【本音マジ解説】ポストオーバーオールズってダサい?評判や年齢層は?




【まず結論】ポストオーバーオールズは“ダサい”どころか、時間が育てる服

ダサいどころか
時間が育てる服

TOMOです。結論から言います。POST OʼALLSはダサくないです。

ただし、ただの“映える服”ではありません。時間を味方につけるタイプの服です。新品で完結しない。3年、5年と袖を通した後にこそ完成が近づく。ここが肝心です。

「オジサンっぽい」って言われる理由はどこにあるか

  • 戦前アメリカンワークの意匠がベースなので、最初は少し武骨に見えます。
  • 生地も10オンス級デニムや厚手ツイルが多く、触ると“硬さ”がある。
  • つまり新品の瞬間映えを狙う服ではないのです。

それでも服オタが惚れる“本当の価値”

  • 縫製テンション、ポケットの角度、パターンの余白。このバランスが絶妙で、着ていくうちに体と会話を始める感覚がある。
  • ワイド〜セミワイド設計が現行のボトムと噛み合い、街で自然に溶ける。
  • 派手ではないのに、**近づくとわかる「空気の深さ」**がある。ここに心を掴まれる人が多いです。

すぐに結論が欲しい方へ
ダサくない。ただし、“育てる服”に価値を感じる人向けです。新品の艶より、時間の艶を信じられるなら、きっと相性が良いはずです。


この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家

TOMO

トモ

プロフィール

三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。

【ブランド概要】POST OʼALLSとは?

**POST OʼALLS(ポストオーバーオールズ)**を語るうえで欠かせないのが、
1990年代初頭、アメリカ・ニューヨークで始まったワークウェア再構築の潮流」です。

ファッションの“現場感”がまだ泥臭かった時代。古着屋の奥でしか手に入らなかった本物のワークジャケット。

それを「いまの街に通用する服として再構築できないか?」と考えたのが、創業者の大淵毅さん。

NY発→東京拠点へ

デザイナーの大淵毅さん
引用 https://gooda.brangista.com/article/0084/

1993年にNYでデビューしたPOST OʼALLSは、当時のアメカジブランドとは一線を画していました。

“ビンテージをそのまま復刻する”のではなく、戦前アメリカの意匠を「現代の感覚」で再編集するという試み。

その後、ブランドは日本へ拠点を移し、
現在は東京・中目黒に直営店を構えています。

海外のヘリテージファンや、日本の服好きたちが“巡礼のように訪れる”店として知られています。

ブランド哲学:「古典をいまのバランスで」

POST OʼALLSの理念はシンプルです。

「古い服を再現するんじゃない。
当時の“空気”を、いま着られる形に整える。」

だから、糸の太さ、縫い目の幅、布のテンションまで“再現”ではなく“再設計”されています。

結果として生まれるのが、あの独特の静けさと深みのある佇まい

古いけど新しい。無骨だけど洗練されている。この両立が、POST OʼALLS最大の個性です。


もし“ワークウェア=作業着”というイメージがまだ残っているなら、
その固定観念はここで壊れます。
このブランドの服は、“人生の道具”のように長く付き合える服なんです。

【筆者の本音レビュー】初めて袖を通した瞬間の“重さと安心感”

初めて袖を通した瞬間の
“重さと安心感”

はじめてPOST OʼALLSを手に取ったのは、
もう10年近く前。セレクトショップ。

Mechanic Blouse(メカニックブラウス)を羽織った瞬間、
**「あ、これは服というより“道具”だな」**と思いました。

軽い服じゃないんです。むしろずっしりしている。でも、その“重さ”が心地よい。
まるで昔の職人が毎日着ていた作業服のような、背筋が伸びる感覚


着てみてわかった「他とは違う縫製の空気」

多くのブランドがデザインで勝負する中、POST OʼALLSは縫い方で勝負しているんです。

袖を通したとき、肩から肘にかけての“たゆみ方”が他の服と違う。

それは、パターンの精度と縫製テンションのバランスが極めて繊細だから。

  • トリプルステッチのラインはただの補強じゃなく、服の表情を作る線
  • ポケットの角度は機能性と構築美の中間
  • 着込むほどに糸が馴染んで、縫い目の“段差”が自然に消えていく。

