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10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家

TOMO

トモ

詳しいプロフィール

プロフィール

三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。

そもそもウェアハウスってどんなブランド？

TOMO：
あのさ、「WAREHOUSE（ウェアハウス）」って聞いたことある？
たぶん、デニムに詳しくない人からすると「どこの倉庫？」みたいな印象あるかもだけど（笑）、実はガチ中のガチ。
“Osaka Five”の一角って呼ばれてて、日本のヴィンテージレプリカブランドの中でもトップクラスなんだよ。

創業者 “塩谷兄弟” と「考古学的復刻」という哲学

左／リゾルトデザイナー林芳亨さん　中／ウエアハウス塩谷健一さん　右／ウエアハウス塩谷康二さん　引用https://www.e-begin.jp/article/120321/

WAREHOUSEが普通のブランドと一線を画してるのって、創業者の塩谷兄弟がね、1995年にブランド立ち上げる前から、Levi’sの1930年代のジーンズを解体して、縫い目・織り方・糸のヨレまで全部研究してたってとこなんだよ。

普通なら「それっぽく作れればOK」で済ませちゃうところを、
彼らは「いや、この生地のムラ、昔の織機じゃないと出ないでしょ？」ってことで、50年以上前のG-3力織機を探し出して、自社で復活させてしまった。

これ、ちょっとした「デニム考古学」だよね（笑）
「当時の風合い」を再現するために、現代の合理性をあえて捨ててるんだ。

「Osaka Five」の一角──世界が注目する理由

ちなみに「Osaka Five」っていうのは、
WAREHOUSE、FULLCOUNT、DENIME、EVISU、STUDIO D’ARTISANっていう、関西発のレプリカデニム御三家（いや五家か）で、
いわば“ジャパニーズ・ヴィンテージマイスター”たちの集団。

海外でもこのムーブメントが「ジャパニーズ・ヘリテージ」として注目されてて、
実際、アメリカの「Heddels」とか「Clutch Magazine」なんかでも、めちゃくちゃ評価されてる。

北米だと「Standard & Strange」、イギリスだと「Son of a Stag」とかが扱ってて、
要するに「通好みの店」では絶対に押さえられてるブランドなんだよね。

G-3旧式力織機とは？　ヴィンテージ再現を支える秘密

https://ware-house.jp/factory/factory_denim/

で、さっきチラッと出たG-3織機、これがもう最高にヤバい。
何がすごいって、現代の織機だと生地を高速で均一に織れるんだけど、
G-3はめちゃくちゃ遅くて、その分糸のテンションに“ムラ”が出るの。

それによって、生地に自然な凹凸が生まれて、
穿きこんだ時に**“ヒゲ”や“ハチノス”の色落ちがめちゃくちゃ立体的に出る**んだよ。

これ、わかってもらえるかな？
たとえばユニクロのジーンズってすごく穿きやすいんだけど、色落ちは正直、平面的でのっぺりしちゃう。
でもWAREHOUSEのデニムは、まるで木彫りの彫刻みたいに陰影がつく感じ。まさに“育つ”んだよ。

TOMO：
「デニムを買う」じゃなくて、「ジーンズを育てる」っていう体験をしたい人。
もしあなたがそういう人だったら、WAREHOUSEって、選ばない理由が逆にないと思うんだよね。

ウェアハウスはダサいのか？プロが本音で回答

プロが本音で回答します

TOMO：
「ウェアハウスって、正直ダサくない？」って聞かれること、たまにあるんだよ。
まぁ、気持ちはわかるよ。だってぱっと見は、なんの変哲もないレプリカジーンズだし、ゴテゴテした装飾があるわけでもない。

でもさ、それって──“見えてる部分しか見てない”って話じゃない？

SNS・口コミを徹底調査：良い評判／悪い評判

実際にSNSやレビューを見てみると、こんな声が出てくる。

ポジティブな声

「半年穿いたら色落ちが凄すぎて聞かれるようになった」
「Lot 1001XX、洗ってないのに腰まわりが馴染んでフィットしてくるのが最高」
「他のブランドも試したけど、結局ウェアハウスに戻ってきた」

