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おしゃれだけど、ちょっと難しそう?そんなTELMAの“謎”

「ねぇ、
この“テルマ”って知ってる?」
「ねぇTOMO、この“テルマ”って知ってる?」
妻がスマホを見ながらつぶやいたのは、去年の秋。
画面には、透け感のあるシアーシャツと、ドレープの綺麗なスカート。
ぱっと見はミニマル。でも、生地が動くたびに光を吸い込むような艶がある。
正直、最初の印象は「上品だけど、地味に見えそう…?」
けれど調べていくうちに、僕の“ファッションオタク魂”に火がついた。
だって――
このブランド、ただの“きれいめ服”じゃない。
「生地の9割がオリジナル」で、和紙素材や再生繊維まで自社で開発しているんです。
この記事では、そんなTELMAの
- 「ダサい」と検索される理由の真相
- 実際の評判や愛用者のリアルな声
- 賢く買うルートとおすすめアイテム
を、本音で・深掘りで・ちょっとオタクっぽく解説していきます。
たぶんこの記事を読み終わるころ、あなたも“TELMA沼”の入口に立っていると思います。
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
TELMAとは?「日本の繊維 × アントワープ感性」の融合

【1分でわかる】
ブランド解説
TELMAは2022年に始動した日本ブランド。
デザイナーは**中島輝道(なかじま てるみち)**さん。
彼の経歴がもうすごい。
アントワープ王立芸術アカデミー卒業。
あのDries Van NotenやISSEY MIYAKEで経験を積み、
さらにアントワープ時代には日本人初のLouis賞&Christine Mathys賞ダブル受賞。
つまり、ヨーロッパの構築的デザイン×日本の繊維美学、
この2つのDNAを一人で融合させたような存在なんです。

引用 https://www.fashionsnap.com/article/telma-interview/
そしてTELMAの特徴はなんといっても、
「素材から服を設計する」ブランド哲学。
一般的なブランドは“既成の生地”を買ってデザインを始めるけれど、
TELMAは逆。
糸の段階からオリジナルで設計し、
光の反射・ドレープ・透け具合までコントロールしています。
だから“写真で映えるのに、実物でも満足する”という珍しい服なんですよ。
受賞歴も文句なし。
2025年には「JFW NEXT BRAND AWARD グランプリ」を受賞。
Fashion PressやWWD JAPAN、装苑でも特集を組まれ、
いま**“日本の次世代モード”の筆頭**として注目されています。
「TELMAはダサい?」と言われる理由と、その真実

ダサいと言われる
3つの理由とは?
さて、検索候補で出てくる「テルマ ダサい」というワード。
正直、僕も最初に見たとき「え、なぜ?」と思いました。
だって実物を見れば、むしろ“洗練”の極みなんです。
でも、ファッションを掘り下げていくと――その理由、わかるんです。
理由①:派手すぎて“難しく”見える
確かに、TELMAの服は色も形も個性的なものが多い。
でもそれは「大人の柄物の完成形」。
実際、光に当たると驚くほど表情が変わります。
特に、シアーシリーズ。
透けてるのに下品じゃない。
むしろ“呼吸するように”光を通す。
これは他ブランドではほぼ不可能。
なぜなら、繊維そのものにツヤとハリを緻密に設計してるから。
つまり、パッと見が派手なのは“意図的”。
「見る人が見ればわかる」服なんです。
理由②:価格が高い


確かに、シャツ6万円、ジャケット10万円台は安くない。
でも、この価格の内訳を知ると納得するはず。
TELMAの生地は既製生地ゼロに近い。
つまり、生地の開発コスト・試作・織機テスト…
まるで研究開発型の服づくりなんです。
しかも大量生産ではなく少量・職人縫製。
裏地のステッチやドレープの始末を見れば一目瞭然。
「コストカットしていない服」だから高い。
でも、それは“長く着るための投資”でもあります。
理由③:売っている場所が少ない

これが一番大きいかもしれません。
TELMAは百貨店でも限られた店舗(伊勢丹ReStyle、Editionなど)でしか取り扱いがない。
地方にはほとんど流通していません。
だから、オンライン写真だけで判断されて“難しそう”“着こなしが浮きそう”と誤解されがち。
でも、実際に袖を通すと印象が180度変わります。
落ち感、肌触り、光沢の出方――全部計算されている。
まさに“着るとわかる服”。
【結論】