これを体験すると、「ヴィンテージ再現」なんて言葉では片づけられなくなります。


3年後にようやく“自分の服”になった

最初の頃は硬くて、腕を動かすたびに「ギシギシ」と音がするほど。

でも、2年、3年と経つうちに肩が落ちて、肘のシワが自分の形に沿っていく。

鏡を見るたびに「これはもう、俺の服だ」と思える瞬間があるんです。

POST OʼALLSの服って、新品ではまだ“途中”なんですよ。

経年変化を前提に設計されているから、
“完成”は着る人の時間の中で起きる


よく、「高い服は自己満だ」と言う人がいます。
でもPOST OʼALLSの満足感は、値段ではなく時間の積み重ねに比例するんです。
3年経ってわかる。これが“服を育てる”という意味か、と。

【評判・口コミまとめ】“本物志向”の熱狂と、“わかりにくさ”の狭間で

賛否がはっきり分かれるブランド

POST OʼALLSを語るとき、面白いのは、
賛否がはっきり分かれるブランドだということです。

SNSでも、レビューサイトでも、服好きの会話でも――
「最高」と言う人と「わからない」と言う人が、きれいに二極化している。


SNSや愛用者のリアルな声(良い評判)

良い評判

良い口コミで圧倒的に多いのは、“味が出る”という実感。

TwitterやInstagramの投稿を見ていても、
「3年着てようやく完成」「色落ちが芸術的」など、時間を通じた評価が目立ちます。

  • 「このジャケット、3年経ってから急に良くなった」
  • 「洗濯を重ねるごとに、縫い目が馴染んでくるのが快感」
  • 「新品よりも“2年目のPOST”がいちばん美しい」
  • 「デニムが柔らかくなる過程が楽しい」

つまり、育てる楽しさがブランドの核。
だから短期的な流行ではなく、
「自分と服の関係を続けたい人」に響くんです。


一方、“わかりづらい”という声も少なくない

一方で
“わかりづらい”
という声も

ただし、万人ウケはしません。
ネットではこんな声も見かけます。

  • 「最初は硬くて重い。軽快さがない」
  • 「値段が高いのに地味」
  • 「古着っぽすぎて仕事には着づらい」

正直、これらもすべて正しいです。POST OʼALLSは、“着る人を選ぶ”ブランド

新品の状態で映えるように作られていないから、最初はその“無骨さ”に戸惑う人もいるでしょう。


でも、「わかる人には刺さる」

わかる人には
とことん刺さる

面白いのは、ネガティブな口コミをしていた人が、半年後に「やっぱり良かった」と言い出すこと

エイジングが進んで、服が馴染み始めると、
その印象が一気に変わるんです。

「最初は地味に感じたけど、時間が経つほど愛着が湧く」
「この“静かな主張”が大人っぽい」

それがPOST OʼALLSの真髄。
“第一印象では伝わらない服”。

でも、生活の中で、少しずつ信頼が積み上がっていく服なんです。


ファッションの世界では「即映え」が主流になったけれど、
POST OʼALLSはその真逆をいく。
派手さよりも、時間とともに味が増す誠実な服
その深みが“わかる”人たちが、静かに熱狂しているのです。

