【本音マジ解説】walenodeってどこのブランド?ダサい?評判は?




まずはじめに

こんにちは、ファッションオタクのTOMOです。

ここ最近、ニット好き界隈でやたら耳にする名前があって、それが今日の主役。

「WALENODE(ウェルノード)」です。

検索すると
「walenode ダサい」
「walenode どこのブランド」
みたいなワードが出てきて、気になっている人も多いのかなと思いました。

なので今回は、
完全に個人的興味からスタートして、
かなり深堀りして調べた結果を、できるだけ分かりやすくまとめてみます。


この記事の著者

10,000人以上の悩みに寄り添ってきたファッション悩み解決の専門家

TOMO

トモ

プロフィール

三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。


先に結論だけ知りたい人へ【30秒で読める要約】

まず結論から
お伝えします

「長い記事はちょっときついな」
「結論だけ先に知りたい」という人向けに、最初にざっくりまとめますね。

結論:walenodeはダサいブランドではないです

むしろ
「分かる人には刺さり過ぎるニット専業ブランド」
というのが、オタクとしての率直な感想です。

ただし、全員に勧められるかというと、それは別の話になります。

向いている人

向いている人

  • ロゴドンより素材とシルエットで勝負したい
  • セレクトショップが好きで、服を“道具”としても見ている
  • 少ない枚数を長く着たい
  • ヤクとかカシミヤとか、素材の話が好き
  • 年齢を重ねても着られる服を探している

向いていない人

向いていない人

  • 分かりやすいブランドロゴが好き
  • 一冬だけ着て、翌年はまた別のトレンドニットが欲しい
  • カラフルで写真映えする服をメインで集めたい
  • 価格はとにかく安いほうがいい

買うべきかどうかのざっくり結論

「メゾンニットも、国内高級ニットも一通り見たけど、もう少し“芯のある一枚”が欲しい」こう感じているなら、一度チェックしてみる価値はかなり高いブランドです。

逆に「今年の冬だけの雰囲気ニットが欲しい」という目的なら、別の選択肢のほうがいいかもしれません。

ここまで読んで、「ちょっと気になるな」と思ったら、この先はもう少し深い話をしていくので、よかったら付き合ってもらえたらうれしいです。


なぜあなたは「walenode ダサい」と検索したのか

ダサいと検索した
本当の理由

まず最初に、ここを一緒に整理しておきたいです。

「walenode ダサい」と検索した人の頭の中には、だいたいこんな感情が混ざっていると思うんですよね。

  • 高い服なのに、もしダサかったら嫌だ
  • ロゴもないしシンプルすぎて、逆に地味にならないか不安
  • セレクトショップで見かけたけど、正直よく分からなかった
  • おしゃれな人が着ているのは見るけど、自分が着たときに浮かないか心配
  • 周りから「それどこの?」と聞かれたときに説明できるか少し不安

ちょっと心当たりありませんか。

もうひとつ大きいのが
「値段がそれなりにする」という点だと思います。

セーターで4万円台から、パンツで6万円台。
普通に考えると、なかなか気軽にポチれる価格ではないですよね。

だからこそ、
「本当にその値段を払うだけの“説得力”があるのか」
ここを確かめたくて、検索しているのだと思います。

そしてもう一つ、オタクとして感じているのが、

分かる人にはすごく評価されているけれど、
まだ一般的な知名度はそこまで高くないブランド

というタイプに対する、独特の不安です。

「通っぽいのは分かる。
でも、自分が着ていて“痛くならないか”を知りたい」

このニュアンス、伝わりますかね。

この記事は、そんな不安を持っている人に向けて

  • 良いところ
  • イマイチかもしれないところ
    両方を書きながら、
    「それでも選ぶ意味があるかどうか」を一緒に考えていく、というスタンスで進めていきたいと思っています。