まとめると‥
TELMAは「万人受けしない服」ではあります。
でも、それは“理解される人にしか刺さらない”という意味。
僕はそれを、“大人のモードブランド”と呼びたい。
ただ飾るためではなく、自分を研ぎ澄ますための服。
【本音レビュー】実際に着てみた感想と周囲の反応

妻が最初に手に取ったのは「プリントシアーシャツ」。
僕は横で見ていて、ただ一言、「これ、動くたびに空気をまとってるみたいだな」と思いました。
着る前と後で、印象がまるで違う。
写真で見るとミニマルなのに、実際に袖を通すと“立体的な陰影”が生まれるんです。
動くたびに生地が微妙に表情を変える。
これは「パターン」と「素材設計」の両方が完璧でないと出せない。
【妻の感想】

妻のリアルな感想
「いつもより姿勢が自然に伸びる気がする」
「軽いのに、ちゃんとフォーマルに見える」
「鏡を見たときの“自分の佇まい”が変わる」
仕事帰りにそのまま会食に行っても浮かない。
休日にデニムと合わせても品が崩れない。
“服が場面を選ばない”というのは、意外とすごいことなんです。
【周囲の反応】

【周囲の反応】
同僚には「なんか、今日の服すごく雰囲気あるね」と言われたそう。
これ、いわゆる“わかる人にはわかる”服の典型。
華やかさよりも、“素材の存在感”で印象を残すタイプ。
【僕のオタク的観察】

【オタク的観察】
TELMAの服は、いわば「余白で語る服」。
生地が喋る。
シルエットが呼吸する。
まるで建築のように構成された服なんです。
縫製の内側を見ると、驚くほど端正。
縫い目ひとつでドレープの方向を制御している。
これ、普通のアパレルではやらない。
“生地の流れ”を理解してるからこその設計です。
【まとめ】

この章を
まとめると‥
見た目の派手さではなく、“品格の立ち上がり方”で勝負する。
だからTELMAの服は、静かに周囲を惹きつけるんです。
妻も「これを着ると、ちょっと背筋が伸びる」と言っていました。
SNS・雑誌・セレクトショップが語る“TELMAの本当の評価”

【評判まとめ】
TELMAの本当の評価とは?
TELMA(テルマ)の服が今、静かに注目を集めている理由は──
「派手じゃないのに、存在感がある」
この一言に尽きると思います。
ここでは、Fashion Press・WWD・装苑・SNS・セレクトショップなど、
多方面からの評価を“ファッションオタク目線”で整理してみました。
◆ Fashion Press の評価

Fashion Pressでは、TELMAを「和の技術とモダンな構築性を融合させた新鋭」として特集。
特に“和紙100%ジャケット”や“こんにゃく樹脂風合い”など、素材の革新性が高く評価されています。
つまり、「日本の伝統技術をファッションの未来に翻訳しているブランド」。
素材の光沢・落ち感・通気性など、視覚的にも機能的にも完成度が高く、
記事内でも「写真映えと実物の美しさが両立する稀有なブランド」と表現されています。
◆ WWD JAPAN の評価

WWDでは、TELMAを“次世代のJモードブランド”として位置づけ。
特に、**サステナブル素材の積極活用(再生ポリエステルやキュプラなど)**と、
「フォーマルの解体」的なシルエット設計が注目されています。
つまり、“環境配慮”と“構築的デザイン”という本来両立しにくい要素を自然に融合している。
これ、アントワープ出身デザイナーの中島氏だからこそできる芸当なんです。
◆ セレクトショップの評価(PARIGOT、Editionなど)

各ショップのバイヤーが共通して語るのは、
「立体的な美しさがありながら、実用性がある」という点。
PARIGOT ONLINEでは、
「素材の9割がオリジナル」「所作まで美しく見せる服」と紹介されており、
その“生地設計力”は群を抜いています。
Editionバイヤーのコメントでは、
「ON/OFFを選ばず着られるモード。キャリア層の顧客から特に支持されている」とのこと。
つまり、30代後半〜40代以降の働く女性の“日常を格上げする服”。
◆ SNSでの口コミ