【年齢層と着こなし傾向】

若者が憧れ、中堅が追い抜き、熟練者が戻るブランド

POST OʼALLSを語るときにおもしろいのが、
年齢層がすごく幅広いのに、共通して“服の育て方”を知っている人たちが多いという点です。

単にファッションが好きというより、
「服と長く付き合う感覚」を理解している層に刺さっている。


20代後半〜30代前半:トレンドを経て“本物”に戻る世代

引用 https://wear.jp/takashiito/22032550/

この層にとってPOST OʼALLSは、一周回って信頼できるブランド

たとえば20代のうちは古着やEG(Engineered Garments)で遊び、
30歳前後になると「ワークっぽいけど上品な服」を求め始める。

そんなときに出会うのがPOST OʼALLS。

  • 「あの“無理してない大人感”がちょうどいい」
  • 「結局こういう服に落ち着く」
    という声が多いのも納得です。

特にMechanic BlousePOST No.1 Jacketは、
“トレンド抜きでも成立する”シルエット。


この世代の「いいものを長く着たい」心理と見事に噛み合っています。


40代〜50代:懐かしさと“今っぽさ”の交差点

引用 https://wear.jp/gehageha55/19600023/

この世代にとってPOST OʼALLSは、
**90年代アメカジを見てきた世代の“成熟した答え”**です。

かつてのレプリカブームを通ってきた人ほど、このブランドの「当時を踏まえた再構築」に心を打たれる。

  • 「90年代の雰囲気を持ちながら、ちゃんと今着られる」
  • 「エンジニアドガーメンツより静かで品がある」

そんな声が本当に多い。

仕事でも休日でも着られる“自然体の服”として、40〜50代のリピーターが増えているんです。


都市生活者×服好きが支持する理由

引用 https://wear.jp/hurry/14703566/

POST OʼALLSは地方よりも、東京・関西など都市圏で強いです。
なぜなら、この服には“余白のあるおしゃれ”が似合うから。

  • 自転車で出勤してもサマになる
  • カフェやギャラリーで浮かない
  • 休日に子どもと出かけても清潔感がある

こうした日常のリアリティに馴染むスタイルを作れるのが、このブランドの真骨頂です。


結局のところ、POST OʼALLSは“派手に見せたい人”よりも、
**「着ることで静かに信頼されたい人」**に似合うブランド。
だから年齢層は広くても、価値観はひとつなんです。

【他ブランドとの違い】EGやNEPENTHES系との“決定的な差”とは?

EGやNEPENTHES系との“決定的な差”
とは?

正直、POST OʼALLSを語るとき、避けて通れないのが
Engineered Garments(EG)やNEPENTHES系との比較です。

なぜなら、この3つはルーツが近く、デザインの方向性も似ている。
でも――実際に着てみると、「似て非なる世界」なんです。


Engineered Garmentsとの違い:構築 vs 精度

Engineered Garmentsとの
違い

EGが得意とするのは、アメリカンワークを“再構築”する楽しさ

異素材の切り替えや、非対称のディテール、バランスを崩したデザイン。
まるで“解体と再構築の実験服”のような魅力があります。

一方でPOST OʼALLSは、構築しすぎない精度

無理に崩さず、戦前〜戦後アメリカンワークの美しさを、
“ほぼそのまま”現代的なサイズ感で再定義しています。

EGが「クリエイティブな遊び」だとしたら、
POST OʼALLSは「静かな研究」。
デザインよりも、パターンと縫製の職人的完成度に重きを置いているんです。


NEPENTHES系との違い:カルチャー vs クラフト

NEPENTHES系
との違い

NEPENTHESはカルチャーの塊。
音楽・アート・NYカルチャーの空気を纏ったブランドたちが多い。

対してPOST OʼALLSは、あくまで**“服そのものの完成度”で語るブランド**です。

ヴィンテージを「再現」ではなく「精製」する。
そのアプローチの違いが、見た目の派手さよりも質感の奥深さにつながっています。

EGNEPENTHESが“語れる服”だとしたら、
POST OʼALLSは“黙って伝わる服”。


細部に宿る差:縫い目の密度とパターンの呼吸

試しに袖裏やポケットのステッチを見てみてください。

  • EG:ディテールが目立つよう設計
  • POST OʼALLS:ディテールが“消えていく”ように設計

この“見せない美学”がPOST OʼALLS最大の違いです。

主張しないのに印象に残る。
だから、一見地味なのに、着ていくほど「これは違う」とわかる。


つまり、POST OʼALLSは「モードでも古着でもない、第三のワークウェア」。
その立ち位置こそが、30年以上もファッション業界で再評価され続ける理由です。

【「ダサい」と言われる理由】誤解される“静かな服”の本質

ダサいと
誤解される
3つの理由とは?