ここまで読んでみて、
あなたのモヤモヤに近い部分はありましたか。

もし「分かるかも」と少しでも感じたなら、
次のセクションからは、もう少し具体的に
「walenodeってどこのブランドなのか」
「どういう思想で物を作っているのか」
を一緒に見ていきましょう。

walenodeってどこのブランド?実は○○な日本ブランド

まず、ここをハッキリさせておきたいです。

WALENODE(ウェルノード)は
日本のニット専業ブランド です。

しかも、ただの国内ブランドではなくて、少し珍しい立ち位置のブランドなんですよね。


自社ファクトリーを持つ「ファクトリーブランド」

walenodeの大きな特徴のひとつが、
自社でニット工場を持っていること です。

これ、意外とすごいことで、

多くのブランドは
デザイン → 外注工場で生産
という流れなのですが、

walenodeは
企画・設計・編み・縫製・仕上げまでを自社で管理
している「ファクトリーブランド」なんです。

だから、

・編地をどうするか
・糸をどう選ぶか
・パターンをどうするか

このあたりを、かなり突き詰めたものづくりができるんですよね。

ここが、
「普通のセレクト系ブランド」と一線を画す理由のひとつです。


ブランド名に込められた意味

名前の「WALENODE」も、ちょっと面白くて。

  • Wale(ウェール)= 編み目の縦のライン
  • Node(ノード)= 結び目

この2つを組み合わせて、

糸と糸
人と人
時間と時間
を結びつけるニット

というコンセプトを掲げています。

こういう名前を聞くと「ちょっとポエティックすぎる」と感じる人もいるかもしれませんが、
オタク的には、実際のプロダクトがその思想にちゃんと追いついている のが面白いところです。


