【知らなきゃ恥ずかしい!?】コートの生地知ってますか??代表的な冬のウール生地3兄弟!

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今年はコートが、気になっているtomoです!

コートが店頭にで始めると、商品名に生地の名前がついたコートがよくあります。商品名に書いてあるけど、結局どんな生地なんだろうと思ったことはないですか?

今回はその中でも、代表的で同じような生地を3兄弟に見立ててご紹介します。

以前にこちらこちらも解説してますので、是非ご覧下さいね。

目次

・長男 メルトン

・次男 モッサ

・3男 ビーバー

・まとめ

・長男 メルトン

基本的には、太めのウールの糸を使って平織り、もしくは綾織りした毛織物。厚地で暖かみのある感触が特徴。

工程は、織りあげた後に、強く縮絨(組織を緻密にすること)をする。その後、起毛はさせず、表面の毛羽を短く刈り上げる。

繊維を緻密にすることで堅牢性も高まりつつ、風を防ぎ、保温力も備えた生地の為、コートによく使われるのです。

豆知識ですが、名前の由来は諸説あるが、この織物を最初に考案した、ハロー・メルトンの名前からとったという説が有力です。

・次男 モッサ

苔のような見た目とふんわりとした触感が特徴の紡毛織物。メルトンに比べ、やわらかな触り心地で、厚みはあるが、見た目より軽い。

メルトンと同様に生地を縮絨させる。ここからが変わってくる。メルトンは起毛させなかったが、モッサは起毛させて、その毛羽を短く刈りそろえる仕上げをする。

なので、苔のようなふわっふわっな触り心地が生まれる。

名前の由来は、苔(moss)から来ていて、モッサは日本の造語で、モッサーともいう。

・3男 ビーバー

やや長めの毛羽で覆われていて、ビーバーの毛皮のような手触りと風合いを持つ紡毛織物。

こちらもメルトンと同様生地を縮絨させる。その後、起毛して長い毛羽を出す。それを一定の長さに刈りそろえて、プレスして縦方向に寝かせる。

メルトンやモッサよりも、優しい光沢が生まれ、手間が多くかかる為、値段はメルトンやモッサよりは高くなる。

名前の由来は、お気づきだと思うが、動物のビーバーの毛皮に似ているところからきている。

・まとめ

この3兄弟は同じような縮絨させる生地でも、見た目の印象や手触りは大きく変わってきます。

メルトンは丈夫な肉厚な雰囲気、モッサはふわっと柔らかい雰囲気、ビーバーは優しい光沢のある上品な雰囲気となります。

商品タグでこの三兄弟を見かけたら、是非触って、試着して違いを確かめて欲しいです。

3兄弟のコートをどうぞ〜

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