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アロハシャツの伝統を受け継ぐブランド「サンサーフ（Sun Surf）」の魅力のすべてを徹底解説！
こんにちわ！！200以上のブランドをわかりやすく解説している元アパレル販売員で服マニアのtomoです！！
今回は、ヴィンテージデザインを忠実に再現し、品質にこだわった製品を提供しているブランド「サンサーフ（Sun Surf）」について徹底解説していきます。
まず、サンサーフ（Sun Surf）はダサくありません。品質、デザインどれをとっても最高レベルのまさに真のアロハシャツを生み出しているブランドのひとつです。
このブログでは、その理由についてどこよりも分かりやすく解説しています。さらに、まず買うべきアイテムや失敗しない着こなしについても紹介しています。
この記事は、3分で読むことができます。さらに、気になるところから読んでもらって構いません。多くの人に読まれているのでぜひ最後までお付き合いください。
この記事の著者
ファッションブロガー
TOMO
トモ
今まで服に使った金額が「1000万超え」の、 三度の飯より服が好きなブロガーのtomoです！ 私は、古着やドメスティックブランド、インポートブランドまで様々な服を実際に買って着てきました。 その経験を元に200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に4万人以上の方に読まれているブログを運営しています！
【どんなブランド？】サンサーフとは？
サンサーフ（Sun Surf）は、日本の東洋エンタープライズ社が展開するアロハシャツブランド。
アロハシャツの黄金期とされる1930年代から1950年代にかけて作られた、いわゆる「ヴィンテージ」と呼ばれるレーヨン製アロハシャツを中心に展開しています。
数千着にも及ぶヴィンテージのアロハシャツを分析することで、いまや貴重で入手困難なヴィンテージアロハシャツの魅力を表現。サンサーフでは各部のディテールにこだわり、数多くの名作を現代に本物のアロハシャツを甦らせているのです。
次の章では、サンサーフについて深く紹介していきます
【なぜ人気？】サンサーフの魅力や特徴
なぜサンサーフは人気なのでしょうか。様々な理由がありますが、SNSや口コミをまとめると共通する3つの要因が見つかりました。
サンサーフが人気のワケ
- 理由① 歴史と伝統
- 理由② 高品質な素材と職人技
- 理由③ 豊富なデザインバリエーション
理由① 歴史と伝統
サンサーフは、1950年代から1960年代にかけてのヴィンテージアロハシャツを忠実に再現することに力を入れています。
当時のデザインや技法を取り入れ、アロハシャツの歴史と伝統を現代に蘇らせることで、時代を超えた魅力を持っています。これにより、ファッション愛好家やコレクターからも高く評価されています。
1970年代に誕生し、創業から資料として収集し続けた数千着にも及ぶヴィンテージのアロハシャツを分析しているからこそ！
理由② 高品質な素材と職人技
サンサーフのアロハシャツは、高品質な素材を使用しており、着心地が良く長持ちします。特に、コットンやレーヨンなどの天然素材を使ったシャツは、肌触りが良く快適です。
また、抜染（ばっせん）やオーバープリントが駆使されており、細部にまでこだわったデザインが特徴です。これにより、他のブランドとは一線を画す高い完成度を誇ります。
抜染（ばっせん）とは、無地染めの布帛に抜染剤をまぜた糊をつけ、蒸気や薬品でその部分の地色を抜いて模様を表すこと。
そしてオーバープリントは、あるカラーの上に異なるカラーを重ねて印刷すること。
理由③ 豊富なデザインバリエーション
サンサーフは、多種多様なデザインのアロハシャツを展開しており、そのバリエーションの豊富さが魅力です。
クラシックなハワイアンパターンから、現代的なアレンジを加えたデザインまで、様々なスタイルを楽しむことができます。これにより、様々なシーンやコーディネートに合わせて選ぶことができ、自分だけのスタイルを表現することができます。
次の章では、意外と知らないアロハシャツの歴史を超簡単にわかりやすく紹介します！
【豆知識】アロハシャツの歴史