ヤクニットに特化した希少な国内ブランド

さらにいうと、
walenodeは「ヤク素材の高級獣毛ニット」に特化しているブランドです。

ヤクって、日本ではまだそこまで一般的な素材ではないんですが、

・チベット高原
・標高3000m以上
というかなり過酷な環境で育ったヤクの産毛を使ったニットです。

このヤクの産毛は
1頭からほんの数十グラムしか採れないと言われていて、
セーター一枚分に約4頭分使うとも言われています。

かなり希少性が高いですよね。

国内でこれを「メイン素材」にしているブランドって、実はかなり少ないです。


なぜセレクトショップが扱っているのか

引用 https://www.beams.co.jp

walenodeは、

  • BEAMS
  • EDIFICE
  • WISM
  • THE TOKYO
  • City Lights
  • MOONLOID

みたいな感度高めのセレクトショップで取り扱われています。

これってつまり、

バイヤーが実際に手に取って
「これはちゃんとしている」と判断している
ということでもあります。

正直、自分も最初はこのラインナップを見て、
「あ、これはただの新興ブランドじゃないな」
と一気に見る目が変わりました。


正直に語る|ダサいと思われる理由とその正体

プロがその正体
を徹底解説

ここはごまかさずにいきます。

walenodeが
「ダサい?」
と言われてしまう理由、いくつかあります。

ただ、オタク視点で見ると
そのほとんどは “勘違いされやすいポイント” だと思っています。


理由① ロゴがない=地味に見える

walenodeの服を見て、最初に多くの人が思うのがこれです。

「え、ロゴないの?」
「どこのブランドか分からなくない?」

最近はブランドロゴがデカく入ったアイテムも多いので、
それに慣れていると、確かに物足りなく感じるかもしれません。

でもこれは
ダサいというより “主張しない美学” なんですよね。

素材と編み、シルエットだけで勝負する。
そういう静かな方向のブランドです。

だから、
・パッと見のインパクト
・分かりやすいブランド感
を求めている人からすると、地味に映るのは正直なところです。


理由② 高いのに、まだ知名度が高くない

引用 https://musterwerk-osaka.com/

これもかなり大きいです。

1着4〜6万円のニットと聞くと、
「それならもっと有名なブランドの方が安心じゃない?」
と思う人も多いはずです。

walenodeは
知る人ぞ知るブランドなので、

・周りに着ている人が少ない
・ネットでも情報がそこまで多くない

この点が「不安要素」になるのも自然だと思います。

ただ一方で、
この「まだ広がりすぎていない感」こそが、
通好みの人たちに刺さっている理由でもあります。


理由③ シンプルすぎて魅力が伝わりにくい

これは完全に
写真だけでは魅力が伝わりにくいタイプの服 です。

walenodeのニットは、

・色が落ち着いている
・デザインがミニマル
・装飾がほぼない

なので、
インスタで一瞬見ただけだと
「普通のニット」に見えてしまう可能性が高いと思います。

でも実際は、

・編み目の立体感
・糸の表情
・着たときの落ち感

みたいな“触らないと分からない良さ”の塊なんですよね。


ダサいの正体は「ミスマッチ」

ダサいの正体は「ミスマッチ」

ここまで見てくると分かると思いますが、

walenodeがダサいと言われる場合の多くは
「ブランドの思想」と「見る側の期待」がズレていることが原因です。

  • 目立ちたい人
  • 分かりやすい高級感が欲しい人
  • トレンドを楽しみたい人

こういう志向だと、正直あまりハマらないかもしれません。

逆に、

  • ロゴより中身
  • トレンドより構造
  • 量より質

こういう価値観に近づいてきた人ほど、
刺さり始めるブランドだと思っています。

それでも評価され続けるリアルな理由

評価され続ける
リアルな理由

「正直、地味に見えるのに、なぜこんなに評価されているのか」

ここが、walenodeの一番面白いところだと思っています。


セレクトショップのバイヤーが手放さない理由

まず、個人的に重要だと思うのがこれです。

walenodeは、
一過性ではなく、毎シーズン継続して取り扱われているブランドです。

これって実は、かなり大きいポイントで。

セレクトショップって、
正直めちゃくちゃシビアなんですよね。

売れなければ、普通に切られます。

でもwalenodeは、

・BEAMS
・EDIFICE
・WISM
・THE TOKYO
・City Lights
・MOONLOID

このあたりのショップで
毎シーズン展開が続いている

ということは、
売上・評価・完成度
このどれかが欠けていたら成立しない世界なんです。

だからここは、オタクとしてかなり信頼しています。


「型数を増やさず、1型を磨き続ける」異常なこだわり

walenodeの姿勢で、個人的に一番好きなのがここです。

多くのブランドは
新作型をどんどん増やします。

でもwalenodeは、

型数を増やすより
一型を完成させることに時間を使う

という考え方なんですよね。

たとえば
Innocent YAK Shetland sweater なんかは、
毎シーズン微調整しながら提案され続けている定番です。

これって、
“出来上がったから終わり”
じゃなくて、

「もっと良くできる余地がある」
と本気で思っているブランドだからこそできることだと思います。


着る人の”生活”まで考えているニット

・軽くて疲れにくい
・毛玉ができにくい
・長く着られる
・ケアも比較的ラクなモデルがある

こういう “生活寄り”の設計 なんですよね。

たとえば、

ヤクは
・カシミヤに匹敵する保温性
・でも摩耗に強い
・毛玉になりにくい

という特性があります。

オタク的に言うと、
「贅沢だけど、ちゃんと合理にも寄っている」
ここがかなり評価されている理由だと思っています。


「静かなラグジュアリー」との相性の良さ

ここ数年のトレンドに、

「静かなラグジュアリー」
「タイムレス」
「ロゴより本質」

という流れがあるじゃないですか。

walenodeって、まさにこの文脈ド真ん中なんですよね。

・ロゴなし
・装飾過多なし
・素材と構造で勝負

なので、
「分かる人にだけ分かる服」を探している層に
じわじわ刺さっている印象があります。


【購入前に必読】walenodeがハマる人・微妙な人

walenodeが
ハマる人

ハマらない人

ここは、かなり正直に書きます。

「好きかもしれない」でも
「買って後悔するかどうか」はまた別なので、
その線をできるだけリアルに整理したいです。


walenodeがかなりハマる人

walenodeが
ハマる人

以下に当てはまるなら、かなり相性は良いと思っています。

・30代以降で、服の選び方が少し変わってきた
・ロゴやトレンドより、素材や作りが気になり始めた
・安い服をたくさん買うのが、少し疲れてきた
・「一生これ着たい」みたいな服に出会ってみたい
・セレクトショップに行くのが好き
・ヤクやカシミヤなど、素材オタクの匂いが少しする

ひとつでもピンときたなら、
感性としてはかなり近いと思います。


walenodeが微妙かもしれない人

買って後悔する人

逆に、ここに多く当てはまるなら、
正直あまり無理に勧めたくありません。

・服はそのシーズンごとに気分で買いたい
・ロゴや分かりやすいブランド感が好き
・派手な色や分かりやすいトレンドが欲しい
・服はなるべく安く抑えたい
・ニットは「消耗品」だと思っている

