【本記事のリンクには広告がふくまれています】
ヒロシ(以下、ヒ):ちょっと前にスマホをauに乗り換えたんだけど、それに合わせてインターネットも変えたらめっちゃお得だったよ!!
サトシ(以下、サ):えっ?本当に?!どのくらいお得だったの?
ヒ:最大41,250円(税込み)相当割引だったから初期費用、月額費用割引 実質0円だったよ!自分は違ったけど、「最大131,000円」還元だからお得にはじめるなら今だね!
サ:後で見てみるよ!教えてくれてありがとう!ところでいつもより暗いけどどうしたの??なんか元気ないね。
ヒ:最近お得だったこと以外いい事なくてさ。仕事ではミスをするし、好きだった女性には振られるし。本当に自分はダメ人間だなって思ってね。何に対しても自信がなくなったよ。
サ:なかなかの重症だね。そんな自分に自信を持てずに悩んでいるヒロシにオススメの本を紹介するよ。実はヒロシが思っている「自信」は「本当の自信」じゃないんだ。
ヒ:え??
サ:「本当の自信」がどういうものかを知らないと、これから先も同じように悩み続けることになるよ。
ヒ:そんなのいやだよ!本当の自信ってなんなのか教えてよ。
サ:「本当の自信」とはなんなのかを2回に分けて解説していくよ。
- できるから生まれた自信は脆い
- 本当の自信は折れない
- 「自信のなさ」と「不安」を一緒にしない
- 自信を持つのに大切なのは「今はこれでいよい」という感覚
サ:まずできるから生まれた自信は脆いから。「自分に自信のある人」の多くは、できるという成果によって自信をつけている。例えば周りよりも偏差値の高い大学を出ているとか、周りよりもモテるとかそういう成果によって自信をつけている。
ヒ:いいなぁ。俺もそういう自信を持ちたいよ。
サ:でもそういう成果による自信は、状況次第でポッキリ折れてしまうんだ。
ヒ:どういうこと??
サ:この自信はいってみればできることに対する自信。だから、それが出来なくなると自信は一瞬で失われる。さっきの例で言えば、自分より頭のいい人が現れたとか自分が太ってモテなくなったりすると、自信のない人間になってしまう。
ヒ:確かに!
サ:つまりこういう「できるから生まれた自信」は脆く、本当の自信とは言えないんだ。
サ:次は「本当の自信は折れない」ということ。結論から言うと、本当の自信とは「自分のあり方」を受け入れることで手に入る。
ヒ:あり方を受け入れる?どういうこと?
サ:簡単に言うと「人に親切にしたい」とか「人との繋がりを大事にしたい」と考えている自分を良い感じと受け入れて、そのあり方を大切にする自分自身を誇らしく感じること。
ヒ:なるほど、でも俺も「人には親切にするべき」とは思ってるけどそんな自信持ってないよ。
サ:〇〇するべきと、〇〇したいは似ているようで別の考え方なんだ。
ヒ:え?どこが違うの?
サ:例えば「人に優しくするべきだ」と考えていると、「人には優しくできたかどうか」という成果を評価することになる。だから、人に優しく出来なかったということがあれば、さっきの話のように自信を失うことになる。
ヒ:あ!!確かにそうだね!俺もそう思っちゃう!
サ:逆に「人に優しくありたい」というのはできるだけそうしたいという姿勢であって、実際にできたどうかは問題じゃなくなるんだ。仮出来なかったとしても、次は優しくしたいと思ってその自分を認めてあげれば自信を失うことはないんだ。
ヒ:なるほど!俺はずっとできたかどうかで考えしまっていて、出来ないたびに自信を失っていたんだね。
サ:この自分のあり方を認めることこそ、「自己肯定感」や「自尊心」と呼ばれるものであって、認めることで手に入れた自信は、何か失敗したくらいでは簡単に折れない本当の自信になるんだ。
ヒ:それが本当の自信なのか。俺はずっと自信について勘違いをしていたんだね。
サ:次は、「自信のなさ」と「不安」を一緒にしないだね。ひとつ質問だけど「今の環境が変わってしまっても、うまくやれる自信がない」と思ったことはない?
ヒ:もちろんあるよ!就職の時だって、転職を考えてもうまくやっていける自信はないよ。
サ:それは正確にいうと「自信がない」のではなく、「不安」なだけなんだ。
ヒ:それって同じことじゃないの?
サ:同じように見えて全然違うんだ。不安というのは状況を知らせるサイン。これは生物に備わっている自己防衛機能だから、安全が確保されていないことを知らせている感情でしかない。不安を感じるから慎重になり、危機を防ぐことができる。
ヒ:なるほど。
サ:つまり転職が不安なのは当たり前のことだけど、自分に自信を持てない人の多くは、この不安と自信のなさを混ぜて考えてしまうから、自分には自信がないダメなやつだと落ち込んでしまう。
ヒ:そういうときは、どうしたらいいの??
サ:自信がないと思った時は、不安という表現に言い換えることで自分をだめなやつと思うことはなくなる。
ヒ:俺は転職に自信がないのではなくて、不安だっただけなんだね。
サ:そういうこと。
サ:今回最後は、自信を持つのに大切なのは「今はこれでいよい」という感覚を持つこと。本当の自信を持つ為には、今はこれでよいと思うことが重要なんだ。
ヒ:今のままじゃダメだと思うし、俺はもっと変わりたいよ!
サ:ここで言う「今はこれでよい」というのは、成長を諦めるということではないんだ。どんな人も、できる限りのことをしている。「あの時もっと頑張っていたら…」なんて後悔することもあるけど、その時にはその時の事情があってどうしても頑張れなかったというのが、紛れもない事実なんだ。できたはずの努力をしなかったと考えるのではなく、あの時はああするしかなかったと考えることが大切なんだ。
ヒ:そんな風に考えていいの?でもそれってサボっていた自分を正当化するみたいでちょっと……。
サ:そう思っちゃうのは、努力すればなんでも達成出来るという間違った考えが原因だよ。そういう人は頑張って目標が達成出来なかったときに、鬱になってしまう人が多い。
ヒ:確かにそうかも。
サ:もっと努力しておけばよかったとできもしなかった幻想をおいかけるより、今を受け入れること。今まではこれが限界だったから、今はこれでよいと受け入れることで今に集中することができて結果的に成長していける。
サ:そう考えると、ちょっと気持ちが楽になる気がするよ。
後編へ続く。
参考文献 小さなことで左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ 水島広子さま
最新の投稿