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「静かな格好よさ」って、ほんとに成立するの?
はじめまして。ファッション沼の住人、TOMOです。平日は街で資料を読み、休日は低山で空気を吸う。
そんな生活の中で、最近ずっと気になっているのがHIKING PATROL。

「街でも山でも浮かない服」なんて都合の良い話、あるのかなと半信半疑でした。けれど、ルックとユーザーの写真を追い、実物を手に取ってみると、どうも話が違う。
派手なロゴも、やりすぎたギミックもないのに、着ると体が軽くなる。静かなのに輪郭が出る。
結論から言うと、ダサいかどうかという問いは、たぶん入口が違うんです。“Quiet Outdoors”という美学にハマるかどうか。ここが本質だと感じました。
もし、あなたが「主張しない強さ」に惹かれるなら、続きを読んでみませんか。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
HIKING PATROLとは?【メディア発ブランドの進化系】
TOMOの視点で端的に。HIKING PATROLは2019年、オスロ発のキュレーション・プラットフォームとしてスタートしました。
最初は“良いものを選び抜いて紹介する側”。そこからコミュニティの支持を受け、自社レーベルへ成長した流れがユニークです。
軸にある言葉は**“Tools for Exploration”。服を飾りではなく道具**として捉える視点が、デザインの抑制と機能の実在感を両立させています。
欧州の有力セレクト(FARFETCH、HAVN、STRØMなど)で扱われ、静かな熱を帯びながら広がっているのも納得でした。
TOMOの私見をもう少し。
- いわゆる“アウトドア風タウン着”ではなく、街と外を分けない設計思想が先にある。
- その結果、素材選びやカッティング、色の階調が一貫して控えめ。
- 写真映えより日常の自然さを優先しているため、長く着ても飽きが来にくい。
ここまででイメージは湧きましたか。続けて、肝心の評判と“ダサいかどうか”に踏み込みます。
HIKING PATROLってダサい?【本音レビュー】

実際の評判
口コミまとめ
TOMOが掘った声を整理します。まず良い評価から。
- 「街で浮かない」という安心感。黒・グレー・セージ中心の減色設計が効いている。
- 「軽いのに頼れる」。ライトアウターやボトムの伸縮と通気が実用的。
- 「ロゴ主張が小さい」。会議室でもトレイルでも違和感が出にくい。
一方、課題としてよく出るのがこちら。
- 「価格は安くない」。ただ、長く着る前提だと納得感が出るという声も多い。
- 「入手しにくい」。ドロップ制で再販が少ないため、タイミングが難しい。
TOMOの結論を一言で。
ダサいのではなく、派手に“映えない”だけ。カメラ越しの強さより、実生活の空気感に比重があるから、場に馴染む。
ここに価値を感じるかどうかが分かれ目です。あなたはどちらに魅力を感じますか。
次は、私が実際に触れて分かったことを具体的にお伝えします。
筆者が実際に試してわかったこと【正直レビュー】

筆者が実際に試してわかったこと【正直レビュー】
TOMOの実体験を3点に絞って。
- 触感と落ち感
 生地は軽量ナイロンやリサイクルポリ混。指でつまむとパリパリではなく“サラ、コシ”という表情。着ると縦に素直に落ちるため、立体がきれいに出ます。歩くたびに裾が音を立てないのが好きでした。
- 可動域と熱のこもりにくさ
 ボトムは膝の逃がし方が巧妙で、階段で突っ張らない。ライトアウターは肩の運動量が多く、バッグを背負っても突っ張りを感じにくい。都市の夏場は蒸れやすいですが、風が抜けるので体感が軽い。
- 場に馴染む輪郭
 ロゴは控えめ。すれ違いで視線を集める服ではありませんが、近距離で素材が“良い顔”をする。カフェや電車の距離感で効くタイプです。

正直、初見は「地味かな」と思いました。ただ、三日着ると戻れない。この感覚を共有したくて、私はこの章を書いています。
次は、他ブランドとの比較に移りましょうか。
他ブランドとの比較:なぜHIKING PATROLが選ばれるのか?

なぜHIKING PATROLが選ばれるのか?
比較は冷静に。大好きなブランドばかりなので敬意を込めて整理します。
| ブランド | コア | 強み | HIKING PATROLとの違い | 
|---|---|---|---|
| Snow Peak | キャンプ起点 | ギア連動・ライフスタイル提案 | アウトドアの記号性が残る分、街での無音化は難しめ | 
| and Wander | デザイン×機能 | リフレクターやカッティングの妙 | 視覚的演出が効く。HIKING PATROLは演出を引き算 | 
| Arc’teryx | テクニカル | 耐候・アルパイン性能 | プロギア感が強い。HIKING PATROLは日常寄りの可用性 | 
| AURALEE系 | 生地美学 | 素材研究・色気 | 機能の明示性は薄い。HIKING PATROLは機能を裏方化 | 
要するに、HIKING PATROLは**“間”のブランド**。
ギアの記号から距離を取り、機能は隠し、生活に溶かす。この設計が「静かな強さ」につながっています。あなたの生活速度にはどれが合いそうでしょうか。
続けて「誰に刺さるのか」を具体化します。
どんな人に選ばれている?年齢層とライフスタイル分析

