここまでがナンバーナインの“基礎知識”と“今っぽさ”の解説でした。
次はちょっと気になる疑問、「ナンバーナインってダサいの?」に切り込んでいきますね。
ナンバーナインは本当にダサい?SNSで拾ったリアルな声

ナンバーナインへの
リアルな声とは?
正直、この質問って一番多いんですよね。
「ナンバーナインって、昔はかっこよかったけど…今だとダサい?」
SNSとかでも定期的に議論されてるし、検索してたどり着いた人も多いんじゃないでしょうか。
で、ファッションオタクTOMOとして結論から言わせてもらうと──
“着方次第ではダサく見える、でも本質は今こそハマる”ブランドです。
理由を、SNSのリアルな声を元に掘り下げていきますね。
「ダサい」と言われる理由とは?

ダサいと言われるワケ
まず、「ダサい」って言われるパターン、いくつかあります。
- 90年代っぽすぎて、逆に古臭い印象になってる
- 当時のキムタク影響で“オジサンブランド”っぽく思われてる
- 最近のリブランディングで“安っぽくなった”と感じる人もいる
- 偽物やリメイクが多くて、本物感が薄れる瞬間がある
特に、宮下期(2009年まで)のアーカイブと比べて、今のアイテムは「当時の尖った感じがない」って言われがちなんですよね。
でもね、これ全部“見方の一部”にすぎません。
じゃあ、なぜ「今ハマる」のか?

https://wear.jp/tsuguya/21354194/
SNSで「お、この人うまいな」と思う着こなしには共通点があります。
- 古着MIXで“Y2Kリバイバル感”をうまく引き出してる
- ロック要素を今のトレンドに落とし込んでる
- わざと“こなれ感”を出す加工Tやデニムをチョイスしてる
実際にTikTokやInstagramでは、「#numbernine」で着用動画がガンガン上がってて、特に20代〜30代の男性が多いですね。
「開封して3秒で映える」って言われてるピグメント加工のTシャツとか、まさにSNS向けの即戦力です。
一周回って“ダサかっこいい”がちょうどいい

ファッションって、正直「ちょっとダサい」が“ちょうどいい”んですよ。
だって、みんなと同じキレイめな服ばかりじゃ、面白くないじゃないですか。
ナンバーナインの良さって、**「ロックの主人公っぽさ」**にあるんです。
ちょっと不器用で、でも芯がある──そんな人が似合う服。
これは他のアパレルブランドじゃなかなか出せない“雰囲気”なんですよね。
ナンバーナインを愛した芸能人たち ─ だから信頼される
ブランドって、「誰が着てるか」で一気に見え方が変わりますよね。
ナンバーナインはまさにそれ。芸能人・ミュージシャン・モデルの“信頼され着”が、ブランドの空気感をつくってきました。
実際にどんな人たちが着てたのか、ざっと紹介しますね。
木村拓哉 ─ ナンバーナインを市民権へ押し上げた男

これはもう伝説レベルです。
2000年代、ドラマ『エンジン』や『プライド』などで、ナンバーナインを“普通に”着てたんですよね。
Tシャツにカーディガン、デニムにスタジャン……。
当時「なんかキムタク、いつもかっこいいな」と思ってた若者(僕含む)が、あとで気づくんです。「あ、全部ナンバーナインじゃん」って。
実際、木村拓哉さんが着てたモデルのアーカイブピースは今でも超高騰してて、1点20万円以上で取引されることもザラにあります。
Kanye West ─ 海外のファッションアイコンも認めた

2000年代中盤、Kanyeがナンバーナインのアウターを着てる写真がパパラッチされて話題になりました。
当時からすでに「アジアのカルトブランド」として一部で話題になってたんですが、Kanye着用で一気に火がついた印象ですね。
ファッションに対して「自己主張」を求める人に、ナンバーナインは強く刺さるんです。
最近ではK-POPアイドルの私服にも

面白いのは、近年の“Z世代アイドル”たちの動き。
SEVENTEENやStray Kidsなど、K-POPアイドルがプライベートでナンバーナインを着てるシーンが、ファンカムでよく流れてくるんです。
「韓国のファッションに影響されてる人なら、逆輸入的にナンバーナインに出会う」──そんな現象が起きてます。
ナンバーナインのリアルな評判・レビュー ─ 買って後悔しない?

ナンバーナインって、昔のブランドってイメージないですか?
「今の時代に着ても浮かないの?」「今買っても満足できるの?」
そんな声をよく聞くので、リアルな購入者のレビューや、実際に僕が買って着倒した経験をまとめてみました。
SNSでの声:「タグ見て驚いた、日本製だった」「ヴィンテージ風がリアルすぎ」

TwitterやTikTokではこんな声が目立ちます。
- 「#numbernine 届いたんだけど、タグが日本製だった。地味にすごい」
- 「ピグメント加工のスウェット、写真より実物の方がヴィンテージ感すごくて沼」
実際に商品ページには製造国や素材情報の写真もあって、変な誤魔化しがないのも信頼されてる理由かと。
レビュー評価も高水準。洗濯30回でも型崩れしにくい