アロハシャツの歴史は、20世紀初頭のハワイに遡ります。アロハシャツの原型は、ハワイに移住してきた日本、中国、フィリピンなどのアジア系移民が持ち込んだ伝統的な衣装にあります。特に日本の着物や帯の影響が強く、これらをリメイクして作られたのが初期のアロハシャツです。
1930年代には、ハワイ在住の商人エラリー・チャンがアロハシャツを販売し始め、人気を博しました。彼は、ハワイの自然や文化をモチーフにした鮮やかな柄を取り入れ、観光客向けの土産物としても成功を収めました。「アロハシャツ」を商標登録され、一般的に使われるようになりました。
1940年代から1950年代にかけて、ハワイが観光地として人気となり、アロハシャツはアメリカ本土でも人気が高まりました。戦後、ハリウッド映画や著名人がアロハシャツを着用することで、その知名度と人気はさらに高まっていきました。
1960年代から1970年代にかけて、アロハシャツはカジュアルファッションの一部として広く受け入れられるようになりました。この時期、デザインや素材も多様化し、ポリエステルなどの新しい素材が取り入れられました。一方で、伝統的なレーヨン素材のシャツも根強い人気を誇りました。
現在、アロハシャツは世界中で愛されるファッションアイテムとなり、ビンテージシャツの復刻版や現代風のデザインなど、さまざまなスタイルが展開されています。アロハシャツは、ハワイの豊かな文化と歴史を象徴するアイテムとして、今もなお人々に愛され続けています。
アロハシャツと日本とは切っても切れない関係があるんです。
次の章では、誰でもできるオシャレコーデを紹介していきます。
【女子ウケ抜群】サンサーフのオシャレコーデまとめ
ここではサンサーフを実際に着用しているセンスのいいコーデを紹介します。
ポイントは、アロハシャツに使われている色をパンツに持ってくること！
ここではその着こなしに参考になるコーデを紹介していきます。
お洒落な着こなしを真似すれば、必ずオシャレになれるので自分の着こなしに取り入れていきましょう。
あなたのグッときた着こなしを真似して、最短でオシャレになって下さい。
アロハを着ると一気に垢抜けるので、着こなしポイントを押さえれば誰でもオシャレに着こなせます！
サンサーフの取扱店や通販・オンラインサイト
今回ご紹介したサンサーフの公式サイトやオンラインショップをピックアップして紹介していきます。
公式サイト
Amazon
Amazonで購入すれば購入者都合（サイズ違い・イメージ違い等）での返品が無料でできます。
しかも簡単にできるのが何よりも嬉しいポイント。
サイズについて心配な方は、２サイズ分を試しに購入して合わなかった方を返品するなど、試着感覚でお買い物をするのもおすすめです。
そしてプライムデーや初売りセール、新生活セール、ブラックフライデーなどはさらにお得になるので必ずチェックしましょう。
返品が簡単
会員特典が豊富
楽天
【名作】「サンサーフ」の定番柄10選
最後は、気になるサンサーフの定番柄をを紹介していきます。あなたが気になる柄がきっと見つかるので、この機会に今年着たい柄を見つけてください。
オールオーバーパターン（総柄）
“DUKE’S PINEAPPLE”
“MATSON LINE”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
オールオーバーパターンはシャツ全体に一定の柄が繰り返して見られる柄模様で、古くから用いられてきた最も伝統的なデザインになります。
南国感溢れるパイナップルの総柄や、ヤシの総柄など比較的アロハ初心者の方でも取り入れやすい柄です。
またサンサーフにはスペシャルエディションと呼ばれる限定柄も多く存在しており、思いもよろないモチーフのものも見つけられると思います。
ボーダーパターン(縦縞柄)
“POLYNESIAN BORDER”
“SUMMERING BORDER”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
縦縞柄は、総柄の派生形として40年代に生まれ、定番化していったパターンで、縦方向に柄が連なっているものです。
適度に引き算されたボーダーパターンは、アロハシャツによくある花や果物をモチーフに全体に展開した派手目のデザインが苦手に感じられる方にもオススメです。
リーフ(葉っぱ柄)
“MONSTERA”