どんな人に
選ばれている?
TOMOが店頭とSNSで観察したレンジは30代後半〜40代前半が中心。特にこんな人に刺さりやすい。
- 通勤も週末も同じテンションで過ごしたいシーン横断派。
- 黒・グレー基調のワードローブで統一を重んじる人。
- ロゴ主張を避け、素材と輪郭で語りたいタイプ。
- ゴープコアは好きだけど、“ギア臭”は抑えたいミニマリスト。
年齢というより、成熟した価値観の問題かもしれません。見せるための選択から、気分を整えるための選択へ。
もし頷けるなら、次章のアイテム選びが役に立つはずです。
人気アイテムTOP3&特徴【まず買うならこれ】

プロが選ぶ
【失敗しない】
人気アイテム
TOMOの推し順です。最初の一着を外しにくいセレクトにしました。
ライトアウター(MAMMUTコラボなど)

- 体感の軽さが段違い。肩の回りがスムーズで、バッグを背負っても肩口がつっぱらない。
- 撥水と通気のバランスが良く、梅雨〜初秋の都市気候で真価を発揮。
- スーツの上に羽織っても違和感が出にくい直線的パターン。
ボトムスコレクション

- 膝の逃がし方が良いので、デスクワーク→外回り→階段の流れで快適。
- 視覚的にはスリム、体感は伸びやか。自転車通勤と相性が良い。
Diemmeコラボ・フットウェア

- ソールの反発が穏やかで、街歩きから低山まで歩行のリズムが乱れにくい。
- アッパーの質感が上品なので、ジャケット合わせでも浮かない。
この3つで上半身の軽さ・下半身の可動・足元の安定が揃います。一本柱が立つと、他の服が合わせやすくなるんですよね。
続けて、サイズと着こなしの注意点に行きましょうか。
サイズ感・着こなしのコツ【失敗しない選び方】

失敗しない選び方
- サイズは欧州基準でややスリム。迷ったらワンサイズ上をまず試す。
- アウターは肩線をわずかに落とすと、脱力した北欧の雰囲気が出ます。
- 色は黒・チャコール・セージの3色からスタートすると、既存ワードローブに溶けやすい。
コーデ例

- 通勤:ライトアウター×白T×ウールスラックス×Diemme
- 休日:同アウター×機能T×テクパンツ×トレイルローファー
- 小雨:同アウターをミッドレイヤーにして、上からコートを羽織ると都会的
「写真で映えない」ことを恐れなくて大丈夫でしょうか。近距離の説得力で勝負する服なので、鏡の前の距離で確認してみてください。次は購入前の注意点です。
購入前に知っておくべき注意点とメリット

購入前に
知っておくべき
注意点とメリット
- 注意1:限定ドロップ制。再販は薄め。気になる型はそのシーズンで判断する前提。
- 注意2:直販の在庫変動が速い。大手ECの方が返品・交換の安心は高い。
- メリット1:長く着られる。流行の波から距離を置いているため、寿命が長い。
- メリット2:ワードローブの無駄が減る。シーン横断で出番が多いので、コスパが上がる。
迷いどころがあれば、次章の購入先比較を見てから決めてみませんか。
どこで買うのが一番お得?【価格・安心度比較】

どこで買うの
が一番お得?
価格・安心度
比較
TOMOは初回なら 楽天を推します。理由は返品ハードルの低さ。
楽天を推します。理由は返品ハードルの低さ。
フィットが決まったらFARFETCHで新色を追うのも楽しい選択です。続けて、なぜ今なのかを整理します。
今買うべき理由:静けさにもタイミングがある

今買うべき理由
損する可能性
- 新作直後は在庫が動く。特にライトアウターの黒・セージは早い。
- ポイント倍率やクーポン併用で、時に実質1万円前後の差が出ることも。
- 何より、“今の生活”に噛み合った服を逃すと、次に会えるのは来季。ムードの差で印象が変わるので、出会ったときに試すのが合理的です。
このタイミングでクローゼットの一本柱を立てておくと、他の服選びが一気に楽になります。最後の答え合わせに進んで大丈夫でしょうか。
HIKING PATROLはダサい?【答え:静かに格好いい】
TOMOの答えは明確です。
ダサいのではなく、**“声を荒げない格好よさ”**を選んでいる。
映えるための服ではなく、自分のリズムを守るための服。
都市と自然のどちらにも属しすぎない“間”の設計が、成熟した美意識に刺さります。
あなたは、どんな場でも自分のテンポを崩したくないタイプでしょうか。もしそうなら、このブランドは長い相棒になります。
筆者のまとめ:Quiet Outdoorsという生き方を選ぶ
服を変えることは、暮らし方の設計を変えることに近いですよね。HIKING PATROLは、余計な切り替えを減らし、思考を静かに整えるための道具です。
主張しないことで、逆にあなた自身がよく見える。私はこの逆説が好きでした。
次にクローゼットを開くとき、一本の静かな柱が立っているとしたら、日々はどれだけ軽くなるでしょう。
— ここからは、あなたの番です。
購入リンクまとめ
個人的にはダウンジャケットやベストが気になってます。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
 ファッションぶった斬り 本音マジ解説
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