ネガティブな声

「硬すぎて最初の数日は履くのが修行」
「サイズがヴィンテージ寄りで選びづらい」
「無骨すぎてコーディネートに悩む」

ね、確かに“ラクじゃない”部分はある。でもそれって、「スニーカーじゃなくて革靴選んだとき」とか、「キャンプであえて焚き火で飯炊く」みたいな、“ちょっと面倒だけど、味がある”世界観だと思うんだよね。

“ダサ見え”する3つの原因と簡単な回避策

オシャレに見える
簡単なポイントとは？

でね、もし「ダサく見えた」って人がいたなら、それって大体3つのどれか。

1. サイズが合ってない
→ ヴィンテージシルエットはタイトめだから、ちゃんと試着・サイズ相談した方がいい。1インチ違うと、全然シルエット変わるから。

2. スタイリングが90年代止まり
→ 古着を古着のまま着ると危ない。シンプルに白T、スニーカーでも、髪型やシューズの“抜け感”で一気に現代的に見える。

3. 生地が育ってない
→ 未洗いの状態はただの“硬いデニム”。色落ちが始まってからが本番。だから最初の1〜2ヶ月は我慢（笑）

着こなし次第で「こだわりが伝わる」理由

着こなしからこだわりを感じることができます
https://wear.jp/hinapapasan/25422811/

ここが一番大事な話なんだけど、
WAREHOUSEって、“着こなす”というより、“着込みながら馴染ませていく”服なんだよ。

たとえばLot 1101XXとかなら、スッキリしたスリムストレートで、革靴・シャツスタイルにも合うし、
Lot 1001XXなら、バキッとしたアメカジで白スウェットと合わせて「これぞヘリテージ」って感じにもできる。

しかも、1年後には自分だけの色落ちが出てるわけでしょ？
これが“市販の量産品には絶対に出せない”個性なんだよね。

TOMO：
つまりね、WAREHOUSEは「パッと見で映える服」じゃない。
でも、「着てる人の背景や熱量が、じわじわと伝わる服」なんだよ。

着こなし次第で“ダサさ”は“味”に変わる。
それを面白がれる人にこそ、着てほしいと思っています。

30代・40代にウェアハウスは似合う？年齢別スタイル診断

TOMO：
「ウェアハウスってさ、若い人向けじゃないの？」って、30代40代の人から聞かれることあるけど──
逆。むしろ、その年齢層が一番“似合う”と思ってる。

なぜかって？
だってWAREHOUSEって、**新品が完成じゃなくて、“自分の履歴が刻まれて完成する服”**だから。
人生経験を重ねた人ほど、デニムもよく育つ。

30代──仕事も趣味も両立したい世代の選び方

30代ってさ、ちょっと前までガチなアメカジ着てた人でも、今は仕事・家庭・忙しさが混ざって、
「ラフだけど清潔感ほしい」っていうバランス求めるようになるよね。

そこでおすすめなのが、Lot 1101XX。

やや細身のストレートで、革靴にもスニーカーにも合うし、
洗いを1回かけて履けば、パリッとしすぎず柔らかく馴染む。

ジャケット羽織っても崩れないし、オフの日は白T＋スニーカーで即キマる。
“こだわってる感”はあるけど、主張が強すぎないのがちょうどいい。

リンク

40代──“一生モノ”として育てたい大人の選び方

40代になると、もう「流行」よりも「定番」に重きを置くようになるよね。
買ったものを長く育てて、どんどん“味”を出していく──そういうスタンスの人、多いと思う。

だったらもう、Lot 1001XX 一択。

このモデルはまさに“WAREHOUSEのど真ん中”。
13.5ozのムラ糸セルビッジデニムは、半年でバチバチに色落ちが始まる。
育ち方が極端で、ヒゲもハチノスも出方がエグい。
それを「味」って感じられるようになるのが、40代の余裕じゃないかな。