公式ECのレビュー平均は★4.6(2025年6月時点)。
特に多いのは「高密度ツイル」や「ヘビーオンス天竺」素材の耐久性を評価する声。
- 「10回洗っても型崩れしない」
- 「買ったその日から“こなれ感”あってすぐ使える」
- 「チェーンステッチのロゴ刺繍が洗っても潰れない。地味にすごい」
ぼく自身、昨年秋に買った“HEAVY COTTON FOOTBALL Tee”は20回以上洗ってるけど、首元まったくヘタってません。
生地に厚みとしっかり感があるので、ガシガシ着て“味”が出るタイプですね。
中古市場での価値も高水準。「これ、定価より高いのでは?」

面白いのが、買ってから手放しても損しづらいところ。
Grailedやヤフオクでは、アーカイブ品は常に800件以上出品されていて、入手困難なアイテムは高値安定。
- 「宮下期のデニムが1本20万円超えてた…」
- 「予約限定ネームタグ付きのスウェット、出品から即売れだった」
正直、ファッションブランドでここまでリセールが安定してるブランドって珍しいです。
サイズ感・着こなしの注意点 ─ 失敗しないために

オシャレに着こなすポイント
さて、「ナンバーナイン良さそうじゃん」と思っても、ここでつまずく人が多いのがサイズ選びとコーディネート。
結論から言うと、アイテムごとのサイズ感がかなり違います。なので、購入前には少しだけ慎重になってもいいかもしれません。
商品ごとに“実寸”チェックがマスト

ナンバーナインは、アイテムごとのサイズ感がかなり違います。
例えば:
- 「TシャツはL表記だけど、実質XLくらい」
- 「スウェットは逆にコンパクトだから、1サイズ上げた方がいいかも」
→最近は、動画で着用イメージや実寸が見られるようになってきてるので、それをチェックしてから選ぶのがベスト。
素材によって着心地がけっこう違う

ナンバーナインの特徴でもある「高密度素材」や「裏毛」のTシャツやスウェットは、最初に着たときちょっと“硬い”と感じることもあるんですよね。
でも、これが洗っていくうちにいい風合いに育っていく。ヴィンテージ好きにはたまらない感覚なんですが、柔らかい生地が好きな人は最初びっくりするかもしれません。
着こなしのコツ:「1点主役」か「全身統一」で攻める

ナンバーナインはロックっぽいクセのあるデザインが多いので、着こなしは以下のどちらかに振るのが鉄則です。
- ✔「主役1点」にして、他はシンプル(例:チェーン刺繍シャツ+黒スラックス)
- ✔ トータルで統一して“世界観”を作る(例:デニム+Tシャツ+革靴)
どっちかに振れば、「ダサい」と言われるどころか、「どこの服?」と聞かれること、わりとありますよ。
偽物の見分け方&公式で買うべき理由 ─ 後悔しないために

偽物も多いので要注意
正直に言いますね。ナンバーナインは人気が高く、古着市場も活発なので、偽物や“なんちゃって”品も流通してます。
「安く買えたと思ったら、届いたのはロゴのバランスが変だった…」
「素材が明らかに違う。ペラい。しかもタグが怪しい…」
そんな失敗、実際に多く報告されてるんです。
素材や縫製にこだわるなら、正規のスペックは絶対見逃せない

特に多いのが過去の宮下期のアイテムは、コピー品が多く出回っています。正規品は、素材や縫製はしっかり行われています。
一方、偽物やコピー品は、
- 「ただのスウェットにロゴが似てるだけ」
- 「シルエットが別モノ」
- 「洗濯2回でヨレヨレ」
みたいな“地雷”も多く、買ってから後悔することになりがち。
どうしても価格を抑えたいなら、信頼できる中古ショップで

それでも「ちょっと安く試したい」という方には、
- セカンドストリート公式通販
- 楽天ファッションの中古セレクトショップ
- Amazon内の正規認定ストア
など、「ちゃんと真贋チェックがあるショップ」から選ぶのが安心です。
結論:ナンバーナインって、結局“ダサい”の?

ここまで読んでくれて、きっとあなたも少し気づいてきたんじゃないでしょうか。
「ナンバーナインが“ダサい”なんて、むしろ言ってる方がズレてるんじゃないか?」って。
“知らない人”から見たらクセが強く見える。それは事実。

確かに、ナンバーナインの服って、一見クセが強いです。
チェーンステッチ、アーカイブ風プリント、加工感…どれもいわゆる「無難」ではない。
でも、それは**“語れる服”である証拠**だと思うんです。
他のファストファッションでは絶対に得られない“ストーリー”や“熱量”が、ナンバーナインには宿っています。
本当にダサいのは、「どれを選んでも一緒」な服

https://wear.jp/satoshinya/24129678/
あなたは服に「意味」や「体験」を求めるタイプですよね?
だったら、量産型じゃ物足りないはず。
ナンバーナインは、
- ロックカルチャーが根底にある
- 日本の職人縫製と素材の融合
- 着る人の“語れる武器”になる
そんなブランドです。
それでも「よくわからないまま買って失敗したくない」という人は、今すぐ買う必要はありません。
でも、「これ、着た瞬間にテンション上がりそう」と少しでも思えたなら、それはきっと“あなたにとって正解”のサインです。
おわりに:

今この瞬間も、TikTokやGrailedではナンバーナインを着た若者たちが次々に投稿を伸ばしています。
そして、その中にはきっとあなたのように、**「服で気分を変えたい」**と感じてる人も混ざっているはず。
ナンバーナインが、あなたの「今日」をちょっと特別にしてくれるかもしれません。
プロがオススメするセンス良すぎるアイテム紹介
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。