Instagramのフォロワーは約8,000人前後と、まだニッチ。
でも、投稿の内容が“濃い”んです。
- 「布の呼吸を感じる服」
- 「和の繊細さが現代的に仕立てられている」
- 「派手じゃないのに、存在感が残る」
こうしたコメントが多く、
“静かな熱狂”が生まれているのが今のTELMA。
◆ 総評

総評
派手な広告も、大量生産もない。
でも、「服好きの間で確実にファンを増やしているブランド」。
雑誌・バイヤー・SNSの意見がここまで一致しているのは珍しい。
つまり、TELMAは“わかる人が選ぶブランド”。
ラグジュアリーでもなく、量産でもない。
その中間の「知的で控えめなモード」に位置しているんです。
【どんな人に似合う?】TELMAが刺さる年齢層とスタイルタイプ

どんな人
に似合う?
TELMAの服を見て、「自分に似合うのかな?」と迷う人は多いと思います。
結論から言えば、TELMAは“トレンドで着る服”ではなく、“人生の経験が似合う服”。
◆ 年齢層:30代後半〜50代前半がドンピシャ

20代には少し大人っぽく映るかもしれません。
でも、30代を超えた頃から、服との“対話”を楽しめるようになる人たちに刺さる。
TELMAは、たとえばこんな人に似合います:
- 百貨店ブランドを一通り経験してきた
- “素材”や“縫製”という言葉に反応してしまう
- 一見シンプルだけど「何か違う」服に惹かれる
- 職場でも浮かず、でも周囲より一歩先を行きたい
- 年齢を重ねても“モード”をあきらめたくない
まさに、美意識が成熟した女性のための服。
◆ TELMAが似合うスタイルタイプ

- 凛としたモードタイプ:
黒・グレー・ベージュなどを軸にしても、地味にならない。
TELMAの生地が光を含むから、全体に奥行きが生まれます。 - ナチュラルエレガンス:
素材の柔らかさや落ち感を活かして、リネン派からの移行組にも好相性。
“ゆるいけど上品”がTELMAの得意分野です。 - キャリア&オケージョン両用派:
職場やプレゼン、会食など、どんなシーンでも浮かない。
ジャケットを羽織れば“きちんと”、ドレープドレスなら“抜け感”も演出できます。
◆ TELMAが“ハマらない”タイプも少しだけ

もし「毎シーズン流行を追いたい」「分かりやすいロゴが欲しい」タイプなら、
TELMAは少し静かすぎるかもしれません。
でも、“服の静けさ”に価値を感じるようになった人には、
まさに「これだ」と思えるブランドです。
【オタクの一言メモ】

オタクの一言メモ
TELMAは「大人の空気を纏うブランド」。
着ていくうちに、その人の“呼吸”や“所作”までもが美しく見える。
つまり、“似合う年齢”というより、“似合う成熟度”が必要な服なんです。
【どこで買える?】正規取扱店・オンライン・お得な買い方まとめ

どこが一番お得?
TELMA(テルマ)は、知る人ぞ知る“限定流通ブランド”。
そのため「どこで買えるの?」という質問をよく聞きます。
ここでは、正規ルート・通販・お得に買う方法を、オタク視点で整理しました。
◆ 正規取扱店(実店舗)

TELMAは全国でもごく一部のセレクトショップのみで展開されています。
主な取扱店舗は次のとおりです:
- 伊勢丹新宿 ReStyle
- 銀座三越
- UNITED ARROWS 原宿
- Edition 各店
これらは「感度の高いセレクト」ばかり。
つまり、バイヤーが本気で惚れたブランドしか置かない場所なんです。
試着できる機会は貴重。
都内在住の方は、ReStyleやEditionに立ち寄る価値ありです。
◆ 公式オンラインショップ

ここでは最新コレクションやルック、デザイナーインタビューなども閲覧可能。
シーズンの世界観を感じるなら、まずはここから。
◆ 公式取扱オンラインショップ

TELMAは自社ECに加え、いくつかの信頼できるオンラインモールにも展開中です:
- PARIGOT ONLINE
- ミラベラオム(mirabella homme)
- ARTICLE FEMME
これらのサイトでは、TELMAの定番アイテムが中心に掲載。
「残りわずか」表示が出ることも多く、入荷数が非常に限られているのが特徴です。
◆ お得に買うなら