“BANANA LEAF AND HELICONIA”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
熱帯地方の魅力の一つに、日本では見られないような大きさに育ったバナナの葉や、赤と緑のコントラストの効いた葉、ユニークな形状を持つ奇怪なものなど、その植生の豊かさを柄に取り込んだのが、リーフ柄です。
ひとくちにリーフといっても、シルエットのみで見せたり派手な配色で描いたりなど、人物や果実などのモチーフとは一味違った風合いがあります。
ホリゾンタルパターン(水平柄)
“CANOE RACE”
“COCONUT PALMS & DIAMOND HEAD”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
シャツ全体に描かれた柄が上下に分かれてデザインされているのがホリゾンタルパターンです。
ホリゾンタルパターンの魅力はやはり「インパクト」に尽きると思います。
前景に樹木柄、光景に山景などのデザインは、もはや現地さながらのパノラマビューを見ているようで、中でも黒い地色に極彩色の絵柄がパターンされたものは、特にエキゾチックな印象です。
存在が抜群なので、クラブやパーティーなどのナイトシーンにもピッタリです。
ピクチャー柄
“KAIKAMAHINE”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
転写した写真を散りばめたようなデザインがピクチャー柄です。
玄人好みの柄ですが、歴史やカルチャーを含めて見て、着て楽しめるデザインと言えます。
バックパネル柄
“HULA GIRL”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
背中でアロハを語りたい方にオススメなのがバックパネル柄。
後ろ身頃を縁飾りするように配されたリーフ系やフラワー系の枠柄の中心に配される、フラガールやダイバー、サーファーなどのアロハらしいモチーフが大きく背中面にプリントされています。
ちなみにバックパネル柄はヴィンテージアロハシャツの中でも特に人気のあるカテゴリーで、価格も高騰しているものがありますが、ダイナミックに描かれたデザインを目の当たりにするとその理由にも納得です。
フキラウ柄
“HUKILAU”
引用元：rogues
ハワイの伝統漁法である「フキラウ」がモチーフになった柄です。
この柄はもともとホノルルの「ロス・サザーランド」によるオリジナルを復刻したデザインになっています。
アロハを知る通好みのデザインのひとつです。
和柄
“ONE HUNDRED TIGERS （百虎）”
”動植綵絵 紫陽花双鷄図（伊藤若冲）”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
龍やニワトリ、鯉などの動物モチーフの他、竹や松、桜などの日本の四季を感じさせる植物系などでもおなじみのパターンです。
もともとポルトガル人が持ち込んだ”パラガ”という作業着を、日本風に着物や浴衣を使ってリビルドしたことにルーツを持つアロハシャツ。
サンサーフでは伊藤若冲の絵をアロハのパターンに落とし込んだものなども展開しており、そちらもなかなか派手でおすすめです。
レイ柄
“NIGHT BLOOMING CEREUS”
“LEI HAWAIIAN STYLE”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
フラガールが笑顔と共に、首にかけてくれる花飾り（レイ）をモチーフにしたレイ柄。
その習慣は、もともとハワイ島に移民してきたポリネシア人と共に伝わった魔除けや幸福祈願、神々への信仰を起源としているものだそうです。
シャツ全体にレイを配置したものや、レイと共にそれを編んでいる女性が描かれたシーンのもの、ボーダーパターンに取り入れられたものなどアロハとして様々なパターンがあります。
魚柄
“KIHIKIHI”
“GOLD FISH WITH LUCK”
引用元：TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
和柄、洋柄どちらにもある柄のひとつで、南国の海の熱帯魚や、和柄なら金魚などが涼し気な魚柄。