この感覚に近い場合は、
他の選択肢の方が、満足度は高くなる可能性が高いです。


買って後悔しない人の特徴

買って後悔しない人の特徴

個人的に見てきた中で、

「walenodeで後悔しない人」

には共通点があります。

それは、

服を“買い物”ではなく
“付き合い”として考えられる人

です。

季節が変わっても
クローゼットに残しておきたくなるか。

数年後も
「これ、やっぱりいいな」と思えそうか。

そんな視点で見られる人には、
かなり良いパートナーになる服だと思っています。


ヤクニットって何がすごい?素材の本音解説

ヤクの魅力を
プロが徹底解説

正直に言います。
walenodeの魅力は、デザインよりもまず 素材オタク仕様 です。

ここを理解しないと、このブランドの本当の価値は見えてこないと思っています。


ヤクって、そもそも何がそんなにすごいのか

まず「ヤク」という動物について。

ヤクは
チベット高原など標高3000〜5000m級の
かなり過酷な環境で生息しています。

・極寒
・強風
・酸素が薄い

そんな場所に耐えるために、
毛の構造そのものがかなり特殊なんですよね。

ヤクの産毛は、

・繊維が細い
・繊維の中が空洞
という特徴があります。

これがどういうことかというと、

軽いのに
空気をたっぷり含んで
保温性がものすごく高い

という性質になるわけです。


カシミヤ以上と言われる理由

引用 https://senken.co.jp/posts/180127-sapli

よく比較されるのが「カシミヤ」ですが、
ヤクはカシミヤにかなり近い、もしくはそれ以上と言われる部分もあります。

感覚的な特徴としては、

・暖かさ:カシミヤ並み〜それ以上
・耐久性:ヤクのほうが上
・毛玉の出にくさ:ヤクのほうが出にくい傾向
・通気性:蒸れにくい

このあたりが挙げられます。

特に、
「暖かいのにムレにくい」
という点は、着てみて初めて分かる魅力なんですよね。

冬って、屋外は寒いけど
屋内は暑いじゃないですか。

ヤクニットは、この温度変化がある環境でも
わりと快適に過ごせるのが面白いところです。


チクチク問題についての本音

よくある質問の「チクチクしないのか問題」ですが。

結論からいうと
かなり少ない方だと思います

ただし、これは個人差もあります。

個人的な体感としては、

・素肌に着ても気にならない人が多い
・インナーを一枚挟めばほぼ気にならない

このあたりです。

少なくとも
安価なウールニットのようなチクチク感とは
全く別物と思ってもらった方がいいと思います。


毛玉は本当にできにくいのか

引用 https://factstory.jp

これもかなり質問されますが、
ここはわりと胸を張って言えます。

ヤクの性質上、
かなり毛玉はできにくい部類 です。

もちろんゼロにはなりませんが、

・腕の内側
・バッグが当たるところ

など、擦れやすい場所でも
他のニットに比べて発生しにくい印象があります。

そのうえで
ブラッシングなど簡単なケアをしていれば、
かなりきれいな状態で長く着られると思います。


サイズ感・着用感のリアル

ここ、ニット選びで一番トラブルが起きやすいところなので、
少し丁寧に書きますね。


サイズ表記が1,2なのはなぜか

引用 https://the-tokyo.jp

walenodeの多くのアイテムは
S・M・Lではなくて

「1」「2」
という表記になっています。

これは、

サイズ数を増やすよりも
一つ一つのサイズを練り込む

という思想から来ているっぽいです。

そのため、

1だから小さい
2だから大きい

という単純な話ではなく、
シルエット込みで考えるサイズ だと思ったほうがいいです。


実寸をどう見るか

大事なのは
身幅と肩幅

サイズ選びでミスりやすい人は、
「表記サイズ」だけで判断してしまうケースが多いです。

ここでおすすめなのは、

・自分の持っているニットの実寸を測る
・walenodeの商品ページの実寸を見る
・身幅、着丈、袖丈を比較する

これだけでも、かなり失敗率は下がります。

特に注目してほしいのは
身幅と肩幅 です。

walenodeは
ゆったりしすぎず
タイトすぎず

バランスのいいシルエットが多いので、
数字の印象より「着たときの雰囲気」を想像することが大事だと思います。


着用感は「軽いのに安心感がある」

軽いのに
安心感がある

実際に着たときの感覚としては、

・見た目より軽い
・でも生地の安心感はしっかりある
・体に程よくなじむ

このあたりが特徴的です。

特にヤクニットは、

「重そうに見えるのに、意外と軽い」
ここで驚く人がかなり多い印象があります。


体型別に見る選び方の目安

体型別の
選び方の目安

ざっくりですが、

・身長170cm前後の細身体型 → サイズ1がしっくり来る場合が多い
・身長175cm以上 or 肩幅広め → サイズ2が安心なことが多い

こういう目安はありますが、
体型や好みのシルエットによってかなり変わるので、

「オーバー目に着たいのか」
「ジャストで着たいのか」