お得に買う方法
ここがちょっとした裏ワザです。
- 楽天市場
の活用:
楽天ポイント還元やキャンペーン期の倍率アップを活用すれば、実質価格を下げられます。 - シーズンフェア/先行予約特典:
TELMAはシーズン開始時に特集や予約会を行うことが多く、LOOKと連動したキャンペーンも狙い目。 - セカンドストリート・古着系EC:
TELMAは流通量が少ないため希少ですが、ごく稀に美品が出ることも。
サイズ・状態が良ければ、ここも掘り出しどころです。
◆ 購入時の注意点

購入時の注意点
- サイズ感は商品ページの採寸表・着用画像を必ず確認
- 素材(特にシアーや和紙系)は取扱表示・ケア方法をチェック
- 不安な場合は、PARIGOTのお問い合わせ窓口でサイズ相談も可能
【TELMAの人気アイテム&価格のリアル】“一着で空気が変わる”名作たち

プロが選ぶ
“一着で空気が変わる”名作たち
TELMAの魅力を語るうえで欠かせないのが、生地ありきで設計されたアイテム群。
どれも「動き」「光」「手触り」で語れる服。
ここではファッションオタクTOMOの目線で、“このブランドを語るなら外せない名作”を紹介します。
◆ 1. ドレープドレス(¥97,900)

TELMAの象徴ともいえるアイテム。
着るだけで立体的な陰影が生まれ、体の動きを“しなやかさ”に変える。
フォーマルにもデイリーにも使える不思議なバランス感。
和紙混の軽さと再生繊維の落ち感が共存していて、「空気を着る」感覚に近い。
TOMO的コメント:
「人が歩くたび、空気の層をまとってるみたい。静かな服なのに、視線を集める」
◆ 2. プリントシアーシャツ(¥59,400)

透け感×丈の絶妙バランス。
TELMAが得意とする“シアー×構築”のハイブリッドで、
肌が見えるのにいやらしくならない。
これはプリントの発色と透過率の設計が秀逸。
TOMO的コメント:
「光を通す布の設計が異常に緻密。もはや“素材の工芸品”。」
◆ 3. プリントドレープスカート(¥69,300)

こちらもTELMAらしい代表作。
流れるようなドレープと、角度によって変わるプリントの奥行きが特徴。
“体のクセすら美しく見せる”ように計算されたパターンで、動くたびに陰影が生まれます。
TOMO的コメント:
「脚の動きに合わせて生地が遅れてついてくる感じ。これは工業製品じゃなく“呼吸する布”。」
◆ 4. ベロアMA-1(¥132,000)

TELMAの中では異端児的存在。
でも、これがめちゃくちゃ良い。
ベロア特有の深みのある艶と、MA-1の無骨さが絶妙に調和している。
羽織るだけで“都会的な重さ”が出る一着。
TOMO的コメント:
「MA-1を“文化服”レベルまで昇華させた服。重厚なのに軽い。これを作れるのはTELMAだけ。」
◆ 5. インナージャージー(¥39,600)

軽くて柔らかく、それでいてラインを崩さない。
シンプルだけど、首もとや袖のカッティングが本当に美しい。
TELMA入門として一番おすすめ。
TOMO的コメント:
「ベーシックを“再発明”したような一枚。まずはこれでブランドの思想を感じてほしい。」
◆ 価格帯まとめ
- トップス:¥25,000〜
- アウター:¥60,000〜
- ドレス・スカート:¥70,000〜100,000台
この価格帯だけ見ると高く感じるかもしれません。
でも、生地開発・染色・縫製までの全行程を考えると、むしろ“正直すぎる値付け”です。
◆ ちなみに:在庫は常に少なめ

TELMAは
シーズンごとに
少量生産
TELMAはシーズンごとに少量生産。
「残りわずか」表示がつくのは本当で、再入荷もほとんどなし。
ショー後は注目度が上がり、早期完売リスクが高め。
【なぜ今、TELMAが評価されるのか】