あと、仕事終わりにジーンズを穿き込んで、休日は庭いじりしながら色落ちを楽しむ──そんなライフスタイル、最高じゃない？

リンク

体型別フィット解説──標準／がっしり／細身のベストモデル

ここでちょっとだけ、体型に合った選び方もまとめておくね。

体型	おすすめモデル	理由
標準体型	Lot 1001XX	定番中の定番。裾のストン感が綺麗に出る
細身体型	Lot 1101XX	細身ストレートで、もたつかずスマートに履ける
がっしり体型	Lot 800XX	腰回りにゆとりあり。太もも〜膝が楽で座りやすい

※がっしりタイプの人は、**「1インチアップ＋ワンウォッシュ」**がセオリー。

TOMO：
だからさ、年齢や体型を言い訳にして「自分には無理かも」って思う必要ないんだよ。
むしろ、あえて今から育てて、数年後に“これ俺が育てた一本なんだ”って言える喜びを味わってほしい。

評判は本当？プロが検証する“色落ち”と“育てる楽しさ”

TOMO：
「WAREHOUSEって、結局“色落ち命”なんでしょ？」
って言われるけど──いや、むしろそれが魅力の“すべて”といってもいい。

正直、ユニクロのストレッチジーンズも履き心地いいし、シルエットも今っぽい。
でもさ、“人生の手ざわり”みたいなものが残るのは、WAREHOUSEのようなジーンズだけだと思う。

半年で“ここまで育つ”──Lot1001XXのリアル色落ち記録

たとえば、僕が3年前から穿いてるLot1001XX──
週4日ペースで穿いて、洗濯は2ヶ月に1回くらい。

・太ももから膝にかけて、ハッキリしたヒゲ
・膝裏のハチノスがくっきり立体的
・バックポケットのアタリが、財布の形そのまんま

それが**半年でここまで変わるのか…？**ってくらい、育つ。
生地がムラ糸で、旧式織機だからこそ、インディゴの“残し方”に深みが出るんだよね。

なぜWAREHOUSEだけがこんなに“経年変化”するのか？

これにはいくつか理由がある。

理由①：G3旧式力織機で織られたムラ糸生地
　→糸の太さがバラバラで、染料の入り方にムラができる
　→結果として、穿く部位によって色落ちに濃淡が生まれる
理由②：インディゴの“水染め”技術
　→Room Temperatureで染めるから、深くゆっくり浸透する
　→色の抜け方が荒々しくも繊細に
理由③：ノンウォッシュの仕上げ
　→糊付きのまま穿き始めることで、最初のクセが色落ちにそのまま刻まれる

つまり、自分の動き・暮らし・クセすらも、ジーンズに写し取られるってわけ。

あなたにしか育てられない、“世界に一つのジーンズ”

色落ちってさ、ある意味では“失敗も成功”。
「洗いすぎてヒゲが流れちゃった」とか、
「梅雨で濡れてシミできたけど、それもアジだよね」って言えるのが楽しいんだ。

ファストファッションでは絶対に体験できない、“服と一緒に歳を重ねる”感覚。
だからWAREHOUSEは、ただ履くんじゃなくて、**“育てる”服なんだよ。

TOMO：
これは断言できるんだけど、WAREHOUSEを育てたことがある人は、他のジーンズに戻れなくなる。
理由は単純。
“この一本にしかないストーリー”が生まれるから。あなたにも、きっと。

初心者でも大丈夫？WAREHOUSEのデメリットと注意点

TOMO：
ここまでべた褒めしてきたけど、正直に言うよ。
**WAREHOUSEのジーンズ、万人向けじゃない。**むしろ尖ってる。

じゃあどこがハードルかっていうと、以下の点が挙げられるかな。

硬い・重い・クセが強い。最初の印象は“厳しめ”

穿いた瞬間、「…硬っ」って思う。
ストレッチ？そんなもん入ってない。
最初の数週間は、正直なところ快適とは言えないかも。

ただね、この“厳しさ”こそが、育て甲斐につながる。
**馴染んでいく過程を、身体が覚える。**それが楽しいんだよ。

サイズ選びは“感覚よりも論理”。試着できないと厳しいかも

ヴィンテージ寄りのサイズ感だから、
普段のウエスト31インチなのに、WAREHOUSEでは32インチがジャストってこともザラ。

しかも“縮む前提”のリジッド（未洗い）で買う場合は、洗濯後の縮率も計算に入れないといけない。
初心者がオンラインだけで判断すると、サイズミスの可能性は高い。

アメカジに偏ってる。日常スタイルに馴染まない人も

シルエットやパーツが1950年代風だから、スタイリングはやや男臭くなる傾向あり。
スニーカーとTシャツでまとめればいいけど、
キレイめとかモード寄りなファッションには合わない。