この好みを一度考えてから選ぶほうが、失敗しにくいです。

実際に着た人のリアルレビュー

実際に着た人の
リアルレビュー

ここはオタクとして一番熱量が入りやすいところかもしれません。

スペックだけではなく、
「着たときにどう感じるのか」
ここをできるだけ言葉にしていきますね。


暖かさに関するリアルな声

まず、かなり多いのがこれです。

「想像していたより、かなり暖かい」

ヤクニットって、正直に言うと
見た目ですぐ暖かさが伝わるタイプではないんですよね。

でも実際に着ると、

・風をかなり防いでくれる
・コートを着る時間が遅くなる
・室内に入ったときのストレスが少ない

このあたりを体感する人が多い印象です。

特に、
朝の通勤や外に長くいる日なんかは
「これで良かったな」と感じやすいと思います。


肌触りに関する本音

ヤクと聞くと、
「ゴワつきそう」とイメージされがちですが、

着た人の多くが最初に言うのは
「思ってたより全然滑らか」
という感想です。

もちろん、
超高級カシミヤのトロトロ感とは少し方向性が違って、

ヤクは
・少しドライ
・でも柔らかい
・そして自然な質感

というイメージに近いですね。

個人的には
「あ、これは化学的な柔らかさじゃないな」
と感じる質感です。


見た目の変化に関するリアル

見た目の変化に
関するリアル

数ヶ月〜1年くらい着ている人の話でよく出るのが、

「育っていく感じがある」

という言葉です。

新品のときは
・少しハリがある
・少し固さが残っている

それが着るほどに
体に馴染んで、少しずつ落ち感が出てくるんですよね。

この変化を
「劣化」と感じるか
「味」と感じるか

ここで評価が分かれると思います。

個人的には
この“育つ感覚”が、かなり好きです。


逆に「微妙だった」という声もある

正直
「微妙だった」という声もある

良いことだけを書くと信頼が下がるので、
あえて微妙だった声も書きますね。

よく聞くのは、

・サイズ選びを間違えた
・思ったより地味に感じた
・価格に対して期待値が上がりすぎていた

このあたりです。

特に
サイズミスによる満足度の低下は
かなり大きいので、
ここは本当に慎重に考えた方が良いと思っています。


他の高級ニットとのリアル比較

他の高級ニット
とのリアル比較

ここはオタク目線で、かなり正直に言いますね。

walenodeって、
「高級ニット」のカテゴリに入るのは間違いないですが、

完全に同じ土俵のブランドは
意外と少ない気がしています。


海外メゾン系ニットとの比較

例えば、

・ロロ・ピアーナ
・エルメス
・ブルネロ・クチネリ

こういう超メゾン系ニットと比べるとすると、

正直、
素材のラグジュアリー感ではメゾンが上です。

ただし、

・価格帯
・扱いやすさ
・日常に落とし込めるか

このあたりでは walenode の方が「現実的」だと思っています。

メゾンニットは
どうしても着る場所を選ぶ場合がありますが、

walenodeは
日常に溶け込ませやすい高級ニット
という印象です。


国内高級ニットブランドとの比較

日本の高級ニットで言うと、

BATONER
crepusculeなど

このあたりが比較対象になりやすいですが、

walenodeはこの中でも
かなり「素材寄り」だと思っています。

特にヤクという素材に
ここまで振り切っているのは、かなり珍しいです。

BATONERは完成度の高い均整
crepusculeはモード寄り

とすると、

walenodeは
素材フェチ寄りのラグジュアリー路線
という感じですね。


価格帯と満足度のバランス

例えば
同じ5万円台のニットで感じる満足度という点で言うと、

・ロゴが欲しい人
・分かりやすいブランド感が欲しい人

には、他の選択肢が刺さると思います。

ただ、

・素材の質
・編みの完成度
・経年の変化

このあたりを重視する人にとっては、
価格に対する満足度はかなり高くなるブランドだと感じています。

初心者向けおすすめアイテム3選

プロが選ぶ
おすすめアイテム3選

walenode、気になるけど
「どれから手を出せばいいか分からない」と感じていませんか。

ここ、かなり多い悩みだと思うんです。

なので今回は
初めてのwalenodeとして失敗しにくい3つ をピックアップしますね。


① Innocent YAK Shetland Sweater

まず圧倒的に最初に挙げたいのがこれです。

walenodeの中でも
いわば「顔」と言える存在ですね。

このモデルの何が良いかというと、

・ヤクの魅力が一番ストレートに味わえる
・クセが少なくてコーデに取り入れやすい
・毎シーズン微調整され続けている完成度

この3つです。

シルエットは
いわゆる“程よくゆとりのあるシェットランド型”なので、

・シャツの上にも着られる
・ロンTの上でも様になる
・アウターの中にも収まりやすい

と、かなり汎用性が高いです。

「最初の一枚」としては、かなり間違いが少ないと思います。


② Circular Knitting Pants(ヤクニットパンツ)

ここでパンツを挙げるのは意外に思われるかもしれませんが、
実はこのパンツ、かなり完成度が高いです。

ニットパンツって聞くと、

「部屋着っぽくならない?」
「だらしなく見えない?」

と不安になる人も多いですよね。

でもこのモデルは
編みとパターンがうまく設計されているので、

・リラックス感はある
・でもシルエットは綺麗
・街着として成立する

というバランスに仕上がっています。

個人的には
「真冬の休日はこればかり履いてしまう」
そんなパンツです。


③ シルクカシミヤ・ブレンドニット

ヤク100%だと少しハードルが高いという人には、
他素材のミックスニットもおすすめです。

例えば、

・ウール × シルクカシミヤ

モデルは、

・カシミヤの滑らかさ
・シルクのしなやかさ

それぞれの良いところをバランスよく味わえる仕上がりです。

「高級ニットってこんなに違うのか」と
体感しやすい入り口にもなると思っています。


コーディネート実例|こう着ると一気に垢抜ける

プロが教える
速攻垢抜けコーデ

ここ、かなり重要なんですよね。

せっかく良いニットでも、
着方を少し間違えると
一気に「普通」になってしまうので。


ケース① 仕事でも使うなら

引用 https://wear.jp/edifice01/24810941/

例えば、平日の仕事スタイル。

・Innocent YAK Shetland Sweater
・スラックス
・レザーシューズ

これだけで、かなり「余裕のある大人」感が出ます。

シャツを中に着て
襟を少し覗かせるだけでも、
かなり印象が変わりますよね。

ここでポイントになるのが
色合わせです。

walenodeのニットは
ベージュ、ブラウン、ネイビー、グレーなど
落ち着いた色味が多いので、

パンツも
・グレー
・チャコール
・ネイビー

こういったトーンで揃えると
かなり統一感が出やすいです。


ケース② 休日のリラックスコーデ

引用 https://wear.jp/edifice01/24705643/

休日は少し力を抜いて、

・walenodeのニット
・デニム or チノパン
・スニーカー

こんな感じもおすすめです。

ヤクニット自体に
自然な風合いがあるので、

・古着のデニム
・生成りのチノ

こういったアイテムとも
かなり相性がいいです。

一気に
「わざとらしくないおしゃれ」
という空気感になります。


ケース③ アウターとの重ね方

引用 https://wear.jp/kaka1215/25144662/

真冬になってくると
アウターとの相性も気になりますよね。

walenodeは、

・ステンカラーコート
・チェスターコート
・ミリタリー系コート

このあたりとかなり相性が良いです。

ニットに強い表情があるので、
アウターはシンプルなほうが
全体のバランスが取りやすいと思います。

洗濯・ケア・長持ちさせる方法

洗濯・ケア・
長持ちさせる方法

「一生もの」にするためのリアルな話

ここは絶対に避けて通れない部分ですよね。
せっかくwalenodeを買うなら、
できるだけ長く着たいと思いませんか。

ヤクニットは強い素材といっても、
ケア次第で寿命がかなり変わります。

なので、TOMOが実際に意識しているケア方法を
できるだけリアルに共有しますね。


基本は「洗いすぎない」が正解です

基本は
「洗いすぎない」

まず大前提として、
ニットは毎回洗うものではないと思ってください。

・着たらすぐ洗う
・臭くなってなくても洗う

これは正直、かなりダメージが大きいです。

基本は、

・数回着用したら風通しの良い場所で陰干し
・ニオイが出てきたら軽くスチーム

これで充分なんですよね。

意外と「洗わない勇気」が
いちばん大事かもしれません。


家庭洗濯が可能なモデルの場合

バソラン加工などで
家庭洗濯OKのモデルもありますが、

それでも、
ガンガン洗濯機に入れるのはおすすめしません。

どうしても洗う場合は、

・ネットに入れる
・おしゃれ着洗いモード
・脱水は短め

この3つは最低限守ると安心です。

そして干すときは
ハンガーではなく、平干しが基本です。

ハンガー干しすると
肩が伸びてしまうので、
ここだけは注意してくださいね。


毛玉対策とブラッシング

引用 https://factstory.jp

ヤクは毛玉ができにくいと言われますが、
ゼロではありません。

特に腕の内側や脇あたりは
どうしても擦れます。

毛玉が出てきた場合は、

・無理に引っ張らない
・毛玉取り器は優しく使う
・馬毛ブラシで軽く整える

この流れがおすすめです。

ブラッシングをするだけでも
ニットの表情がかなり変わりますよ。


オフシーズンの保管方法

シーズンが終わったときは、

・しっかり乾燥させる
・畳んで収納する
・防虫剤を一緒に入れる

これだけで全然違います。

ハンガーで吊るしたまま夏を越すと
ニットには結構ストレスになるので、
ここは注意してあげたいところですね。


結論|それでもwalenodeを選ぶ理由

「他の選択肢があっても、戻ってくる場所」

ここまでかなり語ってきましたが、
改めて。

なぜ自分が
walenodeにここまで惹かれているのか、
少し個人的な話も交えながらまとめてみますね。


ただ暖かいだけじゃない

正直、
暖かいニットなら他にもあります。

でもwalenodeは、

・暖かい
・軽い
・静かに美しい
・着る人の空気まで整う

このバランスが、かなり特別なんです。

着ると
「自分の姿勢まで少し良くなる」
そんな感覚があるんですよね。


消費じゃなく、選択になる

いまって、
服が“消費”になりやすい時代じゃないですか。

でもwalenodeは、
「今日はこれを選ぶ」
という感覚に近いです。

服なのに、
ちょっと思考が入る。

この感覚を楽しめる人には、
かなりフィットするブランドだと思っています。


長く付き合える相棒になる

流行りに強く寄らないので、
5年後、10年後に見たときも
きっと大きく古びない。

それって
結構すごくないですか。

クローゼットを開けたときに
「まだ全然いけるな」と思える服。

そういう存在になれるのは
なかなかありません。


よくある質問Q&A

よくある質問
Q&A

購入前によくある不安に答えます

最後に、
よく聞かれる質問に答えておきますね。

これ、購入前のモヤモヤ解消に
かなり重要だと思っています。


Q1. walenodeって正直ダサくないですか?

正直に言うと、
派手さを求めている人には刺さらないと思います。

ただ、
「分かる人には分かる服」を求めているなら、
むしろかなり良い選択肢です。

ロゴで主張しない分、
素材と空気感で勝負しているブランドです。


Q2. ヤクってチクチクしませんか?

個人的な感覚では、
カシミヤに近いか、それ以上に滑らかだと感じています。

もちろん個人差はありますが、
「想像していたより全然大丈夫」という声は
かなり多いです。


Q3. サイズ感が分かりにくいです

これは確かにあります。

サイズ展開が
1、2などシンプルなので、

・着丈
・身幅
・肩幅

この3つを
自分が持っている服と比べるのがおすすめです。

通販の場合は
実寸と着用画像をしっかり確認すると
失敗しにくくなります。


Q4. 高い買い物ですが後悔しませんか?

これは正直に言いますね。

「なんとなく」で買うと後悔します。
でも
「ちゃんと納得して」買うと
かなり満足度は高いと思います。

少なくともTOMOは
買ったあとに
後悔したことは今のところありません。


この記事の著者

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トモ

プロフィール

三度の飯より服が好きな服マニアのブロガーのtomoです。 このブログを通じて、ファッションの魅力をどこよりも詳しくわかりやすく解説しています。 いま気になるブランドやアイテムを買うかどうかで悩んでいる人は多くいます。 そこで、今まで服に使った金額が「1000万超え」の私のこれまでの経験と実体験をもとに200以上のブランドをブログで解説しています。 今では月に3万人以上に読まれているブログとなっています。

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