素材×思想×時代性の交差点に立つ
ブランド
ファッションの世界で“本物”が見直されている今、TELMAのようなブランドが脚光を浴びるのは偶然ではありません。
ここでは、ファッションオタクTOMOが分析する「TELMAが今の時代に刺さる3つの理由」を解説します。
◆ 理由①:素材の「原点回帰」と「未来志向」を両立している

今、ファッション業界では“素材への再評価”が起きています。
世界的なトレンドとして、装飾よりも**「布そのものの美しさ」**が求められているんです。
TELMAはその最前線にいるブランド。

再生繊維(キュプラ・リサイクルポリエステル)を積極的に使用し、
環境に配慮しながらも、見た目や触感に一切の妥協がない。
さらに、和紙・柿渋・有松絞りといった日本の伝統素材を、
モダンなシルエットやパターンに落とし込む。
つまり、「持続可能な美しさ」を服で表現しているんです。
TOMOの解釈:
「過去と未来を、同じ布の上で縫い合わせている。これ、まさに文化の再構築。」
◆ 理由②:「フォーマルの解体」という時代の空気

TELMAの2025SSショーのテーマは「鶴の恩返し」。
この時点で“日本的な物語性”があるのですが、注目すべきはその表現方法。
いわゆる“ドレス”や“セットアップ”といった枠を壊し、
“動くフォーマル”を再定義しているんです。
これが今、ファッション界で求められている方向。
つまり、「きちんとして見えるけど、堅苦しくない」。
TELMAはその絶妙な中間点を見事に形にしています。
TOMOの分析:
「構築的なのにリラックス。
フォーマルの“義務感”を外して、自由な美しさを与えている。」
◆ 理由③:デザイナーの思想が“現代日本”にフィットしている

デザイナー・中島輝道氏は、アントワープで世界を見たあと、
改めて“日本の繊維”という原点に戻ってきた人です。
だからこそ、TELMAの服には**「日本人の身体性」**が深く刻まれています。
姿勢、呼吸、動き――そういった“日常のしぐさ”が美しく見える。
そして何より、「派手ではなく、芯のある美しさ」を提案している。
これは、成熟した世代が共感できる“静かな自信”の象徴です。
◆ 総括:TELMAは「時代に媚びない、時代を超える服」

TELMAは
時代に媚びない
時代を超える服
流行の波に乗るより、自分の軸を持つ。
TELMAの服は、そんな人たちの“意思の延長”にある服です。
ファッションが消費される時代に、「服を育てる喜び」を取り戻させてくれるブランド。
それが、TELMAなんです。
【買わないと損する?】TELMAを“今”選ぶ理由と、逃すリスク

TELMAを
“今”選ぶ理由と
逃すリスク
ファッションオタクの僕が断言します。
TELMAは「いつでも買えるブランド」ではありません。
むしろ、“出会いがすべて”のブランドです。
◆ 理由①:生地が一期一会

生地が一期一会
TELMAの服は、生地の9割がオリジナル。
つまり、シーズンごとに開発テーマが変わる=再生産がほぼない。
たとえば2025SSでは、和紙100%シリーズや“こんにゃく樹脂風合い”など、
話題をさらった素材が多いですが……
これらは一度完売したら、同じものは二度と手に入りません。
服というより、“作品”に近い存在なんです。
◆ 理由②:注目度の急上昇

2025年春、TELMAは「JFW NEXT BRAND AWARD グランプリ」を受賞。
これにより、Fashion PressやWWD JAPAN、装苑などの主要媒体が特集を組み、
一気に注目ブランドへ。
その結果、在庫が一瞬で消えるという現象が起きています。
実際、PARIGOTやEditionでは「残りわずか」表記が並び、
ショー後にはドレスやシアーシリーズが完売することも珍しくありません。
◆ 理由③:今の時代性に“完璧に合っている”

フォーマルの解体、和素材の再評価、サステナブルなものづくり――
TELMAはこの3つの潮流を、偶然ではなく“思想として”先取りしています。
つまり、流行ではなく“時代の方向性そのもの”と重なっている。
今この瞬間が、一番ブランドが伸びるタイミングなんです。
◆ リスク:待っている間に「手に入らなくなる」