アロハ初心者の方には、魚柄の多くが総柄仕立てになっている点がスタイリングに取り入れやすいポイントとしておすすめといえます。
【本当にカッコいい】サンサーフ以外のアロハシャツブランド
サンサーフ以外にも、ぜひ知らないと損する有名なアロハシャツブランドやアロハシャツも紹介していきます。
今回紹介したサンサーフと比較してみてください。
Aloha Blossom(アロハブロッサム)
“HAWAIIAN” 引用元：alohablossom.com
“ATOMIC” 引用元：alohablossom.com
沖縄発のアロハシャツブランドのアロハブロッサムは、シュッとしたスマートなアロハを着たい人におすすめのブランドです。
柄は伝統的なアロハの柄というよりは、様々なアーティストの作品や書下ろしのイラストをテキスタイルにしたものが主流。中には千代の富士をイラストに落とし込んだお相撲さん柄や、キティちゃん柄など面白い柄もあります。
レディースラインも存在しており、アロハの雰囲気そのままのワンピースなども展開しています。
“HAWAIIAN” 引用元：alohablossom.com
“CHIYONOFUJI” 引用元：alohablossom.com
かわいくて、アロハシャツにはあまり縁が無いかなー？と思っている女性にもぜひ着てみてほしい一品です。
WACKO MARIA(ワコマリア)
WACKO MARIAは「ルード系」と呼ばれるブランドたちの代表的なブランド。ルードというのは「失礼な、無礼な、無作法な」というスペイン語を元に、不良っぽくて格好いいファッションを軸にしたジャンル。
ヤンチャなイメージはありますが、芯のある武骨な格好よさを感じられるのがWACKO MARIAの魅力で、それはアロハシャツにも表現されています。
タトゥーアーティストがデザインしたものや映画をプリントしたもの、バスキアなど違う方向性での「アート」なアロハシャツが魅力です。
他にもアーティストとのコラボレーションもおこなっており、直近ではヒップホップグループである「舐達磨」とのコラボレーションでアロハシャツとボーリングシャツっぽいシャツを発売しています。
Porter Classic(ポータークラシック)
「メイドインジャパン」にこだわり、「世界基準のスタンダード」をコンセプトに掲げるブランドです。
タンカーなどのバッグで有名なPorterですが、このPorter Classicは少しイメージが違ってとても格好いいです。
普段は様々なアパレルを展開していますが、夏はアロハシャツは人気アイテム。柄はオリジナルのデザインが多くシルエットもゆったりしています。
「阿波踊り」をテーマにした総柄や、「フィルム・ノワール(退廃的な雰囲気を持つ犯罪映画のこと)」をテーマにした柄だったりと固定概念にとらわれない面白い柄が多くあります。
DAIRIKU(ダイリク)
引用元：arknets.co.jp
ヴィンテージやミリタリー、アメカジをルーツに、デザイナーが影響を受けた「アメ村」的テイストを加えたデザインを展開するブランド、DAIRIKU。
柄はアロハシャツらしい百虎柄からスタイリッシュな花柄など様々ですが、その最大の特徴が、前身頃にドレスシャツのようなプリーツが施されていること。
もっとオシャレで人と違うものは欲しい人には、DAIRIKUのアロハシャツをぜひおすすめ。
まとめ
今回はサンサーフについて、詳しく解説してきました。
サンサーフは、数千着にも及ぶヴィンテージのアロハシャツを分析して作られている本物のアロハシャツを生み出しているブランドです。
「アートを着る」と言ってもいいほどプリントは、鮮やかな発色と深みのある色合いを表現するため、抜染（ばっせん）やオーバープリントといった当時の捺染手法を再現。細かいディテールまで完全に甦らせた世界で唯一のブランドです。
ぜひこの機会に色褪せないホンモノのアロハシャツである、サンサーフをお試しください。
もし仮にあなたがサンサーフを買うなら、どの柄にしますか？？
P.S 古着のサンサーフも探しましたか？
サンサーフを買いたいけど、高い値段がネックで手が出せない‥‥
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この記事の著者
ファッションブロガー
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