「POST OʼALLSってダサいって聞くけど、実際どうなの?」
この質問、正直めちゃくちゃ多いんです。

でも――その“ダサい”という言葉、ほとんどが誤解です。


① 新品の状態では“静かすぎる”

引用 https://postoveralls.com/

多くの人が最初に感じるのが、
「思ったより地味」「SNS映えしない」なんですよね。

POST OʼALLSは、派手なロゴもデザインアピールもない。
新品のうちは“無口な服”なんです。
でも、そこがいい。

このブランドの服は、着込むほどに“完成していく”設計

最初の静けさこそ、後の深みを引き出す余白なんです。1年後、2年後にその答えが出る。


② 軽量・テック素材に慣れた人には“重く”感じる

軽量・テック素材に慣れた人には“重く”感じる

最近の服はストレッチ素材やナイロン系が主流。
だから、POST OʼALLSの10ozデニムやヘビーキャンバスは、
「ちょっと硬い」「重い」と感じる人もいます。

けれど、その“重み”が安心感と信頼の証でもある。
着ているうちに生地が体の動きに馴染んでいく感覚――
それは軽量素材では絶対に味わえないものです。


③ “着る人を選ぶ服”だからこそ誤解される

“着る人を選ぶ服”だからこそ
誤解される

POST OʼALLSは、スタイルが完成していないと着こなしが難しい。

つまり、“服に自分を合わせる”のではなく、
**“自分が服を育てていく”**という感覚が必要なんです。

だから、ファッション初心者には少し敷居が高く感じる。
でも逆に言えば、そこを超えた人にはたまらない。

「わかる人だけに伝わる」
この絶妙な距離感が、服好きの心を掴んで離さない理由です。


結論:ダサいのではなく、“時間がかかるだけ”

POST OʼALLSは即効性のあるおしゃれじゃない。

だけど、5年後のクローゼットを見返したとき、「結局こればかり着てたな」と思う服なんです。

“買って満足”ではなく、“着て納得”。
ダサいと誤解される静けさの中に、
ほんとうの格好良さが眠っています。

【どんな人に向いている?】POST OʼALLSを“選ぶ人・選ばない人”の分かれ道

向いている人

向いてない人

POST OʼALLSは、誰にでも似合う服ではありません。

むしろ、**「選ぶ側に試される服」**と言っていいと思います。

ここでは、僕が数多くの服を着倒してきた経験から、どんな人がこのブランドにハマるのか、逆に向いていないのかを正直に書きます。


■ 向いている人

① “量より質”の考えを持っている人

“量より質”の考えを持っている人

「たくさん服を持つより、ひとつを長く育てたい」
そんな価値観を持つ人には、POST OʼALLSがぴったりです。

このブランドの服は、3年・5年スパンで完成していく服

育てる感覚を楽しめる人ほど、ハマる。
「新品がゴール」ではなく、「着るほどに完成していく」服を愛せる人ですね。

② 一見地味でも“本物”を見抜ける人

一見地味でも
“本物”を
見抜ける人

他人の視線よりも、自分の感覚を信じて服を選ぶ。

そういう“静かな服好き”に、POST OʼALLSは強烈に刺さります。

派手な装飾やロゴよりも、縫製のテンション、ポケットの角度、シルエットの呼吸――
そういうディテールに美学を感じられる人。

③ 都会的なライフスタイルの人

引用 https://wear.jp/UNCLESAM1974/8743506/

POST OʼALLSは、街に馴染むワークウェアです。

  • 自転車通勤をしている
  • コーヒーショップで過ごす時間が多い
  • スニーカーでも革靴でも違和感がない服が欲しい

そんな“日常の延長線上でおしゃれを楽しむ人”に、ベストフィットします。


■ 向いていない人

こんな人は
向いていない

① “即映え”を求める人

残念ながら、POST OʼALLSは“買ってすぐおしゃれ”にはなりません。

インスタ映えや派手な存在感を求めるなら、別のブランドのほうが満足できるでしょう。

② 軽さや快適性を最優先する人

最近の服に慣れていると、POST OʼALLSの“重さ”や“硬さ”がストレスに感じるかもしれません。

でも、その分だけ信頼できる頑丈さがあります。

③ トレンドを追うのが楽しい人

今季の流行を意識した着こなしを楽しむタイプの人には、少し退屈かもしれません。

POST OʼALLSは“流行の波の外側”で存在しているブランドだからです。


まとめると、POST OʼALLSは**「静かな熱量を持つ人」**に向けたブランド。
他人に見せるおしゃれではなく、自分の時間を美しくする服。
その哲学を理解した瞬間から、このブランドは“人生の相棒”になります。