待っている間に
手に入らなくなる
TELMAは大量生産をしないため、迷っている間に在庫が消えます。
特にドレープドレスやベロアMA-1など、象徴的なアイテムは再販なし。
一度手に入れ損ねると、次に出るのはまったく別の素材・色。
つまり、“あの服をもう一度”は基本的に叶いません。
◆ オタク的結論

オタク的結論
TELMAの服は「欲しい」と思った瞬間が、最も似合うタイミング。
時間が経つほど、あなたの感性が変わり、服も姿を変えてしまう。
だから、気になっているなら――
“今この瞬間”が、その服との最適な出会い時期なんです。
【Q&A】購入前に知っておきたい“本音の疑問”に答えます

ここでは、実際にTELMAが気になっている人たちからよく聞かれる質問を、
ファッションオタクTOMOが本音で解説します。
Q1. サイズ感はどう?失敗しない選び方を知りたい。
TELMAは「立体パターン」で設計されているため、一般的なブランドよりもややゆとりのあるシルエット。
ただ、着る人の動きに合わせて自然に形が出るので、“大きく見える”ことはありません。迷ったら、まずはトップス・インナー系からが安心。
PARIGOTなどの公式取扱サイトでは採寸表と着用画像が丁寧に掲載されているので、それを参考に選ぶのがおすすめです。
サイズ相談はショップに問い合わせるとかなり親身に対応してくれます。
Q2. 生地が繊細そう…お手入れは難しい?
確かに和紙やシアー素材など、TELMAの服は独自のテキスタイルが多いです。
でも、すべて家庭洗濯やドライクリーニング対応の取扱表示つき。
商品ページに具体的なケア方法も記載されています。
特に和紙シリーズは「軽い・速乾・抗菌性あり」と、見た目に反して扱いやすい。
心配な人は、PARIGOTやミラベラの商品ページにあるケア情報をチェックすると安心です。
Q3. 高価だけど、本当にその価値ある?
TELMAは“高い服”というより、“長く育てる服”。
素材開発から縫製まで国内完結。しかも、生地のほとんどがオリジナル。
つまり、単なるデザイン代ではなく、研究費と職人技術への投資なんです。
何より、年齢を重ねても着られる“普遍性”がある。
5年先でも「今っぽい」と感じるはずです。
Q4. TELMAを着ている人ってどんな層?
伊勢丹ReStyle・Edition・United Arrowsなど、感度の高い層に支持されています。
年齢で言えば30代後半〜50代前半。
職業的にも、クリエイティブ職・教育・医療・マネジメント層など、
“自分のスタイルを確立している女性”に人気があります。
Q5. 再販や定番アイテムはある?
TELMAは基本的にシーズン限定生産。
生地がなくなったら終了です。
ただし、ブランドの定番として人気の高いインナージャージーやシアートップスは、
素材違いで毎シーズン登場する傾向があります。
つまり、気になっているデザインは“今季限り”の可能性が高い。
在庫が出ているうちに押さえておくのが正解です。
Q6. どこで買うのが安心?
公式サイト・PARIGOT・ミラベラが安全です。
それ以外の販売サイトは非正規の可能性もあるので注意。
楽天経由でPARIGOTを利用すれば、ポイント還元+キャンペーン時の倍率アップも期待できます。
Q7. メンズ展開やユニセックスはある?
現時点ではウィメンズ中心ですが、ジェンダーレスなデザインが多く、
シルエットのバランスでメンズにも着こなせるアイテムが増えています。
特にベロアMA-1やドレープシャツは男女問わず人気。
Q8. 次のコレクションはいつ?
TELMAは年2回、Rakuten Fashion Week TOKYOでコレクションを発表しています。
2025SSは「鶴の恩返し」がテーマでしたが、
毎回“日本的な素材を現代的に翻訳する”という軸は一貫しています。
最新情報は、公式Instagram(@telma_official)が最速。
フォローしておくと、ルックや入荷時期がすぐ分かります。
最後に

TELMAは、着る人の内面を美しく映すブランド。
“静かに強い人”にこそ似合う。
派手な流行ではなく、「自分の軸」を持つあなたにフィットする服です。
動くたび、空気までデザインする服。
あなたの毎日が、静かに変わる一着を見つけてみませんか?
この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家
TOMO
トモ
三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。
ファッションぶった斬り 本音マジ解説 