ただ、「アメカジをかっこよく着こなしたい」って人には完璧なパートナーだと思う。

TOMO：
だからね、「ちょっと気になるから買ってみるか〜」ってノリよりも、
「この一本と、しばらく本気で付き合ってみよう」って気持ちで買ってくれると失敗しにくい。
結果、愛着も出るし、育てる喜びが倍増するよ。

他ブランドと何が違う？WAREHOUSEが選ばれる3つの理由

他ブランドとの違いを
わかりやすく解説

TOMO：
ぶっちゃけ、「ヴィンテージ風ジーンズ」って探せばいっぱいあるよね？
FULLCOUNTとか、SUGAR CANEとか、SAMURAI JEANSとか……正直、俺も全部穿いた（笑）。

でもね、それでも最終的に戻ってくるのがWAREHOUSEなんだよ。
何がそんなに違うのか？俺なりに、3つに絞って話してみる。

「考古学的再現」って、ここまでやる？

まず驚くのは、**“当時のジーンズを一度バラしてから復元する”**っていう、狂気のような再現力。

たとえばLot 1001XXは、Levi’sの1930年代バナータグモデルを解体・分析して、
縫製ピッチから糸番手、リベットの素材まで“当時そのまま”を実現してる。

生地だって自社管理のG-3織機で織る。
いま現役でG-3を回してるブランドって、もう日本でも数えるほどしかないよ。

しかも、これが単なる「見た目の再現」じゃなくて、穿いてるうちに
本当に当時のようなヒゲやハチノスが出てくるからすごい。

色落ちが唯一無二。“写真映え”じゃなく“実物映え”する

スマホの画面越しじゃ伝わらないけど、WAREHOUSEの色落ちはめちゃくちゃ奥行きがある。

赤みをおさえたレッドキャストのインディゴと、ムラ糸による凹凸感。
洗いざらしのジーンズとはまったく別物の顔になる。

ある意味、写真で伝えにくい“本物の色落ち”。
だからこそ、街で見かけると「おっ、それWAREHOUSEだよね？」って分かるんだよ。

“育てる”という文化がここにはある

WAREHOUSEって、ジーンズを「育てる文化」をつくってきたブランドなんだよね。
アパレルというより、カルチャーの発信地って感じ。

「今日もこの一本と一緒に出かけるか」
「今度の洗い、どうしようかな」
「ヒゲの出方、ちょっと変わってきたな」

——こういう愛着を持てる服って、いま本当に少ない。

TOMO：
つまり、ジーンズを“着る”んじゃなくて、“付き合う”ことができるブランド。
この深さが、他にはなかなかないんだよね。

どこで買える？WAREHOUSEの購入方法とおすすめモデル

WAREHOUSEの購入方法と
おすすめモデル

TOMO：
「買ってみたいけど、どこで買えるの？」って思うよね。
最近は取り扱い店舗も増えてきたし、ネットでも割と手に入りやすくなってるけど、
人気モデルは即完が当たり前だから、買い方のコツを知っておいたほうがいい。

直営オンラインと提携EC、どっちがいい？

基本的に、以下の方法で買えるよ。

WAREHOUSE公式オンラインショップ
→ 限定モデルやコラボが出ることもある。先行販売もあるから見逃せない。
提携セレクトショップ（Hinoya, BEAMS PLUS, Ragtime など）
→ 楽天ポイントが使える・溜まるところもあるのがメリット。試着もできる。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング
→ モデルによっては正規取り扱い。レビューも参考になる。

注意点は、サイズ選び。
WAREHOUSEはヴィンテージのサイズ感を再現してるから、現代のデニムよりややタイトめ。
できれば一度試着、難しければ「未洗い・未着用なら交換可」の店舗で買うのが安心。