【おすすめアイテムBEST5】長年着てわかった“外さない”POST OʼALLS名品

プロが教える
POST OʼALLS
名品5選

POST OʼALLSの魅力は、「ライン全体にハズレがない」こと。

でも、初めて買う人にとっては、どれを選べばいいのかわかりにくいですよね。

そこで今回は、僕(TOMO)が実際に着倒してきた中から、
“まず買うならこれ”という5アイテムを厳選して紹介します。


① Mechanic Blouse(メカニックブラウス)

ブランドの代名詞。POST OʼALLSといえば、まずこれです。
いわゆるカバーオール型だけど、他とは一線を画す。

特徴は、肩から袖にかけてのパターン。ワークウェアらしい無骨さがありながら、腕を上げた時の動きが驚くほどスムーズ。

縫製のテンションも絶妙で、着込むほどに“立体的なシワ”が刻まれていきます。

一枚で主役にもなるし、シャツのように軽く羽織れる。
僕はこれを“通年の相棒”と呼んでいます。


② No.1 Jacket

よりクラシックでドレッシーな印象を持つ定番モデル。

戦前のワークジャケットを現代的に再構築した逸品です。10ozクラスのデニムやヘビーツイルなど、素材選びの妙が光ります。

新品のうちは少し硬いですが、1年経つとまるで別物。
特にインディゴデニム版は育ち方が美しい
経年変化を楽しむなら、絶対にこれ。


③ E-Z Lax Pants

ワークパンツの見た目で、履き心地はイージーパンツ。
“POST OʼALLSらしさ×現代の快適さ”を両立させた人気モデルです。

股上が深く、腰まわりにゆとりがありつつ、裾にかけて自然にテーパード。

スニーカーでも革靴でもバランスが取りやすい。
普段着でも出勤でもいける万能パンツです。

初心者が最初に“1本だけ選ぶ”なら、僕はこれを推します。


④ De Luxe Railroader Shirt

シャツカテゴリの隠れた名品。
古い鉄道員のユニフォームをベースに、ディテールを現代風に整えた設計です。

胸ポケットの形、ステッチワーク、素材感のバランスが絶妙。
洗いざらしで着てもシルエットが崩れないのがポイント。

ジャケットの下にもレイヤードでき、通年で活躍します。


⑤ No. 10 Five Pocket

POST OʼALLS流の5ポケットパンツ。

そのバックボーンには常にリーバイス501があり、ヴィンテージウェアと組み合わせることを想定してデザインされています。

歴代さまざまなタイプを取り揃えるなかでも、最新版となる No.10 は程よくルーズなシルエットと腰のバックストラップ、そしてヒップポケットの剥き出しリベットが特徴。

ありそうでなかった、それでいて幅広いスタイルにマッチする一本です。


この5つに共通するのは、“育つ服”であること。
買った瞬間よりも、100回着た後のほうがかっこいい
それこそがPOST OʼALLSの哲学であり、30年以上愛される理由です。


【どこで買うのが正解?】楽天・Amazon・直営の“賢い選び方”

楽天・Amazon・直営の
“賢い選び方”

POST OʼALLSは国内外のセレクトショップでも扱われていますが、
どこで買うかによって、得られる満足度がまるで違うんです。

ここでは、ファッションオタク目線で「失敗しない買い方」を本音で解説します。


■ 楽天・Amazonで買うなら?

最新の楽天をチェックする

初心者〜中級者におすすめ。
理由はシンプルで、「比較・ポイント還元・返品対応」が整っているからです。

  • 各モールごとに【ポイント還元5〜10%】がある
  • シーズンオフに【10〜20%OFFクーポン】が出ることも
  • 出品者ごとに実寸・返品ポリシーが明記されている

特に初めてPOST OʼALLSを買うなら、
サイズ感がややワイド設計なので、返品対応があると安心です。

チェックポイント:

✅ 実寸値(着丈・身幅・裄丈)は必ず確認
✅ “ワイドめ設計”と書かれていれば、通常よりワンサイズ下げてもOK


■ 直営店(中目黒)で買うなら?

引用 https://postoveralls.com/pages/store

本気で長く付き合うつもりなら、直営がベスト。

POST OʼALLS中目黒店は、スタッフが全員ブランドの思想を理解しています。
単なる販売員ではなく、“服の育て方”まで教えてくれる人たちです。

  • 生地の違いによる経年変化の傾向を教えてくれる
  • 実際に試着して、ジャストなサイズ感を見つけられる
  • 購入特典(例:1993ブックレット)や限定カラーも多い

つまり、「服の背景を含めて買いたい人」には最適な場所なんです。


■ セカンドストリート・古着市場で買うなら?

セカストで掘り出し物を見つける

意外とおすすめなのがここ。

POST OʼALLSは、経年してからのほうが美しいブランドなので、中古市場でも高い完成度の個体が多いんです。

しかも、古着だと3〜4万円台で購入できることも。

人気のMechanic BlouseやPOST No.1 Jacketは、「着込まれたあとの柔らかさ」が出ていて、まさに“完成形”。

ただし注意点として、サイズ感は年式によって微妙に違う。
ネットで買う場合は実寸チェックを忘れずに。


■ 賢い買い方まとめ

賢い買い方まとめ

購入先向いている人メリット注意点
楽天 / Amazon初心者・サイズに不安がある人ポイント還元・返品可出品者によって表記差あり
直営店(中目黒)ブランドを深く理解したい人試着・限定特典・丁寧な接客来店が必要
セカスト / 古着市場服を“育てる”より“完成形”で欲しい人手頃な価格・エイジング済みサイズや状態の差に注意

TOMO的まとめ
POST OʼALLSは、どこで買っても“当たり”が多いブランドです。
でも、「服を買う」ではなく「時間を買う」という意識で選ぶと、
その服はあなたの生活に深く馴染んでくれます。

【まとめ】“時間が育てる服”――POST OʼALLSを選ぶという生き方

ここまで読んでくれたあなたに、
最後にひとつだけ伝えたいことがあります。

POST OʼALLSは、流行りを追う服じゃありません。

**「着ることで完成する服」**です。
それは、ファッションというよりも、生き方に近い。


■ 「派手さ」ではなく「深さ」で勝負するブランド

SNS映えする服は、今の時代いくらでもあります。

けれど、POST OʼALLSが追い求めてきたのは“静かな格好よさ”。

ロゴもトレンドも必要ない。
一針一針に、クラフトマンシップと誠実さが詰まっている。

だからこそ、このブランドは30年以上、
服好きの間で再評価され続けているんです。


■ 「自分らしい服」との距離を縮めたい人へ

POST OʼALLSを着ると、最初は少し戸惑うと思います。

でも、それは「育てる服」の証拠。
1年、2年と着るうちに、生地の表情が変わり、気づけば“自分の体の一部”になっている。

この感覚を一度味わうと、
もう大量生産の服には戻れなくなります。


■ TOMO的・最終アドバイス

  • もし迷ったら、まずはMechanic Blouseを選んでみてください。
  • サイズで迷ったら、普段よりワンサイズ下げて
  • 買うなら、ポイント還元中の楽天 or 直営店特典付きのタイミングが狙い目です。

最後に‥

POST OʼALLSの服は、あなたの毎日に“静かな物語”を残してくれます。

派手なトレンドではなく、時間をまとった存在感。

「何を着るか」ではなく、「どんな時間を過ごしてきたか」。
その答えを服で語れる人に、POST OʼALLSは似合います。

最後にプロが教える【失敗しない】オススメアイテム


この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家

TOMO

トモ

プロフィール

